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公開番号
2024166763
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-29
出願番号
2023083086
出願日
2023-05-19
発明の名称
結露のシミュレーション方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人小笠原特許事務所
主分類
G06F
30/20 20200101AFI20241122BHJP(計算;計数)
要約
【課題】車両の内部部品に発生する結露のシミュレーションを適切に行うことができる結露のシミュレーション方法を提供する。
【解決手段】コンピューターが実行する、車両の内部部品に発生する結露のシミュレーション方法であって、飽和水蒸気量に基づいて、車両の内部部品の表面に付着する結露量を算出する第1のステップと、第1のステップで算出した結露量を満たす粒子モデルを生成する第2のステップと、第2のステップで生成した粒子モデルおよび所定の間引き率に基づいて、車両の内部部品の表面における流量を算出する第3のステップと、第3のステップで算出した流量に基づいて、車両の内部部品に発生する結露のシミュレーションを行う第4のステップと、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
コンピューターが実行する、車両の内部部品に発生する結露のシミュレーション方法であって、
飽和水蒸気量に基づいて、前記車両の内部部品の表面に付着する結露量を算出する第1のステップと、
前記第1のステップで算出した前記結露量を満たす粒子モデルを生成する第2のステップと、
前記第2のステップで生成した前記粒子モデルおよび所定の間引き率に基づいて、前記車両の内部部品の表面における流量を算出する第3のステップと、
前記第3のステップで算出した前記流量に基づいて、前記車両の内部部品に発生する結露のシミュレーションを行う第4のステップと、を含む、
結露のシミュレーション方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両の内部部品に発生する結露のシミュレーション方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に、路面に設けられる水膜などの介在物上をタイヤが通過するときのタイヤの介在物飛び跳ね特性を効率よく定量的に評価する方法が開示されている。この評価方法では、タイヤモデルと路面モデルと介在物モデルとを作成し、介在物モデルが設けられた路面モデル上でタイヤモデルを転動させることにより微小モデルを飛散させ、飛散した微小モデルを路面モデルの面に対して垂直な平面に投影し、平面に投影された微小モデルの投影像を用いてタイヤの介在物の飛び跳ね特性を評価することを行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-252748号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両の性能を評価する項目の1つとして、車両の内部部品(例えば、ダクト)の結露に関する項目が挙げられる。しかしながら、上記特許文献1に記載された技術では、結露のような空気中に存在する水分を表現する手段がないため、結露によってどの程度の水滴(結露水)が車両内部に存在するのかを適切にシミュレーションすることができない。
【0005】
本開示は、上記課題を鑑みてなされたものであり、車両の内部部品に発生する結露のシミュレーションを適切に行うことができる、結露のシミュレーション方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示技術の一態様は、コンピューターが実行する、車両の内部部品に発生する結露のシミュレーション方法であって、飽和水蒸気量に基づいて、車両の内部部品の表面に付着する結露量を算出する第1のステップと、第1のステップで算出した結露量を満たす粒子モデルを生成する第2のステップと、第2のステップで生成した粒子モデルおよび所定の間引き率に基づいて、車両の内部部品の表面における流量を算出する第3のステップと、第3のステップで算出した流量に基づいて、車両の内部部品に発生する結露のシミュレーションを行う第4のステップと、を含む、結露のシミュレーション方法である。
【発明の効果】
【0007】
上記本開示の結露のシミュレーション方法によれば、車両の内部部品に発生する結露のシミュレーションを適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る結露のシミュレーション方法の処理手順を示すフローチャート
飽和水蒸気量と温度及び湿度との関係の一例を示す図
粒子モデルに設定する粒子接触角の一例を説明する図
粒子モデルに設定する動摩擦力の一例を説明する図
解析条件の設定の一例を説明する図
【発明を実施するための形態】
【0009】
<実施形態>
本開示の結露のシミュレーション方法は、例えばダクトなどの車両の内部部品に発生する結露のシミュレーションなどに利用することができる。以下、車両の内部部品としてエアコンダクトの結露を一例に、本開示を説明する。
【0010】
[制御]
図1は、本開示の一実施形態に係る結露のシミュレーション方法の処理手順を説明するフローチャートである。この図1に示す結露のシミュレーション方法は、車両に搭載されたコンピューター(ECUなど)によって実行される。
(【0011】以降は省略されています)
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