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公開番号2025073470
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023184287
出願日2023-10-26
発明の名称メッシュ生成システム、コンピュータ実装方法及びコンピュータプログラム
出願人学校法人立命館,学校法人近畿大学
代理人個人
主分類G06F 30/27 20200101AFI20250502BHJP(計算;計数)
要約【課題】対象物の形状等に応じてメッシュ生成が行えるようにする。
【解決手段】開示のシステムは、形状を有する対象物のメッシュ生成システムであって、前記対象物の形状データを含む入力データに基づいて、前記対象物のメッシュを生成するためのプログラムを第1生成モデルによって生成する処理を実行する1又は複数のプロセッサを備え、前記第1生成モデルは、前記入力データが入力されると、前記プログラムを生成し出力するよう機械学習された学習済モデルであり、前記プロセッサは、前記第1生成モデルから出力された前記プログラムを実行することで、前記対象物のメッシュを生成する。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
形状を有する対象物のメッシュ生成システムであって、
前記対象物の形状データを含む入力データに基づいて、前記対象物のメッシュを生成するためのプログラムを第1生成モデルによって生成する処理を実行する1又は複数のプロセッサを備え、
前記第1生成モデルは、前記入力データが入力されると、前記プログラムを生成し出力するよう機械学習された学習済モデルであり、
前記プロセッサは、前記第1生成モデルから出力された前記プログラムを実行することで、前記対象物のメッシュを生成する、
メッシュ生成システム。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記1又は複数のプロセッサは、前記形状データに基づく前記対象物の形状認識を実行し、
前記第1生成モデルに入力される前記入力データは、前記形状認識を実行することで得られた形状情報を含み、
前記第1生成モデルは、前記形状情報を含む前記入力データが入力されると、前記プログラムを生成し出力するよう機械学習されている
請求項1に記載のメッシュ生成システム。
【請求項3】
複数の生成メソッドを含む生成メソッド群データを備える記憶装置を更に備え、
前記複数の生成メソッドそれぞれは、前記対象物のメッシュを生成するために用いられるプログラムモジュールであり、
前記第1生成モデルは、前記入力データが入力されると、前記生成メソッド群データに含まれる1以上のプログラムモジュールを有して構成される前記プログラムを生成し出力するよう機械学習されている
請求項1又は請求項2に記載のメッシュ生成システム。
【請求項4】
前記生成メソッド群データは、前記形状データに対する前処理のための第1プログラムモジュールを複数備える第1群データと、メッシュ生成アルゴリズムを実行する第2プログラムモジュールを複数備える第2群データと、を備える
請求項3に記載のメッシュ生成システム。
【請求項5】
前記生成メソッド群データは、2次元形状データのためのメッシュ生成アルゴリズムを実行する2次元用プログラムモジュールを複数備える2次元用データ群と、3次元形状データのためのメッシュ生成アルゴリズムを実行する3次元用プログラムモジュールを複数備える3次元用データ群と、を備える
請求項3に記載のメッシュ生成システム。
【請求項6】
前記入力データは、前記形状データ以外の前記対象物に関するデータ、及び、メッシュ生成に関する指示データの少なくともいずれか一方を更に含む
請求項1に記載のメッシュ生成システム。
【請求項7】
前記プロセッサは、
生成された前記メッシュを評価基準に従って評価する処理を実行し、
前記メッシュの評価の結果に基づいて、評価された前記メッシュの生成に用いられた前記プログラムと、前記プログラムの生成に用いられた前記入力データと、を用いた前記第1生成モデルの再学習を実行する、
請求項1に記載のメッシュ生成システム。
【請求項8】
前記プロセッサは、生成された前記メッシュの評価基準を第2生成モデルによって生成する処理を実行し、
前記第2生成モデルは、前記入力データ又は生成された前記メッシュを示すメッシュデータが入力されると、前記評価基準を生成し出力するよう機械学習されている
請求項1に記載のメッシュ生成システム。
【請求項9】
複数の評価メソッドを含む評価メソッド群データを備える記憶装置を更に備え、
前記第2生成モデルは、前記入力データ又は生成された前記メッシュを示すメッシュデータが入力されると、前記評価メソッド群データに含まれる1以上の評価メソッドを有して構成される前記評価基準を生成し出力するよう機械学習されている
請求項8に記載のメッシュ生成システム。
【請求項10】
形状を有する対象物のメッシュ生成のためにコンピュータによって実行されるコンピュータ実装方法であって、
