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公開番号
2024163124
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2024131900,2022500125
出願日
2024-08-08,2020-06-15
発明の名称
識別子シグナリングを用いたビデオコーディングビットストリーム抽出
出願人
華為技術有限公司
,
HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
H04N
19/70 20140101AFI20241114BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ビデオコーディングメカニズムを提供する。
【解決手段】このメカニズムは、サブピクチャのセットを含む入力ビットストリームからサブビットストリーム抽出プロセスの結果である抽出されたビットストリームを受信することを含む。抽出されたビットストリームは、サブビットストリーム抽出プロセスへの入力ビットストリームのサブピクチャのサブセットのみを含む。抽出されたビットストリームからのフラグが、サブピクチャのサブセットに関連するサブピクチャ情報が抽出されたビットストリームに存在することを示すように設定される。サブピクチャのサブセットに対する1つ以上のサブピクチャ識別子(ID)が、フラグに基づいて取得される。サブピクチャのサブセットは、サブピクチャIDに基づいてデコーディングされる。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
ビットストリームを受信するステップであって、前記ビットストリームは、ピクチャパラメータセット(PPS)を含み、前記PPSは第1のフラグを含み、1に等しい前記第1のフラグは、スライスIDが前記PPS内に存在することを示し、0に等しい前記第1のフラグは、スライスIDが前記PPS内に存在しないことを示す、ステップと;
前記PPSから前記第1のフラグを解析するステップであって、前記ビットストリームがサブビットストリーム抽出の結果であり且つ前記ビットストリームがピクチャに元々含まれていたスライスのサブセットである1つ以上の長方形スライスのコーディングされたデータを含むとき、前記第1のフラグの値は1に等しい、ステップと;
前記第1のフラグに基づいて前記1つ以上の長方形スライスをデコーディングするステップと;を含む、
デコーディング方法。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記PPSはさらに、スライス境界を越えたインループフィルタリング操作が前記ピクチャに対して可能にされるかどうかを示すloop_filter_across_slices_enabled_flagを含む、
請求項1に記載のデコーディング方法。
【請求項3】
前記PPSはさらに、num_slices_in_pic_minus1を含み、前記num_slices_in_pic_minus1は、前記PPSを参照する各ピクチャの前記長方形スライスの数を指定する、
請求項1又は2に記載のデコーディング方法。
【請求項4】
ピクチャパラメータセット(PPS)をビットストリームにエンコーディングするステップであって、前記PPSは第1のフラグを含み、1に等しい前記第1のフラグは、スライスIDが前記PPS内に存在することを示し、0に等しい前記第1のフラグは、スライスIDが前記PPS内に存在しないことを示す、ステップと;
1つ以上の長方形スライスを前記ビットストリームにエンコーディングするステップと;を含み、
前記ビットストリームがサブビットストリーム抽出の結果であり且つ前記ビットストリームがピクチャに元々含まれていたスライスのサブセットである1つ以上の長方形スライスのコーディングされたデータを含むとき、前記第1のフラグの値は1に等しく設定される、
エンコーディング方法。
【請求項5】
前記PPSはさらに、スライス境界を越えたインループフィルタリング操作が前記ピクチャに対して可能にされるかどうかを示すloop_filter_across_slices_enabled_flagを含む、
請求項4に記載のエンコーディング方法。
【請求項6】
前記PPSはさらに、num_slices_in_pic_minus1を含み、前記num_slices_in_pic_minus1は、前記PPSを参照する各ピクチャの前記長方形スライスの数を指定する、
請求項4又は5に記載のエンコーディング方法。
【請求項7】
プロセッサ及びメモリを有するデコーダであって、前記メモリは、コンピュータ実行可能命令を格納するように構成され、前記プロセッサは、前記コンピュータ実行可能命令を実行して請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法を実行するように構成される、デコーダ。
【請求項8】
プロセッサ及びメモリを有するエンコーダであって、前記メモリは、コンピュータ実行可能命令を格納するように構成され、前記プロセッサは、前記コンピュータ実行可能命令を実行して請求項4乃至6のいずれか1項に記載の方法を実行するように構成される、エンコーダ。
【請求項9】
ビットストリームを格納するデバイスであって、前記デバイスは、少なくとも1つのメモリと、受信機又は送信機とを有し、
前記受信機は1つ以上のビットストリームを受信するように構成される;又は
前記送信機は1つ以上のビットストリームを送信するように構成され;
前記少なくとも1つのメモリは、前記1つ以上のビットストリームを格納するように構成され;
前記ビットストリームは、ピクチャパラメータセット(PPS)を含み、前記PPSは第1のフラグを含み、1に等しい前記第1のフラグは、スライスIDが前記PPS内に存在することを示し、0に等しい前記第1のフラグは、スライスIDが前記PPS内に存在しないことを示し;
前記ビットストリームがサブビットストリーム抽出の結果であり且つ前記ビットストリームがピクチャに元々含まれていたスライスのサブセットである1つ以上の長方形スライスのコーディングされたデータを含むとき、前記第1のフラグの値は1に等しい、
デバイス。
【請求項10】
