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公開番号2024164286
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-26
出願番号2024151978,2021122616
出願日2024-09-04,2021-07-27
発明の名称コネクタシステム
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類H01R 13/6594 20110101AFI20241119BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】コネクタの製造コストを低減する。
【解決手段】コネクタシステム1であって、電線側コネクタ10は、電線側内導体12と、金属製の電線側外導体13と、前記電線側外導体13を保持する合成樹脂製の電線側コネクタハウジングと、を有し、前記複数種類の基板側コネクタのそれぞれは、前記回路基板の導電路と接続される基板側内導体と、電気的に絶縁された状態で前記基板側内導体を覆う金属製の基板側外導体と、前記基板側外導体を保持する合成樹脂製の基板側コネクタハウジングと、を有し、前記電線側内導体12と前記基板側内導体とは電気的に接続可能であり、前記電線側外導体13と前記基板側外導体とは電気的に接続可能であり、前記複数種類の基板側コネクタは、それぞれ異なる前記基板側外導体を有しており、前記複数種類の基板側コネクタから選択された一の基板側コネクタが前記電線側コネクタ10と嵌合するコネクタシステム1。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
電線の端部に接続される電線側コネクタと、回路基板に接続される複数種類の基板側コネクタと、を備えたコネクタシステムであって、
前記電線側コネクタは、前記電線の端部に接続された電線側内導体と、前記電線側内導体と電気的に絶縁された状態で前記電線側内導体を覆う金属製の電線側外導体と、前記電線側外導体を保持する合成樹脂製の電線側コネクタハウジングと、を有し、
前記複数種類の基板側コネクタのそれぞれは、前記回路基板に設けられた導電路と接続される基板側内導体と、前記基板側内導体と電気的に絶縁された状態で前記基板側内導体を覆う金属製の基板側外導体と、前記基板側外導体を保持する合成樹脂製の基板側コネクタハウジングと、を有し、
前記電線側内導体と前記基板側内導体とは電気的に接続可能であり、前記電線側外導体と前記基板側外導体とは電気的に接続可能であり、前記電線側コネクタハウジングと前記基板側コネクタハウジングとは嵌合可能であり、
前記複数種類の基板側コネクタは、それぞれ異なる前記基板側外導体を有しており、
前記複数種類の基板側コネクタから選択された一の基板側コネクタが前記電線側コネクタと嵌合するようになっているコネクタシステム。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記複数種類の基板側コネクタは、折れ曲がった金属板材からなる第1基板側外導体を有する第1基板側コネクタと、鋳造された第2基板側外導体を有する第2基板側コネクタと、を含む請求項1に記載のコネクタシステム。
【請求項3】
前記第1基板側コネクタの前記第1基板側外導体は、筒状をなすともに前記電線側外導体が嵌合する第1嵌合筒部を有し、
前記第1嵌合筒部は、前記第1基板側外導体を構成する金属板材の端縁同士が当接する合わせ端部を有し、
前記電線側外導体は弾性変形可能な弾性接触部を有し、前記弾性接触部は前記第1嵌合筒部のうち前記合わせ端部とは異なる部分と弾性的に接触する請求項2に記載のコネクタシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタシステムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、回路基板に取り付けられる基板側コネクタとして、特開2011-49118号公報(特許文献1)、及び特開2020-109738号公報(特許文献2)に記載されたものが知られている。
【0003】
特開2011-49118号公報に記載された基板側コネクタは、金属板材よりなる外導体を有する。金属板材を曲げ加工することで外導体を形成することにより、製造コストを低減させることができる。
【0004】
特開2020-109738号公報に記載された基板側コネクタは、鋳造、ダイキャスト、切削加工等により形成された外導体を有する。上記の手法により形成された外導体には、金属板材よりなる外導体と異なり、隙間が形成されない。このため、ノイズの影響を受けにくくなるので、高速通信に好適に適用できる。しかし、金属板材よりなる外導体に比べて製造コストが増加するという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-49118号公報
特開2020-109738号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
金属板材よりなる外導体と、鋳造等によって形成される外導体とは形状が異なる。このため、金属板材よりなる外導体を有する基板側コネクタと、鋳造等によって形成される外導体を有する基板側コネクタとは、個別に設計される。
【0007】
従来、基板側コネクタと嵌合される電線用コネクタについては、個別に設計された基板側コネクタに対応して、やはり個別に設計されていた。このため、基板側コネクタ、及び電線用コネクタの双方について製造コストが増大するという問題があった。
【0008】
本開示は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、製造コストが低減されたコネクタシステムに関する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示は、電線の端部に接続される電線側コネクタと、回路基板に接続される複数種類の基板側コネクタと、を備えたコネクタシステムであって、前記電線側コネクタは、前記電線の端部に接続された電線側内導体と、前記電線側内導体と電気的に絶縁された状態で前記電線側内導体を覆う金属製の電線側外導体と、前記電線側外導体を保持する合成樹脂製の電線側コネクタハウジングと、を有し、前記複数種類の基板側コネクタのそれぞれは、前記回路基板に設けられた導電路と接続される基板側内導体と、前記基板側内導体と電気的に絶縁された状態で前記基板側内導体を覆う金属製の基板側外導体と、前記基板側外導体を保持する合成樹脂製の基板側コネクタハウジングと、を有し、前記電線側内導体と前記基板側内導体とは電気的に接続可能であり、前記電線側外導体と前記基板側外導体とは電気的に接続可能であり、前記電線側コネクタハウジングと前記基板側コネクタハウジングとは嵌合可能であり、前記複数種類の基板側コネクタは、それぞれ異なる前記基板側外導体を有しており、前記複数種類の基板側コネクタから選択された一の基板側コネクタが前記電線側コネクタと嵌合するようになっている。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、コネクタの製造コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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