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公開番号
2024164606
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-27
出願番号
2023080213
出願日
2023-05-15
発明の名称
信号検証方法、受信機、コンピュータプログラム、及び位置指紋の生成方法
出願人
学校法人立命館
代理人
個人
主分類
G01S
19/21 20100101AFI20241120BHJP(測定;試験)
要約
【課題】新規な位置指紋及びそれを使用した信号検証に関する技術を提供する。
【解決手段】開示の方法は、測位のための信号を送信する複数の送信機から送信された複数の到来信号を受信し、前記複数の到来信号間に生じたドップラー周波数差を求め、前記ドップラー周波数差に基づいて、前記複数の到来信号を検証する、ことを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
測位のための信号を送信する複数の送信機から送信された複数の到来信号を受信し、
前記複数の到来信号間に生じたドップラー周波数差を求め、
前記ドップラー周波数差に基づいて、前記複数の到来信号を検証する、
ことを含む、信号検証方法。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記複数の送信機は、複数の測位衛星である
請求項1に記載の信号検証方法。
【請求項3】
前記複数の到来信号を検証することは、前記ドップラー周波数差と、前記ドップラー周波数差と比較される比較値と、を比較することで、前記複数の到来信号の真偽を判定することを含む
請求項1又は請求項2に記載の信号検証方法。
【請求項4】
前記複数の到来信号を検証することは、前記ドップラー周波数差と、推定ドップラー周波数差と、に基づいて、前記複数の到来信号を検証することを含み、
前記推定ドップラー周波数差は、前記到来信号を受信した受信機の位置、前記複数の送信機の位置、及び、前記複数の送信機それぞれと前記受信機との相対運動ベクトルに基づいて、演算される
請求項1又は請求項2に記載の信号検証方法。
【請求項5】
前記受信機の位置は、前記到来信号に含まれる送信時刻データに基づいて求められる
請求項4に記載の信号検証方法。
【請求項6】
前記複数の送信機の位置は、前記複数の到来信号それぞれに含まれる送信機位置データに基づいて求められる
請求項4に記載の信号検証方法。
【請求項7】
前記相対運動ベクトルは、前記送信機の軌道データに基づいて求められる
請求項4に記載の信号検証方法。
【請求項8】
測位のための信号を送信する複数の送信機から送信された複数の到来信号間に生じたドップラー周波数差を求め、
前記ドップラー周波数差に基づいて、前記複数の到来信号を検証する、
ことを含む処理を実行するプロセッサを備える、
受信機。
【請求項9】
測位のための信号を送信する複数の送信機から送信された複数の到来信号間に生じたドップラー周波数差を求め、
前記ドップラー周波数差に基づいて、前記複数の到来信号を検証する、
ことを含む処理をプロセッサに実行させるコンピュータプログラム。
【請求項10】
測位のための信号を送信する複数の送信機それぞれから送信された複数の到来信号を受信し、前記複数の到来信号間のドップラー周波数差を、前記複数の到来信号の特徴量である位置指紋として求める、
ことを含む、位置指紋の生成方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、信号検証方法、受信機、コンピュータプログラム、及び位置指紋の生成方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、ジャミングおよび妨害からグローバル位置決定システム(GPS)受信機を保護するシステムを開示している。特許文献1のシステムは、アレイアンテナによって、ジャミング信号到来方向のアンテナ利得を低下させる。
【0003】
特許文献2は、妨害波発生装置から放射される妨害波の影響を受けないようにするGPS妨害波抑制装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2005-527789号公報
特開2007-232688号公報
【発明の概要】
【0005】
特許文献1のように、ジャミング信号到来方向のアンテナ利得を低下させるには、アレイアンテナが必要である。しかし、アレイアンテナを備えていない受信機は、アレイアンテナを必要とする技術を利用することができない。
【0006】
さて、受信した信号の検証のため、位置指紋を利用することが考えられる。位置指紋は、例えば、マルチパス伝搬に起因する信号波形の歪である。マルチパス伝搬に起因する信号波形の歪は、送信位置に固有のものである。
【0007】
位置指紋は、送信位置に固有であるため、送信位置の検証などの信号検証などに利用することができる。送信位置の検証は、例えば、信号が、正規の位置に設置された真の送信機からではなく、偽の装置(妨害装置)から送信されたことを識別するために行われ得る。
【0008】
本発明者らは、マルチパス伝搬に起因する信号波形の歪とは異なる、新規な位置指紋の方式を見出した。本開示は、新規な位置指紋及びそれを使用した信号検証に関する技術を提供する。
【0009】
本開示のある側面は、信号検証方法である。開示の方法は、測位のための信号を送信する複数の送信機から送信された複数の到来信号を受信し、前記複数の到来信号間に生じたドップラー周波数差を求め、前記ドップラー周波数差に基づいて、前記複数の到来信号を検証する、ことを含む。
【0010】
本開示の他の側面は、受信機である。開示の受信機は、測位のための信号を送信する複数の送信機から送信された複数の到来信号間に生じたドップラー周波数差を求め、前記ドップラー周波数差に基づいて、前記複数の到来信号を検証する、ことを含む処理を実行するプロセッサを備える。
(【0011】以降は省略されています)
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