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公開番号2025000707
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-07
出願番号2024161251,2023518969
出願日2024-09-18,2020-09-27
発明の名称データ送信システム、データ送信方法、インテリジェント車両、及び装置
出願人華為技術有限公司,HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
代理人弁理士法人ITOH
主分類G06F 8/65 20180101AFI20241224BHJP(計算;計数)
要約【解決手段】オーバージエア(OTA)サーバ、マスタ電子制御ユニット(ECU)及びノードECUを含むデータ送信システムにおいて、OTAサーバは、マスタECUの第1のインターフェースを呼び出す。マスタECUは、OTAサーバが第1のインターフェースを呼び出したことに応答して、ターゲットソフトウェアパッケージのサイズを取得する。マスタECUは、ノードECUの第2のインターフェースを呼び出す。ノードECUは、マスタECUが第2のインターフェースを呼び出したことに応答して、ターゲットソフトウェアパッケージのサイズを取得し、ノードECUの残りの記憶スペースをチェックし、残りの記憶スペースがターゲットソフトウェアパッケージのサイズ以上である場合、OTAサーバが送信したターゲットソフトウェアパッケージを受信する。
【効果】マスタECUの記憶能力及び処理能力への依存が低減され、アップグレード効率が向上する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
データ送信システムであって、前記データ送信システムは、オーバージエア(OTA)サーバと、マスタ電子制御ユニット(ECU)と、ノードECUとを備え、
前記OTAサーバは、ターゲットソフトウェアパッケージのサイズを前記マスタECUに送信するように構成され、
前記マスタECUは、前記ターゲットソフトウェアパッケージの前記サイズを前記OTAサーバから取得するように構成され、
前記マスタECUは、前記ターゲットソフトウェアパッケージの前記サイズを前記ノードECUに送信するように、又は前記ノードECUの残りの記憶スペースのサイズを前記ノードECUから取得するように更に構成され、
前記ノードECUは、前記残りの記憶スペースが前記ターゲットソフトウェアパッケージの前記サイズより小さくない場合、前記ターゲットソフトウェアパッケージを前記OTAサーバから受信するように構成されており、
前記マスタECUは、前記ターゲットソフトウェアパッケージのダウンロードアドレスを、前記ノードECUへ送信するように更に構成されており、前記ターゲットソフトウェアパッケージは、前記ダウンロードアドレスに基づいて前記ノードECUにより前記OTAに要求され、前記ダウンロードアドレスはユニフォームリソースロケータ(uniform resource locator,URL)の形式におけるものである、データ送信システム。
続きを表示(約 3,600 文字)【請求項2】
前記マスタECUは、前記ノードECUの前記残りの記憶スペースの前記サイズと前記ターゲットソフトウェアパッケージの前記サイズとの間の関係を取得するように更に構成され、前記ターゲットソフトウェアパッケージの前記サイズが前記ノードECUに送信される場合、前記マスタECUは、前記ノードECUの前記残りの記憶スペースの前記サイズと前記ターゲットソフトウェアパッケージの前記サイズとの間の前記関係を前記ノードECUから取得するように構成され、又は、前記ノードECUの前記残りの記憶スペースの前記サイズが前記マスタECUによって取得される場合、前記マスタECUは、前記ノードECUの前記残りの記憶スペースの前記サイズと前記ターゲットソフトウェアパッケージの前記サイズとの間の前記関係を決定するように構成され、
前記マスタECUは、前記ノードECUの前記残りの記憶スペースが前記ターゲットソフトウェアパッケージの前記サイズより小さくない場合、第1のパラメータを前記OTAサーバに送信するように構成され、前記第1のパラメータの値は、前記ノードECUの前記残りの記憶スペースが前記ターゲットソフトウェアパッケージの前記サイズより小さくないことを示すために使用され、又は、前記マスタECUは、前記ターゲットソフトウェアパッケージを前記ノードECUに送信するように前記OTAサーバに指示するように更に構成され、
