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公開番号
2024168132
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023084565
出願日
2023-05-23
発明の名称
運転支援装置、運転支援方法及びコンピュータプログラム
出願人
株式会社SUBARU
代理人
弁理士法人太田特許事務所
主分類
B60W
50/08 20200101AFI20241128BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両の運転支援機能に対するドライバの依存度を過信状態に陥らせないように制御設定された運転支援装置を提供する。
【解決手段】車両の運転を支援する運転支援装置は、運転支援機能に対する車両のドライバの信頼度を判定する信頼度判定処理と、運転支援機能の制御条件を信頼度に応じて可変設定する制御条件設定処理と、を実行し、制御条件設定処理では、信頼度が過信状態側から不信状態側に変化するに伴って車両の走行状態の安全度が高くなるように制御条件が設定され、信頼度の不信状態側から過信状態側への変化に伴う制御条件の可変設定による車両の走行状態の安全度の変化度合いが、信頼度の範囲に応じて異なる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の運転を支援する運転支援装置において、
1つ又は複数のプロセッサと、前記1つ又は複数のプロセッサと通信可能に接続された1つ又は複数のメモリと、を備え、
前記1つ又は複数のプロセッサは、
運転支援機能に対する前記車両のドライバの信頼度を判定する信頼度判定処理と、
前記運転支援機能の制御条件を前記信頼度に応じて可変設定する制御条件設定処理と、を実行し、
前記制御条件設定処理では、
前記信頼度が過信状態側から不信状態側に変化するに伴って前記車両の走行状態の安全度が高くなるように前記制御条件が設定され、
前記信頼度の前記不信状態側から前記過信状態側への変化に伴う前記制御条件の可変設定による前記車両の走行状態の安全度の変化度合いが、前記信頼度の範囲に応じて異なる、運転支援装置。
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【請求項2】
前記信頼度は、
前記車両の走行状態の安全度が所定の安全度となるように前記制御条件が設定される第1範囲と、
前記第1範囲よりも前記不信状態側に隣接し、前記信頼度の前記不信状態側への変化に伴って前記車両の走行状態の安全度が高くなるように前記制御条件が可変設定される第2範囲と、
前記第2範囲よりも前記不信状態側に隣接し、前記信頼度の前記不信状態側への変化に伴って前記車両の走行状態の安全度が高くなるように前記制御条件が可変設定される第3範囲と、に区分され、
前記1つ又は複数のプロセッサは、
前記第2範囲における前記制御条件の可変設定による前記車両の走行状態の安全度の変化度合いが、前記第3範囲における前記制御条件の可変設定による前記車両の走行状態の安全度の変化度合いよりも大きくなるように、前記制御条件を設定する、請求項1に記載の運転支援装置。
【請求項3】
前記1つ又は複数のプロセッサは、
前記信頼度の前記第1範囲よりもさらに前記過信状態側では、前記過信状態が大きくなることに伴って前記車両の走行状態の安全度が高くなるように前記制御条件を設定する、請求項2に記載の運転支援装置。
【請求項4】
1つ又は複数のプロセッサが、
運転支援機能に対する車両のドライバの信頼度を判定するステップと、
前記運転支援機能の制御条件を前記信頼度に応じて可変設定するステップと、を含み、
前記制御条件を前記信頼度に応じて可変設定するステップでは、
前記信頼度が過信状態側から不信状態側に変化するに伴って前記車両の走行状態の安全度が高くなるように前記制御条件が設定され、
前記信頼度の前記不信状態側から前記過信状態側への変化に伴う前記制御条件の可変設定による前記車両の走行状態の安全度の変化度合いが、前記信頼度の範囲に応じて異なる、運転支援方法。
【請求項5】
運転支援機能に対する車両のドライバの信頼度を判定することと、
前記運転支援機能の制御条件を前記信頼度に応じて可変設定することと、を含む処理をプロセッサに実行させるコンピュータプログラムであって、
前記制御条件を前記信頼度に応じて可変設定する処理では、
前記信頼度が過信状態側から不信状態側に変化するに伴って前記車両の走行状態の安全度が高くなるように前記制御条件が設定され、
