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公開番号
2024178203
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-24
出願番号
2024151474,2022548020
出願日
2024-09-03,2021-02-05
発明の名称
画像処理方法および関連装置
出願人
華為技術有限公司
,
HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
代理人
個人
,
個人
主分類
H04N
1/41 20060101AFI20241217BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】圧縮ビットレート制御を同じ圧縮モデルで実施する画像処理方法及び画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像処理方法は、第1の画像を取得するステップと、N個(Nは整数)の第1の特徴値を含む少なくとも1つの第1の特徴マップを取得するために、第1の画像に対して特徴抽出を実行するステップと、M個(MはN以下の正の整数)の目標ゲイン値に対応し、かつ、各目標ゲイン値が1つの第1の特徴値に対応する目標圧縮ビットレートを取得するステップと、M個の第2の特徴値を取得するためにM個の目標ゲイン値に基づいて対応する第1の特徴値をそれぞれ処理するステップと、符号化データを取得するために、M個の第2の特徴値を含む第1の特徴マップに対して量子化及びエントロピー符号化を実行するステップと、を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
画像処理方法であって、
第1の画像を取得するステップと、
少なくとも1つの第1の特徴マップを取得するために、前記第1の画像に対して特徴抽出を実行するステップであって、前記少なくとも1つの第1の特徴マップがN個の第1の特徴値を含み、Nが正の整数である、ステップと、
目標圧縮ビットレートを取得するステップであって、前記目標圧縮ビットレートがM個の目標ゲイン値に対応し、各目標ゲイン値が1つの第1の特徴値に対応し、MがN以下の正の整数である、ステップと、
M個の第2の特徴値を取得するために、前記M個の目標ゲイン値に基づいて、対応する第1の特徴値をそれぞれ処理するステップと、
符号化データを取得するために、少なくとも1つの処理された第1の特徴マップに対して量子化およびエントロピー符号化を実行するステップであって、前記少なくとも1つの処理された第1の特徴マップが前記M個の第2の特徴値を含む、ステップと
を含む、画像処理方法。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記少なくとも1つの処理された第1の特徴マップを量子化することによって取得された量子化データの情報エントロピーが予め設定された条件を満たし、前記予め設定された条件が前記目標圧縮ビットレートに関連する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記予め設定された条件が、少なくとも、
目標圧縮ビットレートが大きいほど、前記量子化データの情報エントロピーがより大きくなることを示す、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記符号化データに対応する圧縮ビットレートと前記目標圧縮ビットレートとの差が、予め設定された範囲内に入る、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記M個の第2の特徴値が、前記M個の目標ゲイン値と、前記対応する第1の特徴値に対して個々に乗算演算を実行することによって取得される、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記少なくとも1つの第1の特徴マップが第1の目標特徴マップを含み、前記第1の目標特徴マップがP個の第1の特徴値を含み、前記P個の第1の特徴値のすべてが同じ目標ゲイン値に対応し、PがM以下の正の整数である、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記方法が、
目標マッピング関係に基づいて、前記目標圧縮ビットレートに対応する前記M個の目標ゲイン値を決定するステップであって、前記目標マッピング関係が、圧縮ビットレートとM個の目標ゲイン値との間の相関関係を示すために使用される、ステップをさらに含み、
前記目標マッピング関係が、複数の圧縮ビットレート、複数のゲインベクトル、および前記複数の圧縮ビットレートと前記複数のゲインベクトルとの間の相関関係を含み、前記目標圧縮ビットレートが、前記複数の圧縮ビットレートのうちの1つであり、前記M個の目標ゲイン値が、前記複数のゲインベクトルのうちの1つの要素であり、または
前記目標マッピング関係が、目標関数マッピング関係を含み、前記目標関数関係の入力が前記目標圧縮ビットレートを含む場合、前記目標関数関係の出力が前記M個の目標ゲイン値を含む、
