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公開番号
2024166610
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-29
出願番号
2023082815
出願日
2023-05-19
発明の名称
パラメータ決定装置、パラメータ決定方法、プログラム、訓練装置及びパラメータ決定モデル
出願人
日本製鉄株式会社
,
株式会社エクサウィザーズ
代理人
弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類
F27D
19/00 20060101AFI20241122BHJP(炉,キルン,窯;レトルト)
要約
【課題】溶解金属の表面のスラグを効率的に除去するための技術を提供することである。
【解決手段】本開示の一態様は、容器内の溶解金属の表面を示す画像データを取得する画像取得部と、パラメータ決定モデルを利用して、前記画像データに基づいて前記溶解金属上のスラグを掻き出すためのスラグ除去部材の高さと前記容器の傾動角とを示す除滓機の動作パラメータを決定するパラメータ決定部と、を有するパラメータ決定装置に関する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
容器内の溶解金属の表面を示す画像データを取得する画像取得部と、
パラメータ決定モデルを利用して、前記画像データに基づいて前記溶解金属上のスラグを掻き出すためのスラグ除去部材の高さと前記容器の傾動角とを示す除滓機の動作パラメータを決定するパラメータ決定部と、
を有するパラメータ決定装置。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記パラメータ決定部は、前記動作パラメータに基づいて前記除滓機を操作するためのガイダンス情報を生成し、操作者に前記ガイダンス情報を提示する、請求項1に記載のパラメータ決定装置。
【請求項3】
前記パラメータ決定部は、前記動作パラメータに基づいて前記除滓機に対する制御信号を出力する、請求項1に記載のパラメータ決定装置。
【請求項4】
前記パラメータ決定モデルは、容器内の溶解金属の表面を示す画像データと、前記スラグ除去部材の高さと前記容器の傾動角とを示す正解動作パラメータとから構成される訓練データによって訓練されている、請求項1に記載のパラメータ決定装置。
【請求項5】
前記パラメータ決定部は、前記容器における前記溶解金属の表面領域を特定する表面領域情報を生成する、請求項1に記載のパラメータ決定装置。
【請求項6】
前記表面領域情報は、楕円の中心位置及び形状を示す、請求項5に記載のパラメータ決定装置。
【請求項7】
前記パラメータ決定モデルは、前記表面領域情報に基づいて前記スラグ除去部材の高さと前記容器の傾動角とを示す前記動作パラメータを決定するよう訓練されている、請求項6に記載のパラメータ決定装置。
【請求項8】
前記スラグ除去部材は、スラグを掻き出すための掻き板を先端に備える掻き出しタイプのドラッガーである、請求項1に記載のパラメータ決定装置。
【請求項9】
容器内の溶解金属の表面を示す画像データを取得することと、
パラメータ決定モデルを利用して、前記画像データに基づいて前記溶解金属上のスラグを掻き出すためのスラグ除去部材の高さと前記容器の傾動角とを示す除滓機の動作パラメータを決定することと、
を有する、コンピュータが実行するパラメータ決定方法。
【請求項10】
容器内の溶解金属の表面を示す画像データを取得することと、
パラメータ決定モデルを利用して、前記画像データに基づいて前記溶解金属上のスラグを掻き出すためのスラグ除去部材の高さと前記容器の傾動角とを示す除滓機の動作パラメータを決定することと、
をコンピュータに実行させるプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、パラメータ決定装置、パラメータ決定方法、プログラム、訓練装置及びパラメータ決定モデルに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
溶解炉内の溶解金属から不純物(「スラグ」、「ノロ」などと呼ばれうる)が分離し、溶解炉内において溶解金属の表面に不純物が浮遊する。浮遊する不純物(以降、「スラグ」と参照する)を取り除くため、除滓作業が行われる。典型的な除滓作業では、操作者が目視で溶解炉内の溶解金属の表面を確認しながら、あるいは、溶解炉内の溶解金属表面を撮像したカメラから送信される溶解金属の表面画像を確認しながら除滓機を操作し、除滓機に備えられたドラッガーによって溶解炉内に浮遊するスラグを炉外に掻き出している。
【0003】
効率的な除滓作業を実現するためには、熟練した操作者による除滓機の操作が必要であり、除滓機動作の自動化技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-105389号公報
特開2018-179348号公報
特開2020-085395号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年の深層学習技術の進展によって、様々な技術分野に人工知能(Artificial Intelligence:AI)技術が利用されてきている。熟練した操作者による除滓機の操作を訓練させた機械学習モデルを利用して、効率的な除滓作業を実現するための技術が所望されうる。
【0006】
本開示の1つの課題は、溶解金属の表面のスラグを効率的に除去するための技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様は、容器内の溶解金属の表面を示す画像データを取得する画像取得部と、パラメータ決定モデルを利用して、前記画像データに基づいて前記溶解金属上のスラグを掻き出すためのスラグ除去部材の高さと前記容器の傾動角とを示す除滓機の動作パラメータを決定するパラメータ決定部と、を有するパラメータ決定装置に関する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、溶解金属の表面のスラグを効率的に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示の一実施形態による除滓システムを示す概略図である。
図2A及び2Bは、本開示の一実施形態によるスラグを溶解炉外に掻き出すための除滓機の動作を示す概略図である。
図3は、本開示の一実施形態によるパラメータ決定装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図4は、本開示の一実施形態によるパラメータ決定装置の機能構成を示すブロック図である。
図5は、本開示の一実施形態によるパラメータ決定モデルを示す概略図である。
図6は、本開示の一実施形態によるドラッガーの昇降動作を示す図である。
図7A及び7Bは、本開示の一実施形態による表面領域の検出例を示す図である。
図8は、本開示の一実施形態による訓練装置の機能構成を示すブロック図である。
図9は、本開示の一実施形態によるパラメータ決定処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本開示の実施の形態を説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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