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公開番号
2024165759
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023082240
出願日
2023-05-18
発明の名称
塵芥収集車
出願人
極東開発工業株式会社
代理人
弁理士法人藤本パートナーズ
主分類
B65F
3/00 20060101AFI20241121BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】 塵芥収集車において、分散配置される部材を簡略化する。
【解決手段】 投入口3aを開閉するカバー部材20と、カバー部材20の開閉状態を維持するロック機構30とを備え、ロック機構30は投入口に設けられたストッパ33,34と、カバー部材20に設けられたロック部31とを備え、ロック部31は回動部40と、回動部40に対して係合することで回動部40を回動方向で位置決めする位置決め部41と、位置決め部41を回動部40に向かって付勢する圧縮ばね66とを備え、開放側ロック位置または閉鎖側ロック位置まで回動すると、位置決め部41が回動部40に係合して開放側ロック位置または閉鎖側ロック位置で回動部が固定され、回動部40が固定された状態で回動部40がストッパ33,34の開放側または閉鎖側の延長位置に重なることでカバー部材20の開閉状態を維持できる。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
塵芥を収容できる収容箱と、前記収容箱に内部が連通するように設けられていて、投入された塵芥を前記収容箱に移動させる投入箱とを備え、
前記投入箱は、外部に向けて開放された投入口と、前記投入口をスライド移動によって開閉するカバー部材と、前記カバー部材の開閉状態を維持するロック機構と、を備え、
前記ロック機構は、前記投入口に設けられたストッパと、前記カバー部材に設けられたロック部とを備え、
前記ストッパは、前記カバー部材の少なくとも開放位置と閉鎖位置とに対応した位置で前記投入口に固定されており、
前記ロック部は、回動する回動部と、前記回動部に対して係合することで前記回動部を回動方向で位置決めする位置決め部と、前記位置決め部を前記回動部に向かって付勢する付勢部と、を備え、
前記回動部は、開放側ロック位置、中立位置、閉鎖側ロック位置にわたって回動でき、
前記カバー部材の開閉動作に伴い前記ストッパに当たることで、前記中立位置から前記開放側ロック位置または前記閉鎖側ロック位置まで回動させられ、
前記開放側ロック位置または前記閉鎖側ロック位置まで回動すると、前記位置決め部が前記回動部に係合して、前記開放側ロック位置または前記閉鎖側ロック位置で前記回動部が固定され、
前記回動部が固定された状態で前記回動部の一部が前記ストッパの開放側または閉鎖側の延長位置に重なることで、前記カバー部材の開閉状態を維持できる塵芥収集車。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記カバー部材は作業者によって操作される操作ハンドルを備え、
前記操作ハンドルは、前記カバー部材の開閉状態を変更する場合に操作され、当該操作に応じ、前記位置決め部を前記付勢部の付勢に抗して前記回動部から離反方向に移動させて、前記回動部を回動可能とする、請求項1に記載の塵芥収集車。
【請求項3】
前記回動部は、当該回動部が前記ストッパとの関係で自由状態にある場合に前記中立位置とする位置付勢部を備える、請求項1に記載の塵芥収集車。
【請求項4】
前記回動部は、周方向の3か所で、開側突出部、中立突出部、閉側突出部の各々が突出した三又形状とされており、
前記中立位置で、前記開側突出部は前記中立突出部の上方に位置し、前記閉側突出部は前記中立突出部の下方に位置し、
前記中立突出部は、前記ストッパに当たることで前記回動部を回動させ、
前記開側突出部は、前記ストッパの開放側の前記延長位置に重なることで、前記カバー部材の開放状態を維持し、
前記閉側突出部は、前記ストッパの閉鎖側の前記延長位置に重なることで、前記カバー部材の閉鎖状態を維持する、請求項1に記載の塵芥収集車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、塵芥収集車に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
