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公開番号2024168809
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023085767
出願日2023-05-24
発明の名称搬送システム
出願人株式会社ダイフク
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類B65G 1/00 20060101AFI20241128BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】双方向コンベヤを用いて、地点間での搬送対象物の搬送を効率的に行い得る搬送システムを実現する。
【解決手段】搬送システム(1)の制御装置(50)は、双方向コンベヤ装置(30)のコンベヤ機構(コンベヤ機構部32)上に載置される搬送対象物を第1方向に搬送させる第1モードと、第1方向とは逆の第2方向に搬送させる第2モードとを、交互に実行するとともに、第1モードの継続期間を定める所定の第1期間に基づいて前記第1モードを継続する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
双方向に搬送対象物の搬送が可能なコンベヤ機構を備えた双方向コンベヤ装置と、
制御装置と、を備え、
前記制御装置は、
前記双方向コンベヤ装置を制御して、
前記コンベヤ機構上に載置される前記搬送対象物を第1方向に搬送させる搬送モードである第1モードと、
前記コンベヤ機構上に載置される前記搬送対象物を前記第1方向とは逆の第2方向に搬送させる搬送モードである第2モードとを、交互に実行するとともに、
前記第1モードの継続期間を定める所定の第1期間に基づいて前記第1モードを継続する、搬送システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記制御装置は、
前記第1期間の期中において、前記第2モードで搬送すべき前記搬送対象物がある状態で、前記第1モードで搬送すべき前記搬送対象物が尽きた場合には、
搬送中の前記搬送対象物の所定の搬送が完了した後、前期第1期間終了前であっても前記第2モードを実行する、請求項1に記載の搬送システム。
【請求項3】
前記コンベヤ機構上の第1位置において、前記双方向コンベヤ装置との間で前記搬送対象物の授受を行う第1装置と、
前記コンベヤ機構上の第2位置において、前記双方向コンベヤ装置との間で前記搬送対象物の授受を行う第2装置と、を更に備え、
前記制御装置は、
前記双方向コンベヤ装置、前記第1装置、及び前記第2装置を制御して、
前記第1モードにおいて、前記第1装置から前記第2装置に前記双方向コンベヤ装置を用いて搬送すべき前記搬送対象物を前記双方向コンベヤ装置を通じて搬送させ、前記第2モードにおいて、前記第2装置から前記第1装置に前記双方向コンベヤ装置を用いて搬送すべき前記搬送対象物を前記双方向コンベヤ装置を通じて搬送させるとともに、
前記第1期間の期中において、前記第2装置から前記第1装置に前記双方向コンベヤ装置を用いて搬送すべき前記搬送対象物がある状態で、前記第1装置から前記第2装置に前記双方向コンベヤ装置を用いて搬送すべき前記搬送対象物が尽きた場合には、
搬送中の前記搬送対象物の前記第2位置への到着が完了した後、前期第1期間終了前であっても前記第2モードを実行する、請求項1に記載の搬送システム。
【請求項4】
前記制御装置は、
前記第1モードの実行中に、前記第1装置から前記第2装置に前記双方向コンベヤ装置を用いて搬送すべき前記搬送対象物がある状態で前記第1期間が終了した場合には、
搬送中の前記搬送対象物の前記第2位置への到着が完了してから前記第2モードを実行する、請求項3に記載の搬送システム。
【請求項5】
前記搬送対象物ごとに、搬送を早期に行う必要性の度合いを示す優先度が定められており、
前記制御装置は、
前記第1モードの実行中に、優先度が所定の閾値以上である前記第2装置から前記第1装置に前記双方向コンベヤ装置を用いて搬送すべき前記搬送対象物が生じた場合には、前記第1モードを直ちに終了して前記第2モードを実行する、請求項3または4に記載の搬送システム。
【請求項6】
前記第1装置から前記第2装置への前記搬送対象物の単方向の搬送が可能な単方向コンベヤ装置を更に備え、
前記制御装置は、
前記第1装置から前記第2装置へ搬送すべき前記搬送対象物が所定数以下の場合には、
前記第1装置から前記第2装置に前記双方向コンベヤ装置を用いて搬送すべき前記搬送対象物が無いものとし、
前記第1装置から前記第2装置へ搬送すべき当該搬送対象物を前記単方向コンベヤ装置を通じて搬送させる、請求項3または4に記載の搬送システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は搬送システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
搬送対象物を双方向に搬送可能な双方向コンベヤが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開公報WO2020/090323号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示の双方向コンベヤは、並行するコンベヤのバックアップラインとして設けられており、通常時に搬送対象物の搬送を行うものではない。そのため、当該双方向コンベヤを用いて地点間での搬送対象物の搬送を行おうとする場合の具体的な制御方法について開示はされていない。
【0005】
本発明の一態様は、双方向コンベヤを用いて、地点間での搬送対象物の搬送を効率的に行い得る搬送システムを実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る搬送システムは、双方向に搬送対象物の搬送が可能なコンベヤ機構を備えた双方向コンベヤ装置と、制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記双方向コンベヤ装置を制御して、前記コンベヤ機構上に載置される前記搬送対象物を第1方向に搬送させる搬送モードである第1モードと、前記コンベヤ機構上に載置される前記搬送対象物を前記第1方向とは逆の第2方向に搬送させる搬送モードである第2モードとを、交互に実行するとともに、前記第1モードの継続期間を定める所定の第1期間に基づいて前記第1モードを継続する。
【0007】
本発明の各態様に係る制御装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを前記制御装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより前記制御装置をコンピュータにて実現させる制御装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一態様によれば、双方向コンベヤを用いて、少なくとも2地点間での搬送対象物の搬送を効率的に行い得る搬送システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態1に係る搬送システムの概要を示す図である。
本発明の実施形態1に係る搬送システムの構成を示す機能ブロック図である。
本発明の実施形態1に係る搬送システムの3つの動作モードを示した状態遷移図である。
本発明の実施形態2に係る搬送システムの3つの動作モードを示した状態遷移図である。
本発明の実施形態3に係る搬送システムの概要を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。図1は、実施形態1に係る搬送システム1の概要を模式的に示す図である。図2は、搬送システム1の構成を示す機能ブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)

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