前記ノードECUは、前記ターゲットソフトウェアパッケージを前記OTAサーバから受信するように構成され、前記ターゲットソフトウェアパッケージは、前記第1のパラメータに基づいて、前記OTAサーバによって前記ノードECUに送信されるか、又は、前記ターゲットソフトウェアパッケージは、前記マスタECUによって指示された前記OTAサーバによって送信される、
請求項1に記載のデータ送信システム。
【請求項3】
前記ノードECUは、第1のパラメータを前記マスタECUに送信するように更に構成され、前記第1のパラメータの値は、前記ノードECUの前記残りの記憶スペースが前記ターゲットソフトウェアパッケージの前記サイズより小さくないことを示すために使用され、
前記マスタECUは、前記第1のパラメータを前記ノードECUから取得し、前記第1のパラメータに基づいて、前記ターゲットソフトウェアパッケージを前記ノードECUに送信するように前記OTAサーバに指示する命令を送信するように更に構成され、
前記OTAサーバは、前記命令に基づいて、前記ターゲットソフトウェアパッケージを前記ノードECUに送信するように更に構成されている、
請求項2に記載のデータ送信システム。
【請求項4】
ノードECUの数はNであり、Nは1より大きな整数であり、
前記マスタECUは、前記N個のノードECUに対応するN個の第1のパラメータを取得する際に前記ターゲットソフトウェアパッケージを前記ノードECUに送信するように前記OTAサーバに指示する前記命令を送信するように構成されている、
請求項3に記載のデータ送信システム。
【請求項5】
前記マスタECUが、前記ターゲットソフトウェアパッケージのダウンロードアドレスを前記ノードECUに送信するように更に構成される場合、前記マスタECUは、前記ターゲットソフトウェアパッケージの前記ダウンロードアドレスを前記OTAサーバから取得するように更に構成され、
前記ノードECUは、第1のパラメータを前記マスタECUに送信するように更に構成され、前記第1のパラメータの値は、前記ノードECUの前記残りの記憶スペースが前記ターゲットソフトウェアパッケージの前記サイズより小さくないことを示すために使用され、
前記マスタECUは、前記第1のパラメータを前記ノードECUから取得し、前記第1のパラメータに基づいて前記ダウンロードアドレスを前記ノードECUに送信するように更に構成され、
前記ノードECUは、前記ターゲットソフトウェアパッケージの前記ダウンロードアドレスを前記マスタECUから取得し、前記ダウンロードアドレスに基づいて、前記ノードECUの前記ターゲットソフトウェアパッケージを前記OTAサーバに要求するように更に構成され、
前記OTAサーバは、前記ダウンロードアドレスに基づいて前記ターゲットソフトウェアパッケージを前記ノードECUに送信するように更に構成されている、
請求項2に記載のデータ送信システム。
【請求項6】
ノードECUの数はNであり、Nは1より大きな整数であり、
前記マスタECUは、前記N個のノードECUに対応するN個の第1のパラメータを取得する際に前記ダウンロードアドレスを前記ノードECUに送信するように構成されている、
請求項5に記載のデータ送信システム。
【請求項7】
ノードECUの数はNであり、Nは1より大きな整数であり、
前記マスタECUは、前記N個のノードECU内の各ノードECUのダウンロードアドレスを前記OTAサーバから取得するように特に構成されており、
前記マスタECUは、N個の第1のパラメータを前記N個のノードECUから取得するように構成されており、
前記マスタECUは、前記N個の第1のパラメータ内の各第1のパラメータの値が、前記N個のノードECU内の各ノードECUの残りの記憶スペースが前記N個のノードECU内の前記各ノードECUのためのそれぞれのターゲットソフトウェアパッケージのサイズより小さくないことを示す場合にのみ、前記それぞれのターゲットソフトウェアパッケージの前記ダウンロードアドレスを前記N個のノードECU内の各ノードECUに送信するように構成されており、
前記N個のノードECU内の前記各ノードECUは、前記それぞれのターゲットソフトウェアパッケージの前記ダウンロードアドレスに基づいて、前記それぞれのターゲットソフトウェアパッケージを前記OTAサーバに要求するように構成されている、
請求項5に記載のデータ送信システム。
【請求項8】
オーバージエア(OTA)サーバであって、前記OTAサーバは、更新及び構成管理(UCM)モジュールを備え、
