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公開番号2025023515
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-17
出願番号2023127688
出願日2023-08-04
発明の名称コマンド入力装置、コマンド入力方法
出願人学校法人立命館,国立大学法人北海道大学
代理人個人,個人
主分類G06F 3/01 20060101AFI20250207BHJP(計算;計数)
要約【課題】非接触でコマンド入力が可能なコマンド入力装置を提供する。
【解決手段】ハウジング内に気圧センサ4bを設けている。そして、気圧センサ4bにて検出された気圧の変化に基づいて、操作内容を決定する操作内容決定部43を備えている。ハウジングに触れない所定方法によって、ハウジングの周辺の空気の気圧を瞬間的に変化させたものを気圧センサ4bが検出すると、操作内容決定部43は、その検出内容に基づいて操作内容を決定するようにしている。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項1】
筐体内に設けられた気圧センサと、
前記気圧センサにて検出された気圧の変化に基づいて、操作内容を決定する決定手段と、を有し、
前記筐体に触れない所定方法によって、該筐体の周辺の空気の気圧を瞬間的に変化させたものを前記気圧センサが検出すると、前記決定手段は、その検出内容に基づいて前記操作内容を決定してなるコマンド入力装置。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記決定手段は、予め設定されている閾値と期間によって、前記操作内容を決定してなる請求項1に記載のコマンド入力装置。
【請求項3】
前記所定方法は、人の手を前記筐体に近づける又は遠ざける方法である請求項1又は2に記載のコマンド入力装置。
【請求項4】
前記筐体内に加速度センサをさらに設け、
前記加速度センサにて、前記筐体の振動を検出してなる請求項1又は2に記載のコマンド入力装置。
【請求項5】
筐体に触れない所定方法によって、該筐体の周辺の空気の気圧を瞬間的に変化させた際、その変化を前記筐体に設けられた気圧センサにて検出するステップと、
前記気圧センサにて検出すると、所定装置によって、その検出内容に基づいた操作内容を決定するステップと、を含んでなるコマンド入力方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コマンド入力装置、コマンド入力方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
ウェラブルコンピューティングの発展にともない、イヤラブルデバイス(earable device)と呼ばれる耳装着型デバイスが着目されている。このイヤラブルデバイスは、従来のイヤホンの用途である音楽鑑賞をはじめ、スマートフォンと連携することによる音声アシスタントの利用や、搭載された各種センサを用いてユーザの生体情報や行動を認識できるようになっている。
【0003】
ところで、このようなイヤラブルデバイスの多くはスマートフォンと連携して使用することを前提としており、イヤラブルデバイスを操作する際にスマートフォンの画面に着目し、人の手で操作する必要がある。
【0004】
また、イヤラブルデバイス内にセンサを搭載して、イヤラブルデバイスに直接人の手でタッチすることによりコマンド操作できるものが知られている。例えば、感圧センサを使用している非特許文献1に記載のイヤラブルデバイス、又は、静電容量センサを使用している非特許文献2に記載のイヤラブルデバイスである。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
"AirPodsPro"、[online]、Apple株式会社、[2023年7月25日検索]、インターネット(https://www.apple.com/jp/airpods-pro/)
"Google Pixel Buds"、[online]、Google株式会社、[2023年7月25日検索]、インターネット(https://store.google.com/jp/category/earbuds?hl=ja)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記非特許文献1に記載の技術は、感圧センサを使用しているため、感圧センサに人の手が触れないと反応しないことから、イヤラブルデバイスの形状設計に制約が生じるという問題があった。また、上記非特許文献2に記載の技術は、静電センサを使用しているため、静電センサは、意図しない接触により動作してしまうという問題があるばかりか、手袋をはめた状態では反応しないという問題があった。
【0007】
さらに、上記非特許文献1及び非特許文献2に記載の技術は、何れも、イヤラブルデバイスに直接人の手でタッチしなければならないことから、耳への装着がズレたり、耳が痛くなったりするという問題があった。
【0008】
そこで、本発明は、上記問題に鑑み、非接触でコマンド入力が可能なコマンド入力装置、コマンド入力方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記本発明の目的は、以下の手段によって達成される。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0010】
請求項1に係るコマンド入力装置は、筐体(例えば、図1に示すハウジング2)内に設けられた気圧センサ(4b)と、
前記気圧センサ(4b)にて検出された気圧の変化に基づいて、操作内容を決定する決定手段(例えば、図3に示す操作内容決定部43)と、を有し、
前記筐体に触れない所定方法によって、該筐体の周辺の空気の気圧を瞬間的に変化させたものを前記気圧センサが検出すると、前記決定手段は、その検出内容に基づいて前記操作内容を決定してなることを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)

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