請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記目標圧縮ビットレートが、第1の圧縮ビットレートよりも大きく、第2の圧縮ビットレートよりも小さく、前記第1の圧縮ビットレートが、M個の第1のゲイン値に対応し、前記第2の圧縮ビットレートが、M個の第2のゲイン値に対応し、前記M個の目標ゲイン値が、前記M個の第1のゲイン値および前記M個の第2のゲイン値に対して補間演算を実行することによって取得される、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
前記第1の画像が目標オブジェクトを含み、前記M個の第1の特徴値が、前記少なくとも1つの特徴マップ内の、前記目標オブジェクトに対応する特徴値である、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記M個の目標ゲイン値のそれぞれが、1つの逆ゲイン値に対応し、前記逆ゲイン値が、前記符号化データの復号プロセスにおいて取得される特徴値を処理するために使用され、前記M個の目標ゲイン値のそれぞれと、前記対応する逆ゲイン値との積が、予め設定された範囲内に入る、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照本出願は、2020年2月7日に中国国家知的財産権局に出願された「IMAGE PROCESSING METHOD AND RELATED DEVICE」と題する中国特許出願第202010082808.4号の優先権を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 1,600 文字)
【0002】
本出願は、人工知能の分野に関し、詳細には、画像処理方法および関連装置に関する。
【背景技術】
【0003】
今日、マルチメディアデータは、インターネットトラフィックの大部分を占めている。画像データの圧縮は、マルチメディアデータの記憶および効率的な伝送において極めて重要な役割を果たす。そのため、画像符号化は、実用的価値の高い技術である。
【0004】
画像符号化は、長い歴史にわたって研究されてきた。研究者らは、大量の方法を提案し、JPEG、JPEG2000、WebP、およびBPGなどの様々な国際規格を策定している。これらの符号化方法は、現在広く応用されているが、これらの従来の方法は、画像データの量の増加および絶えず出現する新しいメディアタイプに対していくつかの制限を示す。
【0005】
近年、研究者らは、深層学習に基づく画像符号化方法の研究を始めている。一部の研究者は、既に良好な結果を達成している。例えば、Balleらは、現在の最良の画像符号化性能を凌駕し、さらに現在の最良の従来の符号化標準BPGを凌駕する、エンドツーエンドの最適画像符号化方法を提案した。しかしながら、現在、深層畳み込みネットワークに基づくほとんどの画像符号化には欠点があり、すなわち、1つの訓練されたモデルは、1つのタイプの入力画像に対して1つの符号化結果しか出力することができず、その結果、実際の要求に基づいた目標圧縮ビットレートの符号化効果が、得られることができない。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
本出願は、同一の圧縮モデルにおいて圧縮ビットレート制御を実施するための画像処理方法を提供する。
【0007】
第1の態様によると、本出願は、画像処理方法を提供する。本方法は、
第1の画像を取得するステップと、少なくとも1つの第1の特徴マップを取得するために、第1の画像に対して特徴抽出を実行するステップであって、少なくとも1つの第1の特徴マップがN個の第1の特徴値を含み、Nが正の整数である、ステップと、目標圧縮ビットレートを取得するステップであって、目標圧縮ビットレートがM個の目標ゲイン値に対応し、各目標ゲイン値が1つの第1の特徴値に対応し、MがN以下の正の整数である、ステップと、M個の第2の特徴値を取得するために、M個の目標ゲイン値に基づいて、対応する第1の特徴値をそれぞれ処理するステップであって、元の第1の特徴マップが、本出願の本実施形態において少なくとも1つの処理された第1の特徴マップと置き換えられてもよい、ステップと、符号化データを取得するために、少なくとも1つの処理された第1の特徴マップに対して量子化およびエントロピー符号化を実行するステップであって、少なくとも1つの処理された第1の特徴マップがM個の第2の特徴値を含む、ステップと、を含む。前述の方式では、圧縮ビットレート制御を実施するために、異なる目標圧縮ビットレートに対して異なる目標ゲイン値が設定される。
【0008】
第1の態様の任意選択の設計において、少なくとも1つの処理された第1の特徴マップを量子化することによって取得された量子化データの情報エントロピーは、予め設定された条件を満たし、予め設定された条件は、目標圧縮ビットレートに関連する。
【0009】
第1の態様の任意選択の設計において、目標圧縮ビットレートが大きいほど、量子化されたデータの情報エントロピーがより大きくなることを示す。
【0010】
第1の態様の任意選択の設計において、符号化データに対応する圧縮ビットレートと目標圧縮ビットレートとの差は、予め設定された範囲内に入る。
(【0011】以降は省略されています)
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