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公開番号
2024165673
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023082057
出願日
2023-05-18
発明の名称
画像形成装置及びその制御方法
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
15/01 20060101AFI20241121BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 ボウ補正の境目でスジ画像が発生することを防止すると共に、色によって認知程度が異なる濃度ムラの発生を防止できる画像形成装置等を提供する。
【解決手段】 ブラックを含む複数色の画像データに基づき複数の発光素子から出射するマルチビームを像担持体表面上に走査する電子写真方式の画像形成装置において、ブラック以外の所定色のシアン、マゼンタ、イエローの画像データをブラックのボウ特性に応じて、電子的ボウ補正するボウ補正部と、ボウ補正された所定色の画像の濃度段差を濃度平滑処理により滑らかにする濃度平滑処理部と、を備えた画像形成装置。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
ブラックを含む複数色の画像データに基づき複数の発光素子から出射するマルチビームを像担持体表面上に走査する電子写真方式の画像形成装置において、
ブラック以外の所定色の画像データをブラックのボウ特性に応じて、電子的ボウ補正するボウ補正部と、
ボウ補正された所定色の画像の濃度段差を濃度平滑処理により滑らかにする濃度平滑処理部と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記所定色は、シアン、マゼンタ、イエローであり、
ブラックの画像データのボウ補正は行わず、ブラック以外のシアン、マゼンタ、イエローの画像データのみをブラックのボウ特性に合うように電子的ボウ補正を行う制御部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
ボウ補正された所定色の画像及びボウ補正されていないブラックの画像を面跨ぎの光量補正によって濃度補正する濃度補正処理部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
ブラックを含む複数色の画像データに基づき複数の発光素子から出射するマルチビームを像担持体表面上に走査する電子写真方式の画像形成装置において、
画像を面跨ぎの光量補正によって濃度補正する濃度補正処理部と、
面跨ぎの露光セグメント分布状況に応じて、濃度補正処理部の光量補正量を変化させる制御部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
制御部は、エリア毎に垂直方向の面跨ぎの露光セグメント露光割合を解像度又はモード別に算出し、算出した露光割合に基づき光量補正量を変化させることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
制御部は、エリア毎に斜め方向の面跨ぎの露光セグメント露光割合を解像度又はモード別に算出し、算出した露光割合に基づき光量補正量を変化させることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項7】
制御部は、垂直方向への面跨ぎの露光セグメント露光割合を算出するための設定値と、斜め方向への面跨ぎの露光セグメント露光割合を算出するための設定値とを合算した結果に基づき、走査跨ぎ露光割合を算出し、算出した露光割合に基づき光量補正量を変化させることを特徴とする請求項4から6のうちの1項に記載の画像形成装置。
【請求項8】
露光割合は、諧調レベルを加味して算出することを特徴とする請求項4から6のうちの1項に記載の画像形成装置。
【請求項9】
ブラックを含む複数色の画像データに基づき複数の発光素子から出射するマルチビームを像担持体表面上に走査する電子写真方式の画像形成装置の制御方法において、
ブラック以外の所定色の画像データをブラックのボウ特性に応じて、電子的ボウ補正するボウ補正工程と、
ボウ補正された所定色の画像の濃度段差を濃度平滑処理により滑らかにする濃度平滑処理工程と、
を含むことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は画像形成装置等に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
レーザダイオード等の光源から射出される光ビームを走査光学系によって感光体ドラム(像担持体)上に結像させて、感光体ドラム表面に静電潜像を形成する電子写真方式の画像形成装置が知られている。
【0003】
この種の画像形成装置において、感光体ドラムには、与えられる総光量が同じでも光量と露光時間の関係が異なると潜像形成状態が異なる相反則不軌の現象が生じる。すなわち、ごく短時間に露光した場合は、比較的長い時間をかけて露光した場合に比べ、総露光量が等しいにもかかわらず感光体の電位変化量が少なくなる、相反則不軌が生じる。これがマルチビーム走査光学系の場合、画像濃度ムラとなって現れてくる。
【0004】
従来、特許文献1では、この相反則不軌による画像の濃度ムラに対処するため、光源には主走査方向、副走査方向に発光点を多数個配置したVCSEL(垂直共振器型面発光レーザ)を使い、ある走査周波数以上になるように多重露光し、濃度段差をわからなくする手法が開示されている。しかしながら、この特許文献1の技術では、32ビーム等のビーム数が膨大になり、駆動させるシステムが複雑になっていた。また、コストが大幅に上昇していた等の課題があった。
【0005】
特許文献2では、相反則不軌による濃度ムラに対処するため、m回目主走査とm+1回目主走査の重合ラインに現像されるトナー量を算出し、m+1回目走査の第1番目の光量とm回目走査の第N番目の光量を調整し、相反則不軌の影響を低減させる画像形成装置を提案していたが、以下の課題があった。
【0006】
特許文献2の技術では、電子的なボウ補正を行う場合、濃度補正とボウ補正の部分倍率補正、濃度補正回路の非同期性の影響を受け、濃度補正とボウ補正の同期を容易に実現できず、ボウ補正の境目でスジ画像が発生しやすかった。また、さまざまなばらつきを考慮した精度の高い濃度補正を容易に実現できず、ボウ補正の境目で濃度段差が発生しやすかった。
【0007】
特許文献3には、画像形成における種々の原因に基づく色ズレ抑制のために、レジストマークを形成し、正規の位置に対するズレ量を検出することで、画像書き込み位置を補正する画像形成装置が開示されていたが、これは、ボウ補正自体の手段を述べたものではなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2010-176094号公報
特開2007-237400号公報
特開2000-112206号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、画像形成装置で電子的にボウ補正を行う際に、ボウ補正の境目でスジ画像が発生することを防止する技術が未提案であった。また、人間の視覚の特性上、色によって濃度ムラの認知程度が異なるが、この点を考慮して濃度ムラの発生を防止する技術が未提案であった。
【0010】
本発明は、斯かる実情に鑑み、ボウ補正の境目でスジ画像が発生することを防止すると共に、色によって認知程度が異なる濃度ムラの発生を防止できる画像形成装置等を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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