前記PPSはさらに、スライス境界を越えたインループフィルタリング操作が前記ピクチャに対して可能にされるかどうかを示すloop_filter_across_slices_enabled_flagを含む、
請求項9に記載のデバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本特許出願は、Ye-Kui Wangにより2019年7月5日に出願され、“Handling Signalled Slice Id for Bitstream Extraction”と題する米国仮特許出願第62/870,892号の利益を主張し、これは本出願に参照により組み込まれる。
続きを表示(約 2,500 文字)
【0002】
本開示は、概して、ビデオコーディング(video coding)に関し、特に、ビデオコーディングにおけるビットストリーム抽出に関する。
【背景技術】
【0003】
比較的短いビデオを描写するためにさえ必要とされるビデオデータの量は、相当な量であり、これは、データが限定された帯域幅容量を有する通信ネットワークを介してストリーミングされる又はその他の方法で通信されることになるとき、困難をもたらす可能性がある。従って、ビデオデータは、一般に、現代の電気通信ネットワークを介して通信される前に圧縮される。メモリリソースが制限される可能性があるため、ビデオがストレージデバイスに記憶されるとき、ビデオのサイズも問題となる可能性がある。ビデオ圧縮デバイスは、しばしば、送信又は記憶の前にビデオデータをコーディングする(code)ためにソースにおいてソフトウェア及び/又はハードウェアを使用し、それによってデジタルビデオ画像を表すのに必要なデータ量を減少させる。次いで、圧縮されたデータは、ビデオデータをデコーディングする(decodes)ビデオ解凍デバイスによって宛先で受信される。ネットワーク資源が限られ且つより高いビデオ品質の要求が絶えず増加しているため、画質をほとんど犠牲にせずに圧縮率を向上させる改良された圧縮及び解凍技術が望ましい。
【発明の概要】
【0004】
一実施形態では、本開示は、デコーダに実装される方法を含み、方法は:デコーダの受信機によって、サブピクチャのセットを含む入力ビットストリームからサブビットストリーム抽出プロセスの結果である抽出されたビットストリームを受信するステップであって、抽出されたビットストリームは、サブビットストリーム抽出プロセスへの入力ビットストリームのサブピクチャのサブセットのみを含む、ステップと;デコーダのプロセッサによって、抽出されたビットストリームからのフラグが、サブピクチャのサブセットに関連するサブピクチャ情報が抽出されたビットストリームに存在することを示すように設定されることを決定するステップと;プロセッサによって、フラグに基づいてサブピクチャのサブセットに対する1つ以上のサブピクチャ識別子(ID)を取得するステップと;プロセッサによって、サブピクチャIDに基づいてサブピクチャのサブセットをデコーディングし、プロセッサによって、サブピクチャのサブピクチャのサブセットをデコーディングするステップと;を含む。
【0005】
いくつかのビデオコーディングシーケンスは、サブピクチャのセットとしてエンコーディングされるピクチャを含むことができる。サブピクチャは、ピクチャに対するサブピクチャの位置を示すために使用することができるサブピクチャIDと関連付けられ得る。場合によっては、そのようなサブピクチャ情報は推測されることができる。このような場合、このサブピクチャ情報は、コーディング効率を高めるためにビットストリームから除外することができる。特定のプロセスは、エンドユーザへの独立した送信のためにビットストリームからサブビットストリームを抽出し得る。このような場合、サブビットストリームは、元のビットストリームに含まれていたサブピクチャのサブセットのみを含む。サブピクチャ情報は、全てのサブピクチャが存在するときに推測できるが、そのような推測は、サブピクチャのサブセットのみが存在するときには、デコーダでは不可能であり得る。本例は、サブビットストリーム抽出中のコーディングエラーを防止するメカニズムを含む。具体的には、サブビットストリームがビットストリームから抽出される場合、エンコーダ及び/又はスプライサ(splicer)は、サブビットストリーム内のサブピクチャの少なくともサブセットに対するサブピクチャ情報を含む。さらに、エンコーダ/スプライサは、サブピクチャ情報がサブビットストリームに含まれることを示すフラグを含む。デコーダは、このフラグを読み取り、正しいサブピクチャ情報を取得し、サブビットストリームをデコーディングすることができる。従って、開示されたメカニズムは、エラーを回避することによって、エンコーダ及び/又はデコーダにおける付加的な機能を創出する。さらに、開示されたメカニズムは、ビットストリーム全体を送信するのではなく、サブビットストリーム抽出を可能にすることによって、コーディング効率を向上させ得る。これは、エンコーダ及び/又はデコーダにおけるプロセッサ、メモリ、及び/又はネットワークリソースの使用量を減少させ得る。
【0006】
オプションで、前述の態様のいずれかにおいて、態様の別の実装は、プロセッサによって、1つ以上のサブピクチャIDを含む構文要素のビットの長さを取得するステップをさらに含むことを提供する。
【0007】
オプションで、前述の態様のいずれかにおいて、態様の別の実装は、フラグ、サブピクチャID、及び長さは、抽出されたビットストリーム内のシーケンスパラメータセット(SPS)から取得されることを提供する。
【0008】
オプションで、前述の態様のいずれかにおいて、態様の別の実装は、フラグが、サブピクチャ情報が存在するフラグ(subpic_info_present_flag)であることを提供する。
【0009】
オプションで、前述の態様のいずれかにおいて、態様の別の実装は、サブピクチャIDがSPSサブピクチャ識別子(sps_subpic_id[i])構文構造内に含まれることを提供する。
【0010】
オプションで、前述の態様のいずれかにおいて、態様の別の実装は、長さがSPSサブピクチャID長さマイナス1プラス1(sps_subpic_id_len_minus1 plus 1)構文構造に含まれることを提供する。
(【0011】以降は省略されています)
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