前記UCMモジュールは、ノードECUのターゲットソフトウェアパッケージのサイズをマスタECUに送信し、
前記ノードECUの残りの記憶スペースが前記ターゲットソフトウェアパッケージの前記サイズより小さくない場合に、前記ターゲットソフトウェアパッケージを前記ノードECUに送信するように構成されており、
前記UCMモジュールは、前記ターゲットソフトウェアパッケージのダウンロードアドレスを、前記マスタECUへ送信するように更に構成されており、
前記UCMモジュールは、前記ターゲットソフトウェアパッケージの前記ダウンロードアドレスを含むメッセージであって、前記OTAサーバから前記マスタECUに送信されたものを、前記ノードECUから受信し、前記ダウンロードアドレスに基づいて前記ターゲットソフトウェアパッケージを前記ノードECUに送信するように構成されており、前記ダウンロードアドレスはユニフォームリソースロケータ(uniform resource locator,URL)の形式におけるものである、OTAサーバ。
【請求項9】
第1のパラメータを含む前記メッセージは、前記マスタECUから受信され、前記第1のパラメータの値は、前記ノードECUの前記残りの記憶スペースが前記ターゲットソフトウェアパッケージの前記サイズより小さくないことを示すために使用され、前記メッセージは、前記マスタECUから受信され、前記メッセージは、前記ターゲットソフトウェアパッケージを前記ノードECUに送信するように前記OTAサーバに指示するために使用され、又は、前記メッセージは、前記ノードECUから受信され、前記メッセージは、前記ターゲットソフトウェアパッケージを前記OTAサーバに要求するために使用される、
請求項8に記載のOTAサーバ。
【請求項10】
前記メッセージは前記ノードECUから受信され、前記メッセージは前記ターゲットソフトウェアパッケージを前記OTAサーバに要求するために使用される、
請求項9に記載のOTAサーバ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本出願は、車両ネットワーク技術の分野に関し、特に、データ送信システム、データ送信方法、インテリジェント車両、及び装置に関する。
続きを表示(約 4,900 文字)【背景技術】
【0002】
自動車オープンシステムアーキテクチャ(AutoSar:Automotive Open System Architecture)は、世界的な自動車製造業者、部品供給業者、及び電子ソフトウェアシステム会社によって共同で確立されたオープンで標準化されたソフトウェアアーキテクチャである。これは、100年以上にわたって開発された自動車技術における経験の集約である。AutoSarは、一連のシステムサービスインターフェースを定義する。これらのインターフェースは、異なるソフトウェアの互換性及び相互運用性を実装するために使用可能であり、それによって、自動車ソフトウェア開発を簡略化し、異なるモデルの車両上のソフトウェア展開を促進する。
【0003】
AutoSarでは、オーバージエア(OTA:over the air)技術を使用することによって車両内のソフトウェアのアップグレードを実施し得る。ソフトウェアパッケージは、OTA技術を使用することによって、クラウドサーバからローカルにダウンロードすることができる。車両は、複数の電子制御ユニット(ECU:electronic control units)を含み、複数のECUは、それぞれソフトウェアアップグレード要件を有するので、更新及び構成管理マスタ(UCM Master:update and configuration management master)モジュールが複数のECUの少なくとも1つにインストールされる必要があり、更新及び構成管理(UCM:update and configuration management)モジュールが、ソフトウェアアップグレード要件を有する他のECUのそれぞれにインストールされる必要がある。ソフトウェアパッケージは、OTA技術を使用することによって、クラウドサーバからUCM MasterモジュールがインストールされたECUにダウンロードされ、次いで、UCM MasterモジュールがインストールされたECUによって、UCMモジュールがそれぞれインストールされた複数のECUに分配されて、車両全体のソフトウェアアップグレードが完了する。
【発明の概要】
【0004】
