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10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024165965
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2023082593
出願日2023-05-18
発明の名称駆動伝達装置、シート搬送装置及び画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B65H 5/06 20060101AFI20241121BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】異常画像の発生を抑制できる駆動伝達装置および画像形成装置を提供する。
【解決手段】駆動源たる搬送モータ101から中継搬送ローラ24までの駆動伝達経路に駆動伝達を遮断する駆動伝達遮断手段たる中継電磁クラッチ141が設けられている。手差し中継搬送路に配置された第二手差し中継搬送ローラ23b、第三手差し中継搬送ローラ23c、反転搬送路30に配置された反転搬送ローラ31には、中継電磁クラッチ141を介して搬送モータ101の駆動力が伝達される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
シートを搬送する複数の搬送ローラへ駆動源の駆動力を伝達する駆動伝達装置において、
複数の搬送ローラには、レジストローラの手前に配置され、少なくとも給紙カセットから給紙されたシートを前記レジストローラへ向けて搬送する中継搬送ローラと、手差しトレイから給紙されたシートを、前記給紙カセットのシートが搬送される搬送経路に合流する合流地点まで搬送する手差し中継経路に配置された手差し中継搬送ローラとが含まれ、
前記駆動源から前記中継搬送ローラまでの駆動伝達経路に駆動伝達を遮断する駆動伝達遮断手段が設けられており、
前記手差し中継搬送ローラには、前記駆動伝達遮断手段を介して前記駆動源の駆動力が伝達されることを特徴とする駆動伝達装置。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
請求項1に記載の駆動伝達装置において、
前記複数の搬送ローラには、更に、スイッチバック搬送されてきた定着装置を抜けたシートを再度、前記レジストローラへ搬送する反転搬送路に配置された反転搬送ローラを含み、
前記駆動伝達遮断手段を介して、前記反転搬送ローラに前記駆動源の駆動力が伝達されることを特徴とする駆動伝達装置。
【請求項3】
請求項2に記載の駆動伝達装置において、
前記複数の搬送ローラには、前記給紙カセットのシートを給紙する給紙部のローラ、前記手差しトレイのシートを給紙する手差し給紙部のローラ、および、前記レジストローラを更に含むことを特徴とする駆動伝達装置。
【請求項4】
給紙カセットのシートを給紙する給紙部と、
手差しトレイのシートを給紙する手差し給紙部と、
レジストローラと、
前記レジストローラの手前に配置され、少なくとも前記給紙カセットから給紙されたシートを前記レジストローラへ向けて搬送する中継搬送ローラと、
前記手差しトレイから給紙されたシートを前記給紙カセットのシートが搬送される搬送経路に合流する合流地点まで搬送する手差し中継経路に配置された手差し中継搬送ローラとを備えたシート搬送装置において、
少なくとも前記中継搬送ローラと前記手差し中継搬送ローラとに駆動源の駆動力を伝達する駆動伝達装置として、請求項1に記載の駆動伝達装置を用いたことを特徴とするシート搬送装置。
【請求項5】
シート搬送装置によりシート搬送しながら、前記シートに画像を形成する画像形成装置において、
前記シート搬送装置として、請求項4に記載のシート搬送装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
請求項5に記載の画像形成装置において、
潜像担持体に潜像を書き込む潜像書込手段の真下に前記手差し中継経路が配置されていることを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、駆動伝達装置、シート搬送装置及び画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、シートを搬送する複数の搬送ローラへ駆動源の駆動力を伝達する駆動伝達装置が知られている。
【0003】
特許文献1には、上記駆動伝達装置として、搬送ローラとしてレジストローラと、レジストローラの手前に配置された搬送ローラとしての中継搬送ローラとに駆動源たる駆動モータの駆動力を伝達する駆動伝達装置を備える画像形成装置が記載されている。駆動伝達装置は、レジストローラへモータの駆動力を伝達する駆動伝達経路と、中継搬送ローラへモータの駆動力を伝達する駆動伝達経路とにそれぞれ駆動伝達遮断手段たる電磁クラッチが設けられている。レジストローラの電磁クラッチはOFFにし、中継搬送ローラの電磁クラッチはONにして、給紙を開始する。シートの先端がレジストローラに突き当たり、シートが所定量撓んだら、中継搬送ローラの電磁クラッチをOFFにする。そして、シート搬送再開タイミングになると、レジストローラの電磁クラッチと、中継搬送ローラの電磁クラッチとをONにして、シートの搬送を再開する。
【0004】
また、特許文献1に記載の画像形成装置には、給紙カセットと、手差しトレイとを備え、手差しトレイにセットされたシートは、手差し給紙ローラにより給紙された後、手差し中継搬送路を搬送され、中継搬送ローラの手前で、給紙カセットのシートが搬送されるシート搬送経路に合流する。そして、手差し中継搬送路には、手差し中継搬送ローラとしての捌きローラが配設されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、電磁クラッチなどの駆動伝達遮断手段の駆動伝達遮断時の衝撃による異常画像の発生数が多かった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明は、シートを搬送する複数の搬送ローラへ駆動源の駆動力を伝達する駆動伝達装置において、複数の搬送ローラには、レジストローラの手前に配置され、少なくとも給紙カセットから給紙されたシートをレジストローラへ向けて搬送する中継搬送ローラと、手差しトレイから給紙されたシートを、前記給紙カセットのシートが搬送される搬送経路に合流する合流地点まで搬送する手差し中継経路に配置された手差し中継搬送ローラとが含まれ、前記駆動源から前記中継搬送ローラまでの駆動伝達経路に駆動伝達を遮断する駆動伝達遮断手段が設けられており、前記手差し中継搬送ローラには、前記駆動伝達遮断手段を介して前記駆動源の駆動力が伝達されることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、異常画像の発生を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係る画像形成装置の概略構成図。
本実施形態の駆動装置の概略構成図。
駆動装置の中継搬送ローラ、手差し中継搬送ローラおよび反転搬送ローラに駆動力を伝達する駆動列を示す概略構成図。
駆動装置の給紙部の各搬送ローラに駆動力を伝達する駆動列を示す概略構成図。
駆動装置の手差し給紙ローラおよび第一手差し中継搬送ローラに駆動力を伝達する駆動列を示す概略図。
駆動装置のレジストローラに駆動力を伝達する駆動列を示す概略図。
駆動装置の中継搬送ローラに駆動力を伝達する駆動列を示す概略図。
駆動装置の手差し中継搬送ローラに駆動力を伝達する駆動列を示す概略図。
駆動装置の反転搬送ローラに駆動力を伝達する駆動列を示す概略図。
中継電磁クラッチの概略斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものである。以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
【0010】
本発明が適用されるカラー画像形成装置の一例を図1に基づき説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置の概略構成図である。
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置は、潜像担持体としての複数、4つのドラム状をした感光体10Y、10C、10M、10Kをタンデム配列したフルカラー画像形成装置である。これら感光体は画像形成手段たる各作像ユニット7Y、7C、7M、7Kの一部として構成されている。これら作像ユニット7Y、7C、7M、7Kは順に、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色に対応し、これらの色の画像をつくる。
(【0011】以降は省略されています)

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