塵芥収集車は、塵芥投入箱の投入口を開閉するカバー部材を備え、カバー部材は上下方向にスライド可能に設けられ、カバー部材の後面には、これをスライド操作するためのハンドルが設けられている。このハンドルを持ち上げてカバー部材を上位置までスライドさせると、投入口が開放され、ハンドルを持ち下げてカバー部材を下位置までスライドさせると、投入口が閉鎖されるようになる。また、カバー部材が上位置から下側へスライドするのを規制し、また、下位置から上側へスライドするのを規制するロック装置を備えている。
【0003】
ロック装置は、ロックピンと、ロックピンをカバー部材の車幅方向外側に向けて付勢する付勢部材と、投入口に設けられ、カバー部材が下位置にあるときに、ロックピンと係合して当該ロックピンが上側に移動するのを規制する下係合部と、カバー部材が上位置にあるときに、ロックピンと係合して当該ロックピンが下側に移動するのを規制し得る上係合部と、ロックピンを付勢部材の付勢力に抗して、上係合部または下係合部との係合を解除させる解除機構とを有する。この解除機構は、ハンドルに連結されている。
【0004】
ところで、上係合部および下係合部には、ロックピンが係合する係合面が形成され、係合面よりも下方において車幅方向外側から車幅方向内端に向かうに従って高さが上がるように傾斜する傾斜面が形成され、ロックピンの車幅方向外端は傾斜面に沿いながら車幅方向内側へ移動することによって、上係合部または下係合部を乗り越えるよう構成されている。そして、ハンドルを操作して解除機構を解除することによりカバー部材がスライドすると、ロックピンは車幅方向外側へ移動して、上係合部の係合面、または下係合部の係合面に係合する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許6863848号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このような従来の塵芥収集車では、上係合部および下係合部が上下に分散して設けられており、上係合部および下係合部のそれぞれには、ロックピンを移動させるための傾斜面が形成されている。このように、ロックピンを移動させるために、上係合部および下係合部に傾斜面を形成することは、上係合部および下係合部のように分散配置された部材により、ロック装置の構成が煩雑となってしまう。
【0007】
本発明は上記事情に鑑み、塵芥収集車において、カバー部材の開閉状態を維持するロック機構に関し、分散配置される部材を簡略化することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、塵芥を収容できる収容箱と、前記収容箱に内部が連通するように設けられていて、投入された塵芥を前記収容箱に移動させる投入箱とを備え、前記投入箱は、外部に向けて開放された投入口と、前記投入口をスライド移動によって開閉するカバー部材と、前記カバー部材の開閉状態を維持するロック機構と、を備え、前記ロック機構は、前記投入口に設けられたストッパと、前記カバー部材に設けられたロック部とを備え、前記ストッパは、前記カバー部材の少なくとも開放位置と閉鎖位置とに対応した位置で前記投入口に固定されており、前記ロック部は、回動する回動部と、前記回動部に対して係合することで前記回動部を回動方向で位置決めする位置決め部と、前記位置決め部を前記回動部に向かって付勢する付勢部と、を備え、前記回動部は、開放側ロック位置、中立位置、閉鎖側ロック位置にわたって回動でき、前記カバー部材の開閉動作に伴い前記ストッパに当たることで、前記中立位置から前記開放側ロック位置または前記閉鎖側ロック位置まで回動させられ、前記開放側ロック位置または前記閉鎖側ロック位置まで回動すると、前記位置決め部が前記回動部に係合して、前記開放側ロック位置または前記閉鎖側ロック位置で前記回動部が固定され、前記回動部が固定された状態で前記回動部の一部が前記ストッパの開放側または閉鎖側の延長位置に重なることで、前記カバー部材の開閉状態を維持できる塵芥収集車である。
【0009】
上記構成の塵芥収集車において、分散配置されるストッパは、回動部に当たる形状であればいいので、ロック機構が簡略化した構成となる。
【0010】
本発明では、前記カバー部材は作業者によって操作される操作ハンドルを備え、前記操作ハンドルは、前記カバー部材の開閉状態を変更する場合に操作され、当該操作に応じ、前記位置決め部を前記付勢部の付勢に抗して前記回動部から離反方向に移動させて、前記回動部を回動可能とすることもできる。
(【0011】以降は省略されています)
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