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公開番号
2024179228
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023097911
出願日
2023-06-14
発明の名称
画像処理装置とその制御方法、及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20241219BHJP(計算;計数)
要約
【課題】四隅に細線が描かれている画像をプレビュー表示する際、その画像をプレビュー表示用の解像度に変換して表示させると、実際に印刷される画像とプレビュー画像とが一致しない場合がある。
【解決手段】画像処理装置であって、印刷対象の画像の印刷解像度に基づく縦或いは横方向の印刷画素数を取得し、前記画像のプレビュー表示の解像度に基づく縦或いは横方向のプレビュー画素数を取得する。そして前記プレビュー画素数に基づいて前記画像のプレビューを生成する。そして前記印刷画素数が整数であるか、及び前記プレビュー画素数が整数であるかに基づいて、前記プレビューの描画領域を拡張或いは縮小することで前記画像のプレビューを表示するよう制御する。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
印刷対象の画像の印刷解像度に基づく縦或いは横方向の印刷画素数を取得する第1取得手段と、
前記画像のプレビュー表示の解像度に基づく縦或いは横方向のプレビュー画素数を取得する第2取得手段と、
前記プレビュー画素数に基づいて前記画像のプレビューを生成する生成手段と、
前記第1取得手段により取得された前記印刷画素数が整数であるか、及び前記第2取得手段により取得された前記プレビュー画素数が整数であるかに基づいて、前記プレビューの描画領域を拡張或いは縮小することで前記画像のプレビューを表示するよう制御する制御手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記制御手段は、前記プレビュー画素数を所定の画素数、増大、或いは減少させることにより前記プレビューの描画領域を拡張或いは縮小することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記所定の画素数は1であることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記印刷解像度は、前記画像の印刷品質に基づいて決定されることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記プレビュー表示の解像度は、前記プレビュー表示の画素数と前記画像を印刷する画像のサイズに基づいて決定されることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記画像のサイズは、前記画像の長辺の長さであることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記印刷画素数が整数で前記プレビュー画素数が整数でない場合、前記プレビューの描画領域を縮小して前記画像のプレビューを表示するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記印刷画素数が整数でなく前記プレビュー画素数が整数である場合、前記プレビューの描画領域を拡張して前記画像のプレビューを表示するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記制御手段は、前記印刷画素数と前記プレビュー画素数がともに整数である場合、前記生成手段により生成された前記画像のプレビューを表示することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記制御手段は、前記印刷画素数が整数であれば前記プレビューの描画領域を縮小して前記画像のプレビューを表示するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置とその制御方法、及びプログラムに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
印刷アプリケーションにおいて、印刷前に印刷結果をシミュレートしたプレビューを表示する技術がある。これによりユーザは、印刷前にプレビューを確認することで、印刷の失敗を防ぐことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許公報第6993209号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなプレビューは、印刷結果をシミュレートした画像であることから印刷結果と一致していることが重要である。しかしながら、印刷解像度と同等の解像度でプレビューを表示すると、印刷アプリケーションに印刷したいデータを投入してからプレビューが表示されるまでの時間が長くなり、ユーザはストレスを感じることがある。このため、プレビューでは、実際に印刷される解像度より低い解像度で、待ち時間を少なくして表示することが一般的である。このように印刷解像度と異なる解像度でプレビューを表示するため、場合によってプレビューに表示される画像が印刷結果に一致しないことがある。プレビュー表示では、いかに早く、印刷結果を忠実に再現させるか、表示速度と正確性の両立が課題となる。
【0005】
例えば、四隅に細線が描かれている画像を印刷する印刷データの場合、その印刷データをプレビューの解像度に変換して表示装置に表示させると、右端と下端の細線が表示されない場合がある。これはプレビュー用の解像度に変換する際、画像の右端と下端の細線をプレビューの描画領域外に描画しようとするために生じる。
【0006】
特許文献1には、コンピュータのモニタなどの比較的低解像度のデバイス用にレンダリングされたときの文字列と、レーザープリンタや商業用オフセット印刷機などの比較的高解像度のデバイスでレンダリングされたときの文字列の幅の差を比較する。そして、その差に基づいて文字間のスペースを調整することで、プレビューにおいて印刷時と同様の文字列幅とすることで、プレビューを印刷結果に一致させる技術が記載されている。しかし特許文献1の発明では、プレビュー用の解像度に変換する際にプレビューの描画領域外に描画されたデータを表示させることはできない。即ち、印刷対象の画像の端にある細線のプレビューを印刷結果に合わせることはできないという課題があった。
【0007】
本発明の目的は、上記従来技術の課題の少なくとも一つを解決することにある。
【0008】
本発明の目的は、印刷解像度と異なる解像度でプレビューを表示する場合でも、プレビューに表示される画像を印刷結果に合わせることができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る画像処理装置は以下のような構成を備える。即ち、
印刷対象の画像の印刷解像度に基づく縦或いは横方向の印刷画素数を取得する第1取得手段と、
前記画像のプレビュー表示の解像度に基づく縦或いは横方向のプレビュー画素数を取得する第2取得手段と、
前記プレビュー画素数に基づいて前記画像のプレビューを生成する生成手段と、
前記第1取得手段により取得された前記印刷画素数が整数であるか、及び前記第2取得手段により取得された前記プレビュー画素数が整数であるかに基づいて、前記プレビューの描画領域を拡張或いは縮小することで前記画像のプレビューを表示するよう制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、プレビューに表示される画像を印刷結果に合わせることができるという効果がある。
(【0011】以降は省略されています)
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