本出願の実施形態は、データ送信システム、データ送信方法、インテリジェント車両、及び装置を提供する。本出願において提供される解決策によれば、OTA技術を使用することによって車載ソフトウェアアップグレードを実施するプロセスにおいて、マスタECUの記憶能力及び処理能力への依存が低減され、アップグレード効率が向上する。
【0005】
上記の目的を達成するために、以下の技術的解決策が本出願の実施形態において提供される。
【0006】
第1の態様によれば、本出願は、データ送信システムを提供する。データ送信システムは、オーバージエア(OTA)サーバと、マスタ電子制御ユニット(ECU)と、ノードECUとを含む。OTAサーバは、マスタECUの第1のインターフェースを呼び出すように構成される。インターフェースは、第1のデバイスと第2のデバイスとの間の対話方法及び規則として理解され得る。マスタECUは、OTAサーバが第1のインターフェースを呼び出したことに応答して、ターゲットソフトウェアパッケージのサイズを取得するように構成される。本出願では、ターゲットソフトウェアパッケージは、代替的に、略してソフトウェアパッケージと呼ばれることがあり、又は、アップグレードパッケージ若しくはソフトウェアアップグレードパッケージと呼ばれる。ソフトウェアパッケージは、ノードECUをアップグレードするためのデータを含む。言い換えると、OTAサーバは、マスタECUの第1のインターフェースを呼び出すことによって、ターゲットソフトウェアパッケージのサイズをマスタECUに送信し得る。マスタECUは、ノードECUの第2のインターフェースを呼び出すように更に構成される。ノードECUは、マスタECUが第2のインターフェースを呼び出したことに応答して、ターゲットソフトウェアパッケージのサイズを取得し、ノードECUの残りの記憶スペースをチェックし、残りの記憶スペースがターゲットソフトウェアパッケージのサイズ以上である場合、OTAサーバによって送信されたターゲットソフトウェアパッケージを受信するように構成される。本出願において提供されるデータ送信システムは、AutoSarであり得る。本出願において提供されるデータ送信システムがAutoSarである場合、マスタECUは、UCM Masterモジュールが車両内のECUにインストールされたECUであり、ノードECUは、UCMモジュールが車両内のECUにインストールされたECUであり、インターフェースは、第1のデバイスの第1のモジュールと第2のデバイスの第2のモジュールとの間の対話方法及び規則として理解され得る。本出願において提供される解決策では、OTAサーバは、複数の方式で、第1のECUのソフトウェアパッケージを第1のECUに送信すべきかどうかを知ることができる。第1の態様から分かるように、第1の態様による解決策では、ノードECUのターゲットソフトウェアパッケージは、OTAサーバによってノードECUに直接送信され、マスタECUは、ノードECUのソフトウェアパッケージをバッファする必要がなく、ノードECUのアップグレードパッケージを転送する必要がない。このようにして、マスタECUは、比較的大きい記憶スペース又は比較的高い処理性能を有する必要がない。OTA技術を使用することによって車載ソフトウェアアップグレードを実施するプロセスにおいて、マスタECUの記憶能力及び処理能力への依存が低減される。
【0007】
任意選択で、第1の態様に関連して、第1の可能な実装形態では、ノードECUは、第1の呼び出し結果をマスタECUに返すように更に構成される。第1の呼び出し結果は第1のパラメータ値を含み、第1のパラメータ値は、ノードECUの残りの記憶スペースがターゲットソフトウェアパッケージのサイズ以上であることを示すために使用される。マスタECUは、第1のパラメータ値を取得する際にOTAサーバの第3のインターフェースを呼び出すように更に構成される。OTAサーバは、マスタECUが第3のインターフェースを呼び出したことに応答して、ターゲットソフトウェアパッケージをノードECUに送信するように更に構成される。第1の態様の第1の可能な実装形態から分かるように、OTAサーバがターゲットソフトウェアパッケージをノードECUに直接送信すべきであることをOTAサーバが知る特定の方式が提供される。第1のパラメータ値が第1の呼び出し結果に追加される方式が使用され得、それにより、OTAサーバは、OTAサーバがターゲットソフトウェアパッケージをノードECUに直接送信すべきであることを知る。
【0008】
