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公開番号2024164993
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2023080782
出願日2023-05-16
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、プログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類H04N 23/60 20230101AFI20241121BHJP(電気通信技術)
要約【課題】現実空間における撮影と同様の撮影を仮想空間においても実現する。
【解決手段】現実空間の撮影を行う第1の撮像装置に対応する仮想オブジェクトが配置された仮想空間における撮影を行う情報処理装置は、前記第1の撮像装置の機種パラメータと撮影パラメータを取得する取得手段と、前記第1の撮像装置に対するユーザの操作情報を取得する操作情報取得手段と、前記機種パラメータ、前記撮影パラメータ、および前記操作情報に基づき、前記仮想空間における前記仮想オブジェクトの位置および姿勢から前記仮想空間を撮影した撮影画像を生成する生成手段と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
現実空間の撮影を行う第1の撮像装置に対応する仮想オブジェクトが配置された仮想空間における撮影を行う情報処理装置であって、
前記第1の撮像装置の機種パラメータと撮影パラメータを取得する取得手段と、
前記第1の撮像装置に対するユーザの操作情報を取得する操作情報取得手段と、
前記機種パラメータ、前記撮影パラメータ、および前記操作情報に基づき、前記仮想空間における前記仮想オブジェクトの位置および姿勢から前記仮想空間を撮影した撮影画像を生成する生成手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
複数の画像処理プログラムをさらに有し、
前記複数の画像処理プログラムのそれぞれは、1つの撮像装置が前記現実空間の撮影に用いる画像処理回路をソフトウェアにより再現したプログラムであり、
前記生成手段は、1)前記複数の画像処理プログラムのうちから、前記機種パラメータに応じて、前記第1の撮像装置に対応する画像処理プログラムを選択し、2)前記選択した前記画像処理プログラムに基づき前記撮影画像を生成する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記仮想空間の撮影を行う場合に、前記ユーザが第1の操作を前記第1の撮像装置に行うと、前記仮想空間の撮影に関して第1の処理を行う処理手段をさらに有し、
前記第1の撮像装置は、前記現実空間の撮影を行う場合に、前記ユーザが前記第1の操作を前記第1の撮像装置に行うと、前記現実空間の撮影に関して前記第1の処理を行う、ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記機種パラメータと前記操作情報とに基づき、前記仮想空間における前記第1の撮像装置に対応する位置に、前記第1の撮像装置に対応する姿勢および外観の第2の撮像装置を前記仮想オブジェクトとして生成する第2の生成手段と、
前記仮想空間の画像を表示するように表示手段を制御する表示制御手段と、
をさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第1の撮像装置は、一眼レフカメラ、ミラーレスカメラ、デジタルカメラ、アクションカメラ、ドローン、またはスマートフォンである、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記機種パラメータは、前記第1の撮像装置の本体の型番に関する情報、または前記第1の撮像装置の本体に装着する部材の型番に関する情報である、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記第1の撮像装置の本体に装着する前記部材は、レンズ、マウントアダプタ、ストロボ、グリップ、または拡張ファインダーである、
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記撮影パラメータは、絞り値、シャッタースピード、ISO感度、露出補正値、レンズ焦点距離、ホワイトバランス、および撮影モードに関するパラメータの少なくともいずれかを含む、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記操作情報は、ボタンへの操作、ダイヤルへの操作、および、タッチパネルへの操作の少なくともいずれかに関する情報である、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記操作情報は、フォーカス、ズーム、絞り、および、位置および姿勢の制御の少なくともいずれかに関する操作の情報である、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、仮想空間の撮影を実現する情報処理装置、情報処理方法、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、VR(Virtual Reality)技術の研究が進んでいる。VR技術の研究に伴って、HMD(Head Mounted Display)に代表されるVRデバイスの普及が進み、VRの仮想空間における多数のユーザ同士のコミュニケーションが活性化している。このような仮想空間におけるコミュニケーションを目的としたアプリケーションの形態は、「メタバース」と呼ばれる。
【0003】
メタバースの仮想空間(メタバース空間)では、ユーザは、ユーザの分身であるアバターを用いて、他のユーザとコミュニケーションができる。コミュニケーション活動の一例として、メタバース空間におけるアバターを被写体とした撮影が可能である。
【0004】
メタバース空間を撮影した写真は、3Dレンダリング技術の進歩により、現実空間と遜色ない光学特性(露出およびボケなど)を表現できる。このような背景を踏まえると、光学特性に詳しく、卓越した撮影技術を有するユーザ(プロのフォトグラファーなど)が、メタバース空間における撮影に参入することが見込まれる。
【0005】
しかしながら、メタバース空間における写真撮影は、もともとVRアプリケーションの操作に親しみのあるユーザが、VR空間に特化した撮影技術(VRコントローラーの操作方法、および撮影パラメータの設定方法など)を身につけることで発展してきている。VRアプリケーションの操作に不慣れなユーザが保有する撮影技術と、VRコントローラーを用いた撮影とマッチせずに、VR空間の撮影への参入の障害となることが想定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2016-81408号公報
特開2022-41258号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1では、専用のVRコントローラー以外をHMDのコントローラーとして利用することができる。特許文献1ではコントローラーとしてスマートフォンを利用しているが、この技術をカメラに応用することで、使い慣れた機器を用いて仮想空間の撮影を行うことができる。一方で、特許文献2では、端末装置に対応する仮想カメラが仮想空間を撮像する場合に、端末装置への操作に応じて仮想カメラの撮影が実現されてもよいことが記載されている。
【0008】
しかしながら、特許文献1,2の技術では、仮想空間における撮影と現実空間における撮影とで異なる事項が多く、ユーザは、現実空間の撮影で培った撮影技術を十分に活用することができない。このため、現実空間における撮影と同様の撮影を仮想空間において実現することができない。
【0009】
本発明は、現実空間における撮影と同様の撮影を仮想空間においても実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の1つの態様は、
現実空間の撮影を行う第1の撮像装置に対応する仮想オブジェクトが配置された仮想空間における撮影を行う情報処理装置であって、
前記第1の撮像装置の機種パラメータと撮影パラメータを取得する取得手段と、
前記第1の撮像装置に対するユーザの操作情報を取得する操作情報取得手段と、
前記機種パラメータ、前記撮影パラメータ、および前記操作情報に基づき、前記仮想空間における前記仮想オブジェクトの位置および姿勢から前記仮想空間を撮影した撮影画像を生成する生成手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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