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公開番号
2024163775
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-22
出願番号
2023079650
出願日
2023-05-12
発明の名称
弾性体の試験装置及び試験方法
出願人
株式会社ブリヂストン
,
国立大学法人東北大学
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01N
3/00 20060101AFI20241115BHJP(測定;試験)
要約
【課題】連続的に接触面近傍の挙動を観察することのできる、弾性体の試験装置及び試験方法を提供することを目的とする。
【解決手段】試験装置1は、試験片2を載置する透明な台部3と、押圧部4と、接触対象部5と、台部を挟んで押圧部と反対側から試験片の画像を撮像可能な撮像部6と、を備え、試験片と台部とは、水平方向に連続的に相対移動可能であるように構成されている。試験方法は、透明な台部に前記試験片を載置する工程と、押圧部により試験片を台部に押圧する工程と、試験片と押圧部との間に接触対象部が介在した状態で試験片と台部とを水平方向に連続的に相対移動させながら、撮像部により、台部を挟んで押圧部と反対側から試験片の画像を撮像する工程と、を含む。上記装置及び方法において、試験片は、台部に接触する側の透明部と、接触対象部と接触する有色部との積層構造を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
弾性体からなる試験片の挙動を観察可能な、弾性体の試験装置であって、
前記試験片を載置する透明な台部と、
前記試験片を前記台部に押圧可能であるように構成された押圧部と、
前記試験片と前記押圧部との間に介在する接触対象部と、
前記台部を挟んで前記押圧部と反対側から前記試験片の画像を撮像可能な撮像部と、を備え、
前記試験片と前記台部とは、水平方向に連続的に相対移動可能であるように構成されており、
前記試験片は、前記台部に接触する側の透明部と、前記接触対象部と接触する有色部との積層構造を有することを特徴とする、試験装置。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記有色部は、有色である第1の色相を基調とし、
前記有色部の前記透明部に隣接する側の表面に、前記第1の色相とは異なる有色の色相を有する粉末がランダムに配されている、請求項1に記載の試験装置。
【請求項3】
前記有色部の厚さは、前記透明部の厚さよりも小さい、請求項1又は2に記載の試験装置。
【請求項4】
前記試験片は、ゴム部材である、請求項1又は2に記載の試験装置。
【請求項5】
前記撮像部により撮像した前記画像に基づいて、前記試験片の連続的な挙動を評価する、評価部をさらに備え、
前記評価部は、画像相関法を用いて連続的な前記挙動を解析可能であるように構成されている、請求項1又は2に記載の試験装置。
【請求項6】
前記接触対象部は、凹凸面を有し、
前記有色部は、前記凹凸面と接触する、請求項1又は2に記載の試験装置。
【請求項7】
弾性体からなる試験片の挙動を観察可能な、弾性体の試験方法であって、
透明な台部に前記試験片を載置する工程と、
押圧部により前記試験片を台部に押圧する工程と、
前記試験片と前記押圧部との間に接触対象部が介在した状態で前記試験片と前記台部とを水平方向に連続的に相対移動させながら、撮像部により、前記台部を挟んで前記押圧部と反対側から前記試験片の画像を撮像する工程と、を含み、
前記試験片は、前記台部に接触する側の透明部と、前記接触対象部と接触する有色部との積層構造を有することを特徴とする、試験方法。
【請求項8】
前記有色部は、有色である第1の色相を基調とし、
前記有色部の前記透明部に隣接する側の表面に、前記第1の色相とは異なる有色の色相を有する粉末がランダムに配されている、請求項7に記載の試験方法。
【請求項9】
前記有色部の厚さは、前記透明部の厚さよりも小さい、請求項7又は8に記載の試験方法。
【請求項10】
前記試験片は、ゴム部材である、請求項7又は8に記載の試験方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、弾性体の試験装置及び試験方法に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、試験片の画像を撮像し、撮像した画像を用いて試験片の性能を計測することが提案されている。例えば、特許文献1では、画像相関法を用いて、試験前後の画像に基づいて試験片の変形量を計測する装置及び方法について提案されている。また、例えば、特許文献2では、弾性体である試験片に歪を付与して、内部の様子を、X線を用いて撮影し、撮影した画像に基づいて性能を評価する装置及び方法について提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-021730号公報
特開2020-008282号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、タイヤのウェット路面走行時のタイヤの制動性を向上させることを考える際には、路面との接触面(踏面)近傍での挙動を観察する必要がある。また、タイヤのウェット性能は、動摩擦の挙動のみならず、静摩擦の挙動も影響するものと考えられるため、連続的な接触面近傍の挙動を観察する手法が求められる。なお、このことは、タイヤに限られるものではなく、弾性体と、それに接触する対象との接触面近傍の挙動が、当該弾性体の性能に影響する場合において一般に発生し得るものである。
【0005】
そこで、本発明は、連続的に接触面近傍の挙動を観察することのできる、弾性体の試験装置及び試験方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の要旨構成は、以下の通りである。
(1)弾性体からなる試験片の画像に基づいて、前記試験片の挙動を観察可能な、弾性体の試験装置であって、
前記試験片を載置する透明な台部と、
前記試験片を前記台部に押圧可能であるように構成された押圧部と、
前記試験片と前記押圧部との間に介在する接触対象部と、
前記台部を挟んで前記押圧部と反対側から前記試験片を撮像可能な撮像部と、を備え、
前記試験片と前記台部とは、水平方向に連続的に相対移動可能であるように構成されており、
前記試験片は、前記台部に接触する側の透明部と、前記接触対象部と接触する有色部との積層構造を有することを特徴とする、試験装置。
本開示において、「透明」とは、光学的な観察が可能な程度に光を透過させることができることを意味する。
【0007】
(2)前記有色部は、有色である第1の色相を基調とし、
前記有色部の前記透明部に隣接する側の表面に、前記第1の色相とは異なる有色の色相を有する粉末がランダムに配されている、前記(1)に記載の試験装置。
【0008】
(3)前記有色部の厚さは、前記透明部の厚さよりも小さい、前記(1)又は(2)に記載の試験装置。
【0009】
(4)前記試験片は、ゴム部材である、前記(1)~(3)のいずれか1つに記載の試験装置。
【0010】
(5)前記撮像部により撮像した画像に基づいて、前記試験片の連続的な挙動を評価する、評価部をさらに備え、
前記評価部は、画像相関法を用いて解析可能であるように構成されている、前記(1)~(4)のいずれか1つに記載の試験装置。
(【0011】以降は省略されています)
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