任意選択で、第1の態様の第1の可能な実装形態に関連して、第2の可能な実装形態では、第2のインターフェースは、転送開始(TransferStart)インターフェースである。TransferStartインターフェースは、AutoSarで定義されているインターフェースである。第1の態様の第2の可能な実装形態では、AutoSarによって定義された既存のTransferStartインターフェースの呼び出し結果にパラメータが追加され、このパラメータを使用して、ターゲットソフトウェアパッケージをノードECUに送信するようにOTAサーバに指示し得る。第1の態様の第2の可能な実装形態から分かるように、この解決策では、AutoSarによって指定された既存のソフトウェアアップグレード手順がわずかに変更される。ノードECUのTransferStartインターフェースの呼び出し結果にパラメータが追加され、パラメータがOTAサーバにフィードバックされ、それにより、OTAサーバは、分散ダウンロードを実行することができることを知り、マスタECUを使用せずにノードECUのターゲットソフトウェアパッケージをノードECUに直接送信する。
【0009】
任意選択で、第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装形態、又は第1の態様の第2の可能な実装形態に関連して、第3の可能な実装形態では、ノードECUの数はNであり、Nは1より大きい整数である。マスタECUは、N個の第1のパラメータ値を取得する際にOTAサーバの第3のインターフェースを呼び出すように特に構成される。第1の態様の第3の可能な実装形態から分かるように、データ送信システムが複数のノードECUを含む場合、マスタECUは、複数のノードECU内の各ノードECUの残りの記憶スペースが各ノードECUのソフトウェアパッケージのサイズ以上であることをマスタECUが知った場合にのみ、OTAサーバの第3のインターフェースを呼び出し、それにより、OTAサーバは、ソフトウェアパッケージを各ノードECUに送信する。OTAサーバの第3のインターフェースが呼び出された後、OTAサーバは、ソフトウェアパッケージを各ノードECUに別々に送信してもよいし、それぞれのソフトウェアパッケージを複数のノードECUに同時に送信してもよい。第1の態様の第3の可能な実装形態から分かるように、マスタECUは、全てのノードECUの残りの記憶スペースが十分であるかどうかを事前に知ることができ、全てのノードECUの残りの記憶スペースがそれぞれのソフトウェアパッケージを記憶するのに十分である場合にのみ、ソフトウェアパッケージが送信される。これにより、ダウンロードプロセスにおける一部のノードECUのリソースの不足によって引き起こされるアップグレード失敗を防止し、アップグレード失敗によって引き起こされるユーザトラフィック消費及びリソース浪費を低減する。加えて、この実装形態では、第2のインターフェースは、この解決策におけるAutoSarにおいて新たに定義されたインターフェースとして理解され得る。マスタECUは、一度に複数の第1の呼び出し結果を取得するために、複数のノードECUの第2のインターフェースを呼び出し得る。
【0010】
任意選択で、第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装形態、又は第1の態様の第2の可能な実装形態に関連して、第4の可能な実装形態では、ノードECUの数はNであり、Nは1より大きい整数である。マスタECUは、M個の第1のパラメータ値を取得する際にOTAサーバの第3のインターフェースを呼び出さないように特に構成され、Mは、Nより小さく、1より大きい整数である。第1の態様の第3の可能な実装形態から分かるように、複数のノードECU内の各ノードECUの残りの記憶スペースが各ノードECUのソフトウェアパッケージのサイズ以上であることをマスタECUが把握しない場合、マスタECUは、OTAサーバの第3のインターフェースを呼び出さない。言い換えると、複数のノードECUのうちの一部のノードECUの残りの記憶スペースが、ノードECUのソフトウェアパッケージを記憶するのに不十分である場合、OTAサーバは、複数のノードECUのうちのいずれのノードECUにもソフトウェアパッケージを送信しない。これにより、ダウンロードプロセスにおける一部のノードECUのリソースの不足によって引き起こされるアップグレード失敗を防止し、アップグレード失敗によって引き起こされるユーザトラフィック消費及びリソース浪費を低減する。
(【0011】以降は省略されています)

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