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公開番号2024166220
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2024152184,2021561898
出願日2024-09-04,2020-04-17
発明の名称異常組織を治療するための器械、及びシステム、
出願人ガルヴァナイズ セラピューティクス,インコーポレイテッド
代理人個人
主分類A61N 1/40 20060101AFI20241121BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】標的組織部位へ特殊なパルス電界(PEF)エネルギーを送達させることによって、損傷組織、病変組織、異常組織、閉塞性組織、癌組織又は望ましくない組織(例えば腫瘍、良性腫瘍、悪性腫瘍、嚢胞、又は病変組織の部位など)を治療するための機器、システム、及び方法を提供すること。
【解決手段】エネルギーは、非熱的(すなわち熱アブレーションを引き起こす閾値を下回る)となるように送達される。それゆえ、細胞外マトリックスが存在するとき、細胞外マトリックスは温存され、且つ標的組織は、血管及びリンパ管を含むその構造アーキテクチャを維持する。それゆえ、感受性構造、例えば生体管腔、血管、神経などが温存され、これは、組織の完全性及び機能性を維持するのに重要である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
明細書に記載の発明。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
[0001] 本出願は、2019年4月18日出願の米国仮特許出願第62/835,84
6号(「TissueTreatment From Within Luminal Structures」)の優先権を主張し、且
つその利益を主張し、その開示全体を本願明細書に援用する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
発明の背景
[0002] 異常組織は、損傷組織、病変組織、閉塞性組織、癌組織又は望ましくない組織
などの様々な異なる形態を取り得る。場合によっては、異常組織は、良性腫瘍や悪性腫瘍
などの腫瘍、嚢胞、又は病変組織の部位である。最も厄介なタイプの異常組織の1つは、
癌に関係する。
【0003】
[0003] 癌は、異常細胞の制御できない増殖及び広がりによって特徴づけられる疾患群
である。広がりが制御されない場合、死に至り得る。癌の原因は完全には理解されていな
いが、修正可能である多くのもの(例えば、喫煙及び太り過ぎ)及び修正可能でないもの
(例えば、遺伝性の遺伝子変異)を含む、疾病の発生を増加させる多数の因子が知られて
いる。これらのリスク因子は、同時に又は順々に、癌増殖を開始させる及び/又は促す働
きをする。2020年には180万人を超える新規の癌患者が診断されると予想され、約
606,520人のアメリカ人が2020年に癌で死亡すると予想され、これは、1日当
たりに換算すると約1,660人の死者となる。癌は、米国において、心疾患に次いで2
番目に多い死因である。
【0004】
[0004] 肺癌、肝臓癌及び膵臓癌が、癌の中でも生存率が最も低いものである。肺癌は
、大腸癌、乳癌、及び前立腺癌を合わせたものを上回る、癌の主な死亡原因である。全ス
テージを合わせたものに対する5年生存率の全体的な変化は、長い期間をかけてわずかに
改善されたにすぎない:1970年代(約13%)、2010年代(約17.2%)、2
019年(約21.7%)。肝臓癌の発症率は1980年から3倍超となっている一方で
、死亡率はこの期間中で2倍超となっている。肝臓癌の患者の生存率にはいくらかの進展
があったが、限局ステージで診断された場合でも、5年生存率は低いままである。膵臓癌
は、2020年において、2番目に多い癌関連の死亡原因であると予想される。全ステー
ジでの5年生存率は9%であり、40年間にわたって実質的に改善していない。これらの
結果は、従来の治療法の進化にもかかわらず持続している。
【0005】
[0005] 多くのタイプの癌が、首尾よく完治されないか、又は後の時点で再発する。再
発は、一般に、最初の治療によって癌細胞の全てを首尾よく取り除けず、取り残されたも
のが増殖したために起こる。場合によっては、癌細胞は、微小転移として公知の検出でき
ない量で、体の他の部分へ広がる。これらの微小転移を体が克服しないと、検出可能なレ
ベルまで増殖して、追加的な治療が必要になる。そして最終的には、多くの患者が癌との
戦いに敗れる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
[0006] それゆえ、全てのタイプの異常組織に対する治療法の改善と一緒に、癌をより
首尾よく治療し、且つそれらの再発を減らすか又は防ぐ、治療法の改善が必要とされてい
る。これらの目的の少なくともいくつかは、本発明によって達成される。
【課題を解決するための手段】
【0007】
発明の概要
[0007] 本明細書には、標的組織を治療するための装置、システム及び方法の実施形態
が説明されている。同じように、本発明は、以下の番号の項目に関する:
【0008】
[0008] 1. 患者の体内の望ましくない組織細胞の塊を治療するためのシステムであ
って:
[0009] 近位端部及び遠位端部を有するシャフトと、シャフトの遠位端部の近くに配置
された少なくとも1つのエネルギー送達本体とを含む、器械であって、シャフトの遠位端
部は、患者の体の管腔構造内を進められ、及び少なくとも1つのエネルギー送達本体が望
ましくない組織細胞の塊へ非熱的エネルギーを送達できるように位置決めされるように構
成されている、器械;並びに
[0010] 少なくとも1つのエネルギー送達本体と電気通信する発生器であって、望まし
くない組織の塊の少なくとも一部分を破壊するように、望ましくない組織の塊へ送達する
ことができる非熱的エネルギーの電気信号を提供するように構成された少なくとも1つの
エネルギー送達アルゴリズムを含む、発生器
を含む、システム。
【0009】
[0011] 2. 望ましくない組織細胞の塊は、腫瘍、良性腫瘍、悪性腫瘍、嚢胞、又は
病変組織の部位を含む、請求項1に記載のシステム。
【0010】
[0012] 3. 望ましくない組織の塊の少なくとも一部分は管腔構造の壁内に位置する
、請求項1又は2に記載のシステム。
(【0011】以降は省略されています)

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