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公開番号
2024165290
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023081369
出願日
2023-05-17
発明の名称
ミキサドラムの制御装置
出願人
カヤバ株式会社
代理人
弁理士法人後藤特許事務所
主分類
B60P
3/16 20060101AFI20241121BHJP(車両一般)
要約
【課題】ミキサドラム内に積載された水の不正廃棄を防止する。
【解決手段】コントローラ20は、ミキサ車1に搭載されたミキサドラム2の制御を行うミキサドラム2の制御装置であって、ミキサドラム2が、生コンが無積載とみなされる状態を含む生コン無積載状態の場合であっても、ミキサ車1が生コンプラント又は生コンプラント付近にいない場合は、ミキサドラム2の洗浄動作及び排出動作を禁止する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ミキサ車に搭載されたミキサドラムの制御を行うミキサドラムの制御装置であって、
前記ミキサドラムが、生コンクリートが無積載とみなされる状態を含む生コンクリート無積載状態の場合であっても、前記ミキサ車が前記ミキサドラムに積載された水の廃棄場又はその付近にいない場合は、前記ミキサドラムの排出動作及び洗浄動作のうち少なくとも一方を禁止する、
ことを特徴とするミキサドラムの制御装置。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のミキサドラムの制御装置であって、
前記ミキサドラムに積載された生コンクリートの排出先の現場の位置情報を記憶する記憶部と、
前記ミキサ車の位置情報を取得する位置取得装置と、
前記ミキサドラムが前記生コンクリート無積載状態であることを検出可能な積載センサと、をさらに含み、
前記記憶部に記憶された前記排出先の現場の位置情報と前記位置取得装置が取得した前記ミキサ車の位置情報とに基づき、前記ミキサ車が前記排出先の現場にいることを検出するとともに、前記積載センサからの信号又は前記ミキサドラムに逆転を指示するための回転スイッチからの信号に基づき、前記ミキサドラムに積載された生コンクリートが前記排出先の現場で排出されたことを検出し、且つ、前記積載センサからの信号に基づき、前記ミキサ車が前記廃棄場に到着する前に前記ミキサドラムが前記生コン無積載状態になったことを検出した場合に、前記ミキサドラムの前記排出動作及び前記洗浄動作のうち少なくとも一方を禁止する、
ことを特徴とするミキサドラムの制御装置。
【請求項3】
請求項1に記載のミキサドラムの制御装置であって、
前記廃棄場は、当該廃棄場内に通信エリアを有する無線通信機器を備え、
前記無線通信機器との間で行う無線通信での通信結果に基づき、前記ミキサ車が前記廃棄場又はその付近にいることを確認する、
ことを特徴とするミキサドラムの制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はミキサドラムの制御装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、残水の検知開始指示や検知結果を利活用し、ドラムに生コンクリートを積込む作業とも連動可能なコンクリートミキサー車のシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-100407号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ミキサ車は、現場で生コンクリートを排出した後に、固化防止のためにミキサドラム内に水が入れられた状態になることや、洗浄で用いた水が排出されずにミキサドラム内に残された状態になることがある。このようにしてミキサドラム内に積載された水は産業廃棄物扱いとなり、生コンクリートプラント等の認可された廃棄場での排出が求められる。
【0005】
しかしながら、ミキサドラムからの排出がユーザの一存でできてしまうと、ミキサドラム内に積載された水を認可された廃棄場以外で捨てるなど、不正廃棄に繋がる虞がある。
【0006】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたもので、ミキサドラム内に積載された水の不正廃棄を防止することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、ミキサ車に搭載されたミキサドラムの制御を行うミキサドラムの制御装置であって、ミキサドラムが、生コンクリートが無積載とみなされる状態を含む生コンクリート無積載状態の場合であっても、ミキサ車が前記ミキサドラムに積載された水の廃棄場又はその付近にいない場合は、ミキサドラムの排出動作及び洗浄動作のうち少なくとも一方を禁止することを特徴とする。
【0008】
この発明によれば、ミキサドラムが生コンクリート無積載状態の場合であっても、ミキサ車が廃棄場又はその付近にいない場合は、ミキサドラムの排出動作及び洗浄動作が禁止される。このため、現場で生コンクリートを使い切った後にミキサドラム内に水が入れられた場合でも、排出動作を禁止でき、これによりミキサドラム内の水が不正廃棄されることを防止できる。また、洗浄機能が有効なままだと、廃棄場以外の場所でミキサドラム内を洗浄した後、廃棄場に辿り着くまでの途中で洗浄後の水が不正廃棄され得るが、洗浄動作を禁止すれば、洗浄後に水が不正廃棄され得ることに事前に備えるかたちで、水の不正廃棄を未然に防止できる。
【0009】
また、本発明は、ミキサドラムに積載された生コンクリートの排出先の現場の位置情報を記憶する記憶部と、ミキサ車の位置情報を取得する位置取得装置と、ミキサドラムが生コンクリート無積載状態であることを検出可能な積載センサと、をさらに含み、記憶部に記憶された排出先の現場の位置情報と位置取得装置が取得したミキサ車の位置情報とに基づき、ミキサ車が排出先の現場にいることを検出するとともに、積載センサからの信号又はミキサドラムに逆転を指示するための回転スイッチからの信号に基づき、ミキサドラムに積載された生コンクリートが排出先の現場で排出されたことを検出し、且つ、積載センサからの信号に基づき、ミキサ車が廃棄場に到着する前にミキサドラムが生コン無積載状態になったことを検出した場合に、ミキサドラムの排出動作及び洗浄動作のうち少なくとも一方を禁止することを特徴とする。
【0010】
この発明によれば、生コンクリートが現場で排出され、さらに現場で生コンクリートが排出され切るか、或いは余った生コンクリートが水の廃棄場とは異なる生コンクリートの廃棄場で排出されることで、ミキサドラムが生コンクリート無積載状態になった後にミキサドラムの排出動作及び洗浄動作のうち少なくとも一方を禁止する。このため、現場での生コンクリートの排出作業や余った生コンクリートの排出作業に支障を生じさせることなく、水の不正廃棄を防止できる。
(【0011】以降は省略されています)
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