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公開番号
2024164792
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-27
出願番号
2023223509
出願日
2023-12-28
発明の名称
αゲル含有組成物及びその利用
出願人
株式会社日本触媒
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
A61K
8/99 20170101AFI20241120BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】安定性に優れ、且つ、化粧品又は医薬(部外)品に使用する場合の使用感に優れるαゲル含有組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】バイオサーファクタントと、高級アルコールと、を含む、αゲル含有組成物により、課題を解決する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
バイオサーファクタントと、高級アルコールと、を含む、αゲル含有組成物。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記バイオサーファクタントは、アニオン性バイオサーファクタントを含む、請求項1に記載のαゲル含有組成物。
【請求項3】
前記バイオサーファクタントは、糖脂質構造を有するバイオサーファクタントを含む、請求項1に記載のαゲル含有組成物。
【請求項4】
前記糖脂質構造を有するバイオサーファクタントは、サクシノイルトレハロース脂質である、請求項3に記載のαゲル含有組成物。
【請求項5】
前記バイオサーファクタントを、αゲル含有組成物の全質量に対して0.001質量%以上含む、請求項1に記載のαゲル含有組成物。
【請求項6】
前記高級アルコールは、炭素数16の高級アルコール及び炭素数18の高級アルコールの少なくとも何れかを含む、請求項1に記載のαゲル含有組成物。
【請求項7】
前記高級アルコールの含有量に対する、前記バイオサーファクタントの含有量の比が、質量比で、0を超えて0.500以下である、請求項1に記載のαゲル含有組成物。
【請求項8】
pHが5.0以上である、請求項1に記載のαゲル含有組成物。
【請求項9】
さらに、油剤、多価アルコール、及び増粘剤からなる群より選択される、少なくともいずれかを含む、請求項1に記載のαゲル含有組成物。
【請求項10】
油剤を含み、前記高級アルコールの含有量に対する、前記油剤の含有量の比が、質量比で、0を超えて35.0以下である、請求項9に記載のαゲル含有組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はαゲル含有組成物及びその利用に関し、特にバイオサーファクタントを含有するαゲル含有組成物及びその利用に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
微生物が作り出す機能性物質であるバイオサーファクタントは、疎水性部分と親水性部分とを有する両親媒性物質である。バイオサーファクタントは、優れた生分解性を示す天然の界面活性剤として注目されており、また高い保湿効果及び乳化作用を示すため、化粧品、医薬品、食品等の添加剤として使用することが検討されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、バイオサーファクタントを含有する水性ゲル状組成物を提供することを目的として、糖脂質型のバイオサーファクタントであるサクシノイルトレハロース脂質の塩と、水性成分とを混合することによって、水性ゲル状組成物を調製したことが開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、バイオサーファクタント含有する油性ゲル状組成物を提供することを目的として、糖脂質構造を有するバイオサーファクタントを含有し、水及び多価アルコールの一方、並びに油性成分を含む油性ゲル状組成物を調製したことが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-67686号公報
特開2009-79030号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述のような従来のゲル状組成物が存在する一方、近年水も油も内包することができるαゲルという形態が注目されている。
【0007】
αゲルとは、α型水和結晶とも呼ばれ、一般に、ラメラゲル形成性組成物として、界面活性剤のような親水基及び親油基を有する化合物を用いた場合に形成されるものであり、六方晶形のα型構造(ヘキサゴナル)の層間に水を多量に保持した状態のゲルであり、高い増粘効果、保水効果、バリア効果が期待されている。
【0008】
本発明の一態様は、バイオサーファクタントを含むαゲル含有組成物であって、安定性に優れ、且つ、化粧品又は医薬(部外)品に使用する場合の使用感に優れるαゲル含有組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するために、本発明の一実施形態は、以下の構成を含むものである。
[1]バイオサーファクタントと、高級アルコールと、を含む、αゲル含有組成物。
[2]前記バイオサーファクタントは、アニオン性バイオサーファクタントを含む、[1]に記載のαゲル含有組成物。
[3]前記バイオサーファクタントは、糖脂質構造を有するバイオサーファクタントを含む、[1]又は[2]に記載のαゲル含有組成物。
[4]前記糖脂質構造を有するバイオサーファクタントは、サクシノイルトレハロース脂質である、[1]~[3]のいずれかに記載のαゲル含有組成物。
[5]前記バイオサーファクタントを、αゲル含有組成物の全質量に対して0.001質量%以上含む、[1]~[4]のいずれかに記載のαゲル含有組成物。
[6]前記高級アルコールは、炭素数16の高級アルコール及び炭素数18の高級アルコールの少なくとも何れかを含む、[1]~[5]のいずれかに記載のαゲル含有組成物。
[7]前記高級アルコールの含有量に対する、前記バイオサーファクタントの含有量の比が、質量比で、0を超えて0.500以下である、[1]~[6]のいずれかに記載のαゲル含有組成物。
[8]pHが5.0以上である、[1]~[7]のいずれかに記載のαゲル含有組成物。
[9]さらに、油剤、多価アルコール、及び増粘剤からなる群より選択される、少なくともいずれか一種を含む、[1]~[8]のいずれかに記載のαゲル含有組成物。
[10]油剤を含み、前記高級アルコールの含有量に対する、前記油剤の含有量の比が、質量比で、0を超えて35.0以下である、[9]に記載のαゲル含有組成物。
[11][1]~[10]の何れかに記載のαゲル含有組成物を含む化粧料又は医薬(部外)品。
【発明の効果】
【0010】
本発明の一態様によれば、安定性に優れ、且つ、化粧品又は医薬(部外)品に使用する場合の使用感に優れるαゲル含有組成物を提供することができるとの効果を奏する。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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