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公開番号2024170007
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-06
出願番号2023086913
出願日2023-05-26
発明の名称電気接続箱
出願人愛三工業株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類H02G 3/16 20060101AFI20241129BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】ネジを用いずにバスバーを位置決めすることができる技術を提供する。
【解決手段】電気接続箱は、金属製のバスバーと、バスバーの少なくとも一部を収容する筐体と、を備えている。バスバーは、筐体に収容される部分において筐体側に凸になる第1凸部を備えていてもよい。筐体は、バスバーに面する樹脂製の第1部材と、第1部材に設けられている第1孔部又は第1凹部であって第1凸部が挿入される第1孔部又は第1凹部とを備えていてもよい。第1凸部が第1孔部又は第1凹部に挿入されることによりバスバーが筐体に対して位置決めされてもよい。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
金属製のバスバーと、
前記バスバーの少なくとも一部を収容する筐体と、を備え、
前記バスバーは、前記筐体に収容される部分において前記筐体側に凸になる第1凸部を備え、
前記筐体は、前記バスバーに面する樹脂製の第1部材と、前記第1部材に設けられている第1孔部又は第1凹部であって前記第1凸部が挿入される前記第1孔部又は前記第1凹部とを備え、
前記第1凸部が前記第1孔部又は前記第1凹部に挿入されることにより前記バスバーが前記筐体に対して位置決めされる、電気接続箱。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電気接続箱であって、
前記筐体は、前記第1部材を介して前記バスバーと反対側に位置する金属製の第2部材を備え、
前記第1凸部は、前記第1部材に設けられている前記第1孔部に挿入され、その先端部が前記第2部材に当接する、電気接続箱。
【請求項3】
請求項2に記載の電気接続箱であって、
前記第2部材は、接地電位に電気的に接続されている、電気接続箱。
【請求項4】
請求項1に記載の電気接続箱であって、
前記第1凸部は、前記第1部材に設けられている前記第1孔部に挿入され、その先端部が前記筐体の外部に露出する、電気接続箱。
【請求項5】
請求項1に記載の電気接続箱であって、
前記筐体は、前記バスバーが収容される部分において前記第1部材に設けられている第2凸部であって前記バスバー側に凸になる前記第2凸部を備え、
前記バスバーは、前記第2凸部が挿入される第2孔部又は第2凹部を備え、
前記バスバーの前記第1凸部が前記筐体の前記第2凸部よりも前記バスバーの長手方向の先端側に位置する、電気接続箱。
【請求項6】
請求項1に記載の電気接続箱であって、
前記バスバーは、平面視において屈曲部を備え、
前記バスバーの前記第1凸部は、前記屈曲部に設けられている、電気接続箱。
【請求項7】
金属製のバスバーと、
前記バスバーの少なくとも一部を収容する筐体と、を備え、
前記筐体は、前記バスバーが収容される部分において前記バスバー側に凸になる凸部を備え、
前記バスバーは、前記凸部が挿入される孔部又は凹部を備え、
前記凸部が前記孔部又は前記凹部に挿入されることにより前記バスバーが前記筐体に対して位置決めされる、電気接続箱。
【請求項8】
請求項7に記載の電気接続箱であって、
前記筐体は、前記バスバーに面する樹脂製の第1部材と、前記第1部材を介して前記バスバーと反対側に位置する金属製の第2部材とを備え、
前記凸部は、前記第2部材に設けられており、前記第1部材を貫通して前記バスバーの前記孔部又は前記凹部に挿入される、電気接続箱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示する技術は、電気接続箱に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に電気接続箱が開示されている。特許文献1の電気接続箱は、内部にバスバーが埋設されたバスバー埋設基板と、バスバー埋設基板を収容する筐体と、筐体の開放口を覆う放熱部材とを備えている。バスバー埋設基板は放熱部材にネジにて固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-101130号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の構成では、バスバー埋設基板を放熱部材に固定するためのネジが必要なので部品点数が増加する。また、ネジ孔の加工も必要となる。本明細書は、ネジを用いずにバスバーを位置決めすることができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本技術の第1の態様では、電気接続箱が、金属製のバスバーと、前記バスバーの少なくとも一部を収容する筐体と、を備えている。前記バスバーは、前記筐体に収容される部分において前記筐体側に凸になる第1凸部を備えていてもよい。前記筐体は、前記バスバーに面する樹脂製の第1部材と、前記第1部材に設けられている第1孔部又は第1凹部であって前記第1凸部が挿入される前記第1孔部又は前記第1凹部とを備えていてもよい。前記第1凸部が前記第1孔部又は前記第1凹部に挿入されることにより前記バスバーが前記筐体に対して位置決めされてもよい。
【0006】
この構成によれば、バスバーの第1凸部が筐体の第1孔部又は第1凹部に挿入されることによりバスバーが筐体に対して位置決めされるので、ネジを用いずにバスバーを位置決めすることができる。
【0007】
第2の態様では、上記第1態様において、前記筐体は、前記第1部材を介して前記バスバーと反対側に位置する金属製の第2部材を備えていてもよい。前記第1凸部は、前記第1部材に設けられている前記第1孔部に挿入され、その先端部が前記第2部材に当接してもよい。この構成によれば、バスバーの熱を金属製の第2部材に逃がすことができる。これにより、バスバーの熱を第2部材を介して放熱することができる。
【0008】
第3の態様では、上記第2の態様において、前記第2部材は、接地電位に電気的に接続されていていてもよい。この構成によれば、バスバーにおける電位を安定させることができる。
【0009】
第4の態様では、上記第1の態様において、前記第1凸部は、前記第1部材に設けられている前記第1孔部に挿入され、その先端部が前記筐体の外部に露出してもよい。この構成によれば、バスバーの熱を第1凸部を介して筐体の外部に放熱することができる。
【0010】
第5の態様では、上記第1から第4の態様のいずれか一つにおいて、前記筐体は、前記バスバーが収容される部分において前記第1部材に設けられている第2凸部であって前記バスバー側に凸になる前記第2凸部を備えていてもよい。前記バスバーは、前記第2凸部が挿入される第2孔部又は第2凹部を備えていてもよい。前記バスバーの前記第1凸部が前記筐体の前記第2凸部よりも前記バスバーの長手方向の先端側に位置してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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