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公開番号
2025011376
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023113438
出願日
2023-07-11
発明の名称
心理的距離推定装置、心理的距離推定方法、心理的距離推定プログラム
出願人
学校法人立命館
代理人
個人
,
個人
主分類
A61B
5/16 20060101AFI20250117BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】人間関係を推定することができる心理的距離推定装置を提供する。
【解決手段】複数の測定対象者それぞれの自律神経系活動におけるバイタルデータを所定時間毎に取得するバイタルデータ取得部32を備えている。そして、バイタルデータ取得部32にて取得したバイタルデータを正規化する標準正規化部33を備えている。さらに、標準正規化部33にて正規化したバイタルデータに基づいて、複数の測定対象者における測定対象者同士の同期度合いを算定する同期度合い算定部35を備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の測定対象者それぞれの自律神経系活動におけるバイタルデータを所定時間毎に取得する取得手段と、
前記取得手段にて取得した前記バイタルデータに基づいて、前記複数の測定対象者における測定対象者同士の同期度合いを算定する算定手段と、を有してなる心理的距離推定装置。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記算定手段にて算定した同期度合いに基づいて、自己組織化マップを生成する生成手段を、さらに有してなる請求項1に記載の心理的距離推定装置。
【請求項3】
前記取得手段にて取得した前記バイタルデータを正規化する標準正規化手段をさらに有し、
前記算定手段は、前記標準正規化手段にて正規化した前記バイタルデータに基づいて、前記複数の測定対象者における測定対象者同士の同期度合いを算定してなる請求項1又は2に記載の心理的距離推定装置。
【請求項4】
所定の装置を用いて実行される心理的距離推定方法において、
複数の測定対象者それぞれの自律神経系活動におけるバイタルデータを所定時間毎に取得するステップと、
前記取得した前記バイタルデータに基づいて、前記複数の測定対象者における測定対象者同士の同期度合いを算定するステップと、を含んでなる心理的距離推定方法。
【請求項5】
コンピュータに、
複数の測定対象者それぞれの自律神経系活動におけるバイタルデータを所定時間毎に取得する第1処理と、
前記第1処理にて取得した前記バイタルデータに基づいて、前記複数の測定対象者における測定対象者同士の同期度合いを算定する第2処理と、を実行させる心理的距離推定プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、心理的距離推定装置、心理的距離推定方法、心理的距離推定プログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
心身ともに健康で満足した生活を送るためには、身体の健康のみならず、人間関係の質に関係する人と人とのこころのつながりが重要であると指摘されている。コロナ禍の影響により、行動制限などで、コミュニケーションをとる機会が減った中で、他人とのつながりの指標となるこころの距離を数値的に示すことが重要である。
【0003】
この点、人のこころの状況を知るために、画像を用いた感情推定や脳波や心拍といった自律神経指標を用いた個人の感情を知る技術が提案されている。
【0004】
しかしながら、自由活動下での自律神経活動は、身体的、精神的活動を分離することが難しいことから自律神経や中枢神経のみで、こころの変動を捉えることは困難とされてきた。そのため、上記の技術は、刺激(入力)が特定された中での、1対1の感情をとらえるものであり、集団におけるこころの距離を示すことは困難であった。
【0005】
そこで、上記のような問題を解決すべく、特許文献1に記載のような技術が提案されている。この特許文献1に記載の発明は、同行した複数の対象者同士の関係性を推定できるようにしたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第6126540号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術は、歩数などの人の活動状態を検出し、人の活動状態しか判断していない。そのため、人と人の相互作用、つまり、人間関係までは推定できないという問題があった。すなわち、誰と誰が、仲が悪く、誰と誰が、仲が良いのか等、人の活動状態だけでは判断がつかない、人と人の相互作用、つまり、人間関係までは推定できないという問題があった。
【0008】
そこで、本発明は、上記問題に鑑み、人間関係を推定することができる心理的距離推定装置、心理的距離推定方法、心理的距離推定プログラムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記本発明の目的は、以下の手段によって達成される。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0010】
請求項1に係る心理的距離推定装置は、複数の測定対象者それぞれの自律神経系活動におけるバイタルデータ(例えば、脈拍データ)を所定時間毎に取得する取得手段(例えば、図2に示すバイタルデータ取得部32)と、
前記取得手段(例えば、図2に示すバイタルデータ取得部32)にて取得した前記バイタルデータ(例えば、脈拍データ)に基づいて、前記複数の測定対象者における測定対象者同士の同期度合いを算定する算定手段(例えば、図2に示す同期度合い算定部35)と、を有してなることを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)
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