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公開番号
2024166295
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2024154938,2022164512
出願日
2024-09-09,2018-03-20
発明の名称
情報処理装置、作動方法、プログラム、内視鏡システム
出願人
ソニーグループ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A61B
1/045 20060101AFI20241121BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】手術に適した内視鏡画像を撮像することができるようにする。
【解決手段】本技術の一側面の情報処理装置は、内視鏡の撮像画像に設定された検波枠内の検波を行うことによって第1の評価値を算出し、内視鏡が有するスコープによるケラレがない領域である撮像画像の有効領域を第1の評価値に基づいて検出し、有効領域内に設定された評価値算出対象領域を対象とした第2の評価値に基づいて、自動合焦処理、自動露光処理、および自動ホワイトバランス処理のうちの少なくともいずれかを実行する。本技術は、内視鏡システムに適用することができる。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
内視鏡の撮像画像に設定された検波枠内の検波を行い、第1の評価値を算出する検波部と、
前記内視鏡が有するスコープによるケラレがない領域である前記撮像画像の有効領域を前記第1の評価値に基づいて検出する検出部と、
前記有効領域内に設定された評価値算出対象領域を対象とした第2の評価値に基づいて、自動合焦処理、自動露光処理、および自動ホワイトバランス処理のうちの少なくともいずれかを実行する制御部と
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記評価値算出対象領域を対象とした露出評価用の前記第2の評価値に基づいて、シャッタースピードもしくは撮像感度を調整することで前記自動露光処理を実行する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記有効領域内の画素の撮像信号に基づいて撮像環境を推定し、前記撮像信号から生成される色を補正することで前記自動ホワイトバランス処理を実行する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記検波部は、位置を変えて設定された前記検波枠内の検波を行い、前記有効領域の検出に用いられる前記第1の評価値を算出する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記検波部は、位置とともに大きさを変えて設定された前記検波枠内の検波を行い、前記有効領域の検出に用いられる前記第1の評価値を算出する
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記検出部は、前記第1の評価値に基づいて前記有効領域のエッジを検出し、前記スコープの径と、前記有効領域の中心位置を特定する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記スコープの径と前記有効領域の中心位置により表される前記有効領域内に前記評価値算出対象領域を設定する
請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記撮像画像にタイル状に設定された前記評価値算出対象領域のうち、前記スコープの径と前記有効領域の中心位置により表される前記有効領域内の前記評価値算出対象領域において算出された前記第2の評価値に基づいて、前記自動合焦処理、前記自動露光処理、および前記自動ホワイトバランス処理のうちの少なくともいずれかを実行する
請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記検出部による検出結果に基づいて推定される前記スコープのF値と焦点深度とのうちの少なくともいずれかに基づいて、前記自動合焦処理、前記自動露光処理、および前記自動ホワイトバランス処理のうちの少なくともいずれかを規定するパラメータを設定する
請求項1、6、7、または8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記検出部による検出結果に基づいて、予め記憶された前記スコープのF値または焦点深度のいずれかを少なくとも含むテーブルを参照し、参照結果に基づいて前記自動合焦処理、前記自動露光処理、および前記自動ホワイトバランス処理のうちの少なくともいずれかを規定するパラメータを設定する
請求項1、6、7、または8に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本技術は、情報処理装置、作動方法、プログラム、内視鏡システムに関し、特に、手術に適した内視鏡画像を撮像することができるようにした情報処理装置、作動方法、プログラム、内視鏡システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、侵襲性が低い内視鏡手術が注目されている。手術に適した内視鏡画像を得るために、AF(Auto Focus)機能、AE(Automatic Exposure)機能、AWB(Auto White Balance)機能を内視鏡に搭載することが提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、内視鏡画像に基づいてフォーカス評価値を算出し、内視鏡のAFを行う技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-80108号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
通常、内視鏡画像の縁付近には、スコープの光学的な影(ケラレ)によって、極端に暗い領域であるマスク領域が生じてしまう。このような内視鏡画像に基づいて、例えばAFを行うとした場合、マスク領域を基準としてフォーカスを合わせてしまうことがある。
【0006】
また、内視鏡が硬性鏡である場合、装着されるスコープの種類によってマスク領域の位置や大きさが変わるため、評価値の算出対象となる領域を予め固定しておくことができない。
【0007】
本技術はこのような状況に鑑みてなされたものであり、手術に適した内視鏡画像を撮像することができるようにするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本技術の一側面の情報処理装置は、内視鏡の撮像画像に設定された検波枠内の検波を行い、第1の評価値を算出する検波部と、前記内視鏡が有するスコープによるケラレがない領域である前記撮像画像の有効領域を前記第1の評価値に基づいて検出する検出部と、前記有効領域内に設定された評価値算出対象領域を対象とした第2の評価値に基づいて、自動合焦処理、自動露光処理、および自動ホワイトバランス処理のうちの少なくともいずれかを実行する制御部とを備える。
【0009】
本技術の他の側面の内視鏡システムは、術野領域に光を照射する光源装置と、前記術野領域を撮像する内視鏡と、前記撮像装置および前記光源装置に接続される情報処理装置を含む内視鏡システムである。前記情報処理装置は、前記内視鏡の撮像画像に設定された検波枠内の検波を行い、第1の評価値を算出する検波部と、前記内視鏡が有するスコープによるケラレがない領域である前記撮像画像の有効領域を前記第1の評価値に基づいて検出する検出部と、前記有効領域内に設定された評価値算出対象領域を対象とした第2の評価値に基づいて、自動合焦処理、自動露光処理、および自動ホワイトバランス処理のうちの少なくともいずれかを実行する制御部とを備える。
【0010】
本技術においては、内視鏡の撮像画像に設定された検波枠内の検波を行うことによって第1の評価値が算出され、前記内視鏡が有するスコープによるケラレがない領域である前記撮像画像の有効領域が前記第1の評価値に基づいて検出され、前記有効領域内に設定された評価値算出対象領域を対象とした第2の評価値に基づいて、自動合焦処理、自動露光処理、および自動ホワイトバランス処理のうちの少なくともいずれかが実行される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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