前記対象物の形状データを含む入力データに基づいて、前記対象物のメッシュを生成するためのプログラムを第1生成モデルによって生成する処理を実行し、
前記第1生成モデルから出力された前記プログラムを実行することで、前記対象物のメッシュを生成する、
ことを備え、
前記第1生成モデルは、前記入力データが入力されると、前記プログラムを生成し出力するよう機械学習された学習済モデルである
コンピュータ実装方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、メッシュ生成システム、コンピュータ実装方法及びコンピュータプログラムなどに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、有限要素法を適用して、解析対象物の各種解析を行う場合等に、解析
対象物の形状を自動的に領域分割(メッシュ生成)することを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-254004号公報
【発明の概要】
【0004】
自動メッシュ生成のための所定のアルゴリズムを適用してメッシュ生成しても、メッシュ生成の対象物の形状によっては適切なメッシュが生成されないことがある。
【0005】
メッシュ生成のためのアルゴリズムとしては、所定のものを用いるよりも、対象物の形状等に応じたアルゴリズムであるほうが好ましい。したがって、対象物の形状等に応じてメッシュ生成が行えるメッシュ生成システム等が望まれる。
【0006】
本開示のある側面は、システムである。開示のシステムは、形状を有する対象物のメッシュ生成システムであって、前記対象物の形状データを含む入力データに基づいて、前記対象物のメッシュを生成するためのプログラムを第1生成モデルによって生成する処理を実行する1又は複数のプロセッサを備え、前記第1生成モデルは、前記入力データが入力されると、前記プログラムを生成し出力するよう機械学習された学習済モデルであり、前記プロセッサは、前記第1生成モデルから出力された前記プログラムを実行することで、前記対象物のメッシュを生成する。
【0007】
本開示の他の側面は、方法である。開示の方法は、形状を有する対象物のメッシュ生成のためにコンピュータによって実行されるコンピュータ実装方法であって、前記対象物の形状データを含む入力データに基づいて、前記対象物のメッシュを生成するためのプログラムを第1生成モデルによって生成する処理を実行し、前記第1生成モデルから出力された前記プログラムを実行することで、前記対象物のメッシュを生成する、ことを備え、前記第1生成モデルは、前記入力データが入力されると、前記プログラムを生成し出力するよう機械学習された学習済モデルである。
【0008】
本開示の他の側面は、コンピュータプログラムである。開示のコンピュータプログラムは、形状を有する対象物のメッシュ生成のためにコンピュータに、前記対象物の形状データを含む入力データに基づいて、前記対象物のメッシュを生成するためのプログラムを第1生成モデルによって生成する処理と、前記第1生成モデルから出力された前記プログラムを実行することで、前記対象物のメッシュを生成する処理と、を実行させ、前記第1生成モデルは、前記入力データが入力されると、前記プログラムを生成し出力するよう機械学習された学習済モデルである。
【0009】
更なる詳細は、後述の実施形態として説明される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、メッシュ生成システムのハードウェア構成図である。
図2は、メッシュ生成システムの処理内容を示す図である。
図3は、メソッド群データを示す図である。
図4は、メッシュ生成スクリプトの基本構成の一例を示す図である。
図5は、メッシュ評価プログラムの基本構成の一例を示す図である。
図6は、メッシュ評価基準値のデータの一例を示す図である。
図7は、大規模言語モデルによって構成されたメッシュ生成システムの第1例を示す図である。
図8は、第1生成モデル及び第2生成モデルを示す図である。
図9は、大規模言語モデルによって構成されたメッシュ生成システムの第2例を示す図である。
図10は、大規模言語モデルによって構成されたメッシュ生成システムの第3例を示す図である。
図11は、メッシュ生成例を示す図である。
図12は、メッシュ生成例を示す図である。
図13は、メッシュ生成例を示す図である。
図14は、生成されたメッシュ生成スクリプトの例を示す図である。
図15は、対象物としてのC型電磁石コアを示す図である。
図16は、メッシュ生成例を示す図である。
図17は、対象物としてのモータを示す図である。
図18は、メッシュ生成例を示す図である。
図19は、メッシュ生成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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