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公開番号2025042468
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-27
出願番号2023149505
出願日2023-09-14
発明の名称結晶膜、積層構造体、半導体装置、電子機器及びシステム
出願人Patentix株式会社,学校法人立命館
代理人
主分類C30B 29/16 20060101AFI20250319BHJP(結晶成長)
要約【課題】半導体装置等に有用な優れた結晶性を有する結晶膜及び積層構造体を提供する。
【解決手段】結晶基板上に直接又は他の層を介して結晶膜が積層されている積層構造体であって、前記結晶膜がゲルマニウムを含む金属酸化物を主成分として含む結晶膜であって、前記結晶膜の面積が100μm2以上であり、膜厚が1μm以上であり、前記結晶膜が正方晶の結晶構造を有しており、また、単結晶膜である結晶膜を用いる積層構造体を用いて、例えば、半導体装置などに適用する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ゲルマニウムを含む金属酸化物を主成分として含む結晶膜であって、前記結晶膜の面積が100μm

以上であり、膜厚が1μm以上であることを特徴とする結晶膜。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記結晶膜が正方晶の結晶構造を有している請求項1記載の結晶膜。
【請求項3】
単結晶膜である請求項1記載の結晶膜。
【請求項4】
結晶基板上に直接又は他の層を介して結晶膜が積層されている積層構造体であって、前記結晶膜が請求項1記載の結晶膜であることを特徴とする積層構造体。
【請求項5】
前記結晶基板が、正方晶の結晶構造を有している請求項4記載の積層構造体。
【請求項6】
結晶膜又は積層構造体を含む半導体装置であって、前記結晶膜が、請求項1記載の結晶膜であり、前記積層構造体が請求項4記載の積層構造体であることを特徴とする半導体装置。
【請求項7】
パワーデバイスである請求項6記載の半導体装置。
【請求項8】
ショットキーバリアダイオード(SBD)、ジャンクションバリアショットキーダイオード(JBS)、高電子移動度トランジスタ(HEMT)、金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)、接合電界効果トランジスタ(JFET)、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(IGBT)または発光ダイオード(LED)である請求項6記載の半導体装置。
【請求項9】
半導体装置を含む電子機器であって、前記半導体装置が請求項6記載の半導体装置であることを特徴とする電子機器。
【請求項10】
電子機器を含むシステムであって、前記電子機器が、請求項6記載の電子機器であることを特徴とするシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体装置に有用な結晶膜及び積層構造体に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、Ga



は、将来のパワーエレクトロニクス・デバイスに有望な超ワイドバンドギャップ(UWBG)半導体として注目されている。
【0003】
しかしながら、Ga



は、p型半導体が作製困難であるという課題があり、また、安価にすることが容易ではなく、普及するにはまだまだ課題が数多くあった。
近年においては、新規なUWBG半導体(バンドギャップが4.44-4.68eV)としてルチル型二酸化ゲルマニウム(r-GeO

)が研究されており、ルチル型二酸化ゲルマニウムは、n型及びp型半導体が実現可能であり、安価に作製することも実現可能であるため、Ga



に代わるUWBG半導体として期待されており、例えば、r-TiO

(001)基板上にr-GeO

結晶膜を積層した積層構造体が検討されている(非特許文献1、特許文献1)。しかしながら、非特許文献1は、非特許文献1の査読後に非特許文献2がErratumとして提出されており(非特許文献2)、非特許文献1及び特許文献1に記載の結晶粒(異常粒)が、ルチル型二酸化ゲルマニウム結晶であることが判明し、他の部分はアモルファス相であった。すなわち、アモルファス相が大部分に形成されるだけで、また結晶相ができても、結晶粒が一部に形成されるにすぎなかった。そのため、基板表面に大面積な結晶を製造することができるような方策が待ち望まれていた。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
Takane, K. Kaneko, “Establishment of a growth route of crystallized rutile GeO2 thin film (≧ 1 mm/h) and its structural properties” Applied Physics Letters Vol.119, pp.062104(1-6) (2021).
Takane, K. Kaneko, Erratum: “Establishment of a growth route of crystallized rutile GeO2 thin film (≧1 μm/h) and its structural properties” Applied Physics Letters Vol.120, 099903(1-3) (2022).
【特許文献】
【0005】
国際公開第2023/008454号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、半導体装置等に有用な優れた結晶性を有する結晶膜及び積層構造体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意検討した結果、ゲルマニウムを含む金属酸化物を主成分として含む結晶膜であって、前記結晶膜の面積が100μm

以上であり、膜厚が1μm以上である結晶膜の創製に成功し、得られた結晶膜が、優れた結晶性等を持ち、半導体装置等に有用であることを知見し、このような結晶膜が、上記した従来の問題を一挙に解決できるものであることを見出した。
また、本発明者らは、上記知見を得た後、さらに検討を重ねて、本発明を完成させるに至った。
【0008】
すなわち、本発明は、以下の発明に関する。
[1]ゲルマニウムを含む金属酸化物を主成分として含む結晶膜であって、前記結晶膜の面積が100μm

以上であり、膜厚が1μm以上であることを特徴とする結晶膜。
[2] 前記結晶膜が正方晶の結晶構造を有している前記[1]記載の結晶膜。
[3] 単結晶膜である前記[1]記載の結晶膜。
[4] 結晶基板上に直接又は他の層を介して結晶膜が積層されている積層構造体であって、前記結晶膜が前記[1]記載の結晶膜であることを特徴とする積層構造体。
[5] 前記結晶基板が、正方晶の結晶構造を有している前記[4]記載の積層構造体。
[6] 結晶膜又は積層構造体を含む半導体装置であって、前記結晶膜が、前記[1]記載の結晶膜であり、前記積層構造体が前記[4]記載の積層構造体であることを特徴とする半導体装置。
[7] パワーデバイスである前記[6]記載の半導体装置。
[8] ショットキーバリアダイオード(SBD)、ジャンクションバリアショットキーダイオード(JBS)、高電子移動度トランジスタ(HEMT)、金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)、接合電界効果トランジスタ(JFET)、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(IGBT)または発光ダイオード(LED)である前記[6]記載の半導体装置。
[9] 半導体装置を含む電子機器であって、前記半導体装置が前記[6]記載の半導体装置であることを特徴とする電子機器。
[10] 電子機器を含むシステムであって、前記電子機器が、前記[6]記載の電子機器であることを特徴とするシステム。
【発明の効果】
【0009】
本発明の結晶膜及び積層構造体は、半導体装置等に有用であり、優れた結晶性を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明において好適に用いられる製膜装置の概略構成図の一例である。
実施例1におけるXRD解析結果を示す図である。
実施例1におけるSEM像を示す図である。
実施例1におけるEDS像を示す図である。
比較例1におけるXRD解析結果を示す図である。
比較例1におけるSEM像を示す図である。
比較例1におけるEDS像を示す図である。
本発明のショットキーバリアダイオード(SBD)の好適な一例を模式的に示す図である。
本発明の高電子移動度トランジスタ(HEMT)の好適な一例を模式的に示す図である。
本発明の金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)の好適な一例を模式的に示す図である。
本発明の接合電界効果トランジスタ(JFET)の好適な一例を模式的に示す図である。
本発明の絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(IGBT)の好適な一例を模式的に示す図である。
本発明の発光素子(LED)の好適な一例を模式的に示す図である。
本発明のジャンクションバリアショットキーダイオード(JBS)の好適な一例を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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