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公開番号2024167279
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-03
出願番号2024141887,2023124357
出願日2024-08-23,2013-10-11
発明の名称渋滞表示装置、渋滞表示方法および渋滞表示プログラム
出願人パイオニア株式会社
代理人弁理士法人酒井総合特許事務所
主分類G01C 21/26 20060101AFI20241126BHJP(測定;試験)
要約【課題】所定場所の渋滞情報を車線別に表示する。
【解決手段】渋滞表示装置110は、通信部111を介して渋滞情報処理装置100から所定の場所の車線別の渋滞の度合いを含む渋滞情報を受信する。渋滞表示処理部112は、渋滞情報を表示する地図の縮尺に応じて、地図上における車線別の渋滞の表示を制御し、地図の縮尺の拡大表示時には、渋滞情報に含まれる車線別の渋滞の度合いと範囲を、該当する車線上に表示する。また、地図の縮尺の縮小表示時には、渋滞している道路の近傍に渋滞情報に含まれる車線別の渋滞の度合いと範囲を別枠で表示する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
所定場所の渋滞情報の要求に応じて取得した車線別の渋滞情報を表示する渋滞表示装置であって、
前記渋滞情報を表示する地図の縮尺に応じて、前記地図上における前記車線別の渋滞の表示を制御する表示処理部を備えたことを特徴とする渋滞表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、渋滞情報を表示する渋滞表示装置、渋滞表示方法および渋滞表示プログラムに関する。ただし、この発明の利用は、渋滞表示装置、渋滞表示方法および渋滞表示プログラムに限らない。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、道路の渋滞を表示する技術として、VICS(Vehicle Information and Communication System:登録商標)やサーバ等から交差点の渋滞情報を入手し、車線別の渋滞情報を判断し、色別等に画面表示するカーナビゲーション装置が開示されている(例えば、下記特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-17616号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の技術では、交差点の渋滞状態しか判断できず、道路上の任意の箇所、例えば、交差点以外の直線道路での渋滞情報を提示することができないという問題があった。例えば、直線道路に隣接する施設に対する多数の車両の進入によって生じる渋滞等を表示することができなかった、という問題点が挙げられる。
【0005】
従来の技術では、地図とは別に車線の渋滞状態を表示しているため、地図におけるどの部分が渋滞しているのかを一見して把握することが困難であった。地図に重畳して車線別の渋滞状態を表示しようとすると、拡大された地図の場合は道路が大きく表示されるため、車線別の渋滞状態を表示できるが、縮小された地図の場合は、道路が小さく表示されるため、車線別の渋滞状態を表示できないという課題が一例として挙げられる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる渋滞表示装置は、所定場所の渋滞情報の要求に応じて取得した車線別の渋滞情報を表示する渋滞表示装置であって、前記渋滞情報を表示する地図の縮尺に応じて、前記地図上における前記車線別の渋滞の表示を制御する表示処理部を備えたことを特徴とする。
【0007】
また、請求項9の発明にかかる渋滞表示方法は、所定場所の渋滞情報の要求に応じて取得した車線別の渋滞情報を表示する渋滞表示装置が実施する渋滞表示方法であって、前記渋滞情報を表示する地図の縮尺に応じて、前記地図上における前記車線別の渋滞の表示を制御する表示処理工程を含むことを特徴とする。
【0008】
また、請求項10の発明にかかる渋滞表示プログラムは、上記の渋滞表示方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施の形態にかかる渋滞表示システムの構成例を示すブロック図である。
図2は、実施の形態にかかる渋滞表示装置の渋滞表示の処理例を示すフローチャートである。
図3は、ナビゲーション装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図4は、サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図5は、渋滞情報を用いた渋滞情報の表示処理内容を示すフローチャートである。
図6は、渋滞情報の表示例を示す図である。
図7は、渋滞情報の他の表示例を示す図である。
図8は、ルート案内時の渋滞表示例を示す図である。
図9は、渋滞情報として画像および渋滞の道路情報の表示例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施の形態)
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる渋滞表示装置、渋滞表示方法および渋滞表示プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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