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公開番号2024169645
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2024165699,2022031121
出願日2024-09-24,2022-03-01
発明の名称通信装置、印刷装置、その制御方法、プログラム及び記憶媒体
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B41J 29/38 20060101AFI20241128BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】 無線通信における利便性の向上が求められていた。
【解決手段】 通信装置であって、
外部APを介して無線通信を実行する第1モードで外部APからキャリアセンスの実行に関する情報を含むIEEE802.11規格に準拠した第1トリガーフレームを受信する受信手段と、
前記第1トリガーフレームにキャリアセンスを実行することを示す情報が含まれる場合、キャリアセンスを実行してからデータを送信する第1通信手段と、
外部APを介さずに無線通信を実行する第2モードで前記第2モードの無線通信において利用される通信チャネルを決定する親局として前記通信装置が動作する場合、キャリアセンスを実行することを示す情報が含まれるIEEE802.11規格に準拠した第2トリガーフレームを前記親局に接続されている子局の装置に対して送信することなく前記子局の装置と通信する第2通信手段と、を有する。
【選択図】 図9
特許請求の範囲【請求項1】
通信装置であって、
前記通信装置の外部の外部アクセスポイントを介して無線通信を実行する第1モードと、前記通信装置の外部の外部アクセスポイントを介さずに無線通信を実行する第2モードとの少なくとも一方を有効化するように制御する制御手段と、
前記第1モードが有効化されている状態で前記通信装置の外部の外部アクセスポイントからキャリアセンスの実行に関する情報を含むIEEE802.11規格に準拠した、ULデータの送信のための第1トリガーフレームを受信する受信手段と、
前記第1トリガーフレームにキャリアセンスを実行することを示す情報が含まれる場合、キャリアセンスを実行してからデータを送信する第1通信手段と、
前記第2モードが有効化されている状態で前記第2モードの無線通信において利用される通信チャネルを決定する親局として前記通信装置が動作する場合、キャリアセンスを実行することを示す情報が含まれるIEEE802.11規格に準拠した第2トリガーフレームを前記親局に接続されている子局の装置に対して送信することなく前記子局の装置と通信する第2通信手段と、を有することを特徴とする通信装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記第1通信手段は、前記第1モードと前記第2モードの双方が有効化されている状態でキャリアセンスを実行することを示す情報が含まれる前記第1トリガーフレームを受信した場合、キャリアセンスを実行してからデータを送信することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記第2通信手段は、前記第1モードと前記第2モードの双方が有効化されている状態でキャリアセンスを実行することを示す情報が含まれる前記第1トリガーフレームを受信した場合でも、キャリアセンスを実行することを示す情報が含まれる前記第2トリガーフレームを前記子局の装置に対して送信することなく前記子局の装置と通信することを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
【請求項4】
前記第2通信手段は、前記第2モードが有効化されている状態で、キャリアセンスを実行することを示す情報が含まれない前記第2トリガーフレームを前記子局の装置に対して送信して前記子局の装置と通信することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
【請求項5】
前記第2通信手段は、前記第2モードが有効化されている状態で、キャリアセンスを実行しないことを示す情報が含まれている前記第2トリガーフレームを前記子局の装置に対して送信して前記子局の装置と通信することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。
【請求項6】
原稿をスキャンすることでスキャンデータを取得する読取手段を更に有し、
前記第1通信手段は、前記キャリアセンスを実行し、センシングされたエネルギーが閾値未満であると判定した場合、前記第1トリガーフレームによって前記通信装置に割り当てられた1または複数のリソースユニットを用いて前記スキャンデータを送信することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。
【請求項7】
前記第1トリガーフレーム及び前記第2トリガーフレームは、IEEE802.11axのTrigger frameであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通信装置。
【請求項8】
前記第2トリガーフレームは、前記子局の装置に割り当てられるResource Unitおよび周波数帯域の広さを特定する情報を含むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の通信装置。
【請求項9】
前記第2トリガーフレームは、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)を用いた当該通信装置への無線リソースの割当に関する情報を含むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の通信装置。
【請求項10】
前記第2トリガーフレームは、前記子局の装置から当該通信装置にデータを送信する際に用いるリソースユニットを特定する情報として、1または複数のリソースユニットの割り当てに関する情報を含むことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の通信装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通信装置、印刷装置、その制御方法、プログラム及び記憶媒体に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
画像形成装置がアクセスポイントを介してインフラストラクチャモードによる無線通信と、アドホックモードによる無線通信を並行して実行可能である技術が特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-19487号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、無線通信は様々なケースで使用されており、利便性の高い無線通信の提供が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、
通信装置であって、
前記通信装置の外部の外部アクセスポイントを介して無線通信を実行する第1モードと、前記通信装置の外部の外部アクセスポイントを介さずに無線通信を実行する第2モードとの少なくとも一方を有効化するように制御する制御手段と、
前記第1モードが有効化されている状態で前記通信装置の外部の外部アクセスポイントからキャリアセンスの実行に関する情報を含むIEEE802.11規格に準拠した、ULデータの送信のための第1トリガーフレームを受信する受信手段と、
前記第1トリガーフレームにキャリアセンスを実行することを示す情報が含まれる場合、キャリアセンスを実行してからデータを送信する第1通信手段と、
前記第2モードが有効化されている状態で前記第2モードの無線通信において利用される通信チャネルを決定する親局として前記通信装置が動作する場合、キャリアセンスを実行することを示す情報が含まれるIEEE802.11規格に準拠した第2トリガーフレームを前記親局に接続されている子局の装置に対して送信することなく前記子局の装置と通信する第2通信手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、より効率的な無線通信技術を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態におけるシステム構成の一例を示す図である。
(A)携帯端末のハードウェア構成の一例を示す図である。(B)画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
アクセスポイントの機能構成の一例を示す図である。
本実施形態における通信処理の一例を示す図である。
フレーム構成の一例を示す図である。
フレーム構成の一例を示す図である。
フレーム構成の一例を示す図である。
本実施形態における通信処理の一例を示す図である。
画像形成装置において実行されるフローチャートを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本実施形態は一例に過ぎず、構成要素、処理ステップ、表示画面等の具体的な例は、特段の記載の無い限り、本発明の範囲をそれらに限定することを意図していないことに留意されたい。
【0009】
(システム構成)
図1に、本実施形態に係るシステムの構成例を示す。本システムは、一例において、複数の通信装置が相互に無線で通信可能な無線通信システムである。図1の例では、アクセスポイント131、MFP151、携帯端末101を含む。なお、携帯端末101は、携帯端末101の一例であり、ノートパソコンまたはスマートフォンである。
【0010】
MFP151は、印刷機能、読取機能(スキャナ)、FAX機能等を有している。また、本実施形態のMFP151は、101と無線通信可能な通信機能を有する。また、本実施形態では一例としてMFP151が用いられる場合について説明するが、これに限られない。例えば、MFP151の代わりに、ファクシミリ装置、スキャナ装置、プロジェクタ、シングルファンクションの印刷装置が用いられてもよい。MFPは、Multi Function Peripheral(多機能周辺機器)の略語である。なお、本実施形態では、印刷機能を備える装置を画像形成装置と呼ぶこともある。
(【0011】以降は省略されています)

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