前記信頼度の前記不信状態側から前記過信状態側への変化に伴う前記制御条件の可変設定による前記車両の走行状態の安全度の変化度合いが、前記信頼度の範囲に応じて異なる、コンピュータプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、運転支援装置、運転支援方法及びコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
車両のドライバの運転を支援する様々な運転支援装置が従来から提供されている。近年では、車両の運転支援機能に対するドライバの依存度に応じて、運転支援機能の制御を行う技術が知られている。例えば特許文献1には、車両の運転支援機能に対するドライバの依存度が過信状態である場合、運転支援の開始のタイミングが遅くなるように、アクチュエータを制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-117140号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術は、ドライバの依存度が過信状態になった後の対策について検討されているものの、車両の運転支援機能に対するドライバの依存度を過信状態に陥らせない工夫が考慮されていない。
【0005】
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、本開示の目的とするところは、車両の運転支援機能に対するドライバの依存度を過信状態に陥らせないように制御設定された運転支援装置、運転支援方法及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示のある観点によれば、車両の運転を支援する運転支援装置であって、1つ又は複数のプロセッサと、前記1つ又は複数のプロセッサと通信可能に接続された1つ又は複数のメモリと、を備え、前記1つ又は複数のプロセッサは、運転支援機能に対する前記車両のドライバの信頼度を判定する信頼度判定処理と、前記運転支援機能の制御条件を前記信頼度に応じて可変設定する制御条件設定処理と、を実行し、前記制御条件設定処理では、前記信頼度が過信状態側から不信状態側に変化するに伴って前記車両の走行状態の安全度が高くなるように前記制御条件が設定され、前記信頼度の前記不信状態側から前記過信状態側への変化に伴う前記制御条件の可変設定による前記車両の走行状態の安全度の変化度合いが、前記信頼度の範囲に応じて異なる。
【0007】
また、上記課題を解決するために、本開示の別の観点によれば、1つ又は複数のプロセッサが、運転支援機能に対する車両のドライバの信頼度を判定するステップと、前記運転支援機能の制御条件を前記信頼度に応じて可変設定するステップと、を含み、前記制御条件を前記信頼度に応じて可変設定するステップでは、前記信頼度が過信状態側から不信状態側に変化するに伴って前記車両の走行状態の安全度が高くなるように前記制御条件が設定され、前記信頼度の前記不信状態側から前記過信状態側への変化に伴う前記制御条件の可変設定による前記車両の走行状態の安全度の変化度合いが、前記信頼度の範囲に応じて異なる、運転支援方法が提供される。
【0008】
また、上記課題を解決するために、本開示の別の観点によれば、運転支援機能に対する車両のドライバの信頼度を判定することと、前記運転支援機能の制御条件を前記信頼度に応じて可変設定することと、を含む処理をプロセッサに実行させるコンピュータプログラムであって、前記制御条件を前記信頼度に応じて可変設定する処理では、前記信頼度が過信状態側から不信状態側に変化するに伴って前記車両の走行状態の安全度が高くなるように前記制御条件が設定され、前記信頼度の前記不信状態側から前記過信状態側への変化に伴う前記制御条件の可変設定による前記車両の走行状態の安全度の変化度合いが、前記信頼度の範囲に応じて異なる、コンピュータプログラムが提供される。
【発明の効果】
【0009】
以上説明したように本開示によれば、車両の運転支援機能に対するドライバの依存度を過信状態に陥らせないように制御設定された運転支援装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の一実施形態に係る車両の構成例を示す模式図である。
上記車両の運転支援装置の構成例を示すブロック図である。
上記車両の走行状態の安全度と、上記ドライバの自車両の運転支援機能に対する信頼度との対応関係を示すグラフである。
本開示の運転支援方法の一例を示すフローチャートである。
上記運転支援方法における制御条件設定処理を説明するための説明図である。
上記対応関係と安全マージンとの対応関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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