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公開番号2024170431
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-10
出願番号2024135400,2022572368
出願日2024-08-14,2021-04-29
発明の名称無線ローカルエリアネットワークにおけるシグナリング情報交換方法及び通信機器
出願人華為技術有限公司,HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
代理人弁理士法人ITOH
主分類H04W 72/0457 20230101AFI20241203BHJP(電気通信技術)
要約【課題】無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)内のマルチリンク装置に適用される通信方法及び機器を提供する。
【解決手段】WLANに適用される方法は、報告側のアクセスポイント(AP)が、局へ管理フレームを送信する。報告側APは、第1APマルチリンク装置(MLD)に属し、被報告側APは、Multiple BSSIDセットに属する。管理フレームは、MLD情報を含む。MLD情報は、正式MLD要素、仮想MLD要素及びMultiple BSSID要素のような異なるタイプのMLD用素を用いて、例えばAPが属するMLD内の別のAPに関する情報、APが属するmultiple BSSIDセットに関する情報及びAPが属するMLD内の別のAPを含むmultiple BSSIDセット内のAPに関する情報を伝達する。局は、管理フレームに基づき、報告側APに関する情報及び被報告側APに関する他の情報を取得する。
【選択図】図10A
特許請求の範囲【請求項1】
無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)におけるシグナリング情報交換方法であって、
報告側アクセスポイント(AP)により、管理フレームを生成するステップであって、前記報告側APは第1APマルチリンク装置(MLD)に属し、前記管理フレームは、第1AP MLDを示す第1MLD要素と、前記第1AP MLDと異なる別のAP MLDを示す第2MLD要素と、Multiple BSSID(basic service set identifier)要素と、を含み、前記Multiple BSSID要素は前記報告側APと同じMultiple BSSIDセットに属する別のAPに関する情報を含む、ステップと、
前記報告側アクセスポイントにより、前記管理フレームを送信するステップと、
を含む方法。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)におけるシグナリング情報交換方法であって、
局により、報告側アクセスポイント(AP)から管理フレームを受信するステップであって、前記報告側APは第1APマルチリンク装置(MLD)に属し、前記管理フレームは、前記第1AP MLDを示す第1MLD要素と、前記第1AP MLDと異なる別のAP MLDを示す第2MLD要素と、Multiple BSSID(basic service set identifier)要素と、を含み、前記Multiple BSSID要素は前記報告側APと同じMultiple BSSIDセットに属する別のAPに関する情報を含む、ステップと、
前記局により、前記管理フレームに基づき、前記別のAPに関する情報を取得するステップと、
を含む方法。
【請求項3】
前記第1MLD要素は、共通制御フィールドを含み、前記共通制御フィールドは、前記第1MLD要素のMLD要素タイプを示すタイプ情報を含む、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記第1MLD要素は正式MLD要素であり、前記第1MLD要素の中の前記タイプ情報は、前記第1MLD要素が前記正式MLD要素であることを示す、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記第2MLD要素は共通制御フィールドを含み、前記共通制御フィールドは、前記第2MLD要素が仮想MLD要素であることを示すタイプ情報を含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記管理フレームは、縮小近隣レポート(RNR)要素を更に含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
複数の被報告側APが同じMLDからのものであるとき、前記RNR要素の中で、前記複数の被報告側APのMLD識別子は同じである、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記管理フレームは、ビーコンフレーム、関連付け応答フレーム、プローブ応答フレーム、認証フレーム、又は近隣レポートである、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
アクセスポイント(AP)であって、プロセッサとメモリとを含み、前記メモリは命令を格納するよう構成され、前記命令が前記プロセッサによって実行されると、前記APは、請求項1、3~8のいずれか一項に記載の方法を実行可能にされる、AP。
【請求項10】
局であって、プロセッサとメモリとを含み、前記メモリは命令を格納するよう構成され、前記命令が前記プロセッサによって実行されると、前記局は、請求項2~8のいずれか一項に記載の方法を実行可能にされる、局。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願は、通信技術の分野に関し、特に、無線ローカルエリアネットワークにおけるシグナリング情報交換方法及び通信機器に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
WLANシステムのサービス送信レートを大幅に向上させるために、米国電気電子学会(Institute of Electrical and Electronics Engineers, IEEE)802.11ax規格は、既存の直交周波数分割多重化(Orthogonal Frequency Division Multiplexing, OFDM)技術に基づく直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access, OFDMA)技術を更に使用している。OFDMA技術は、複数のノードがデータを同時に送受信することをサポートし、マルチ局ダイバーシティゲインを実現する。2017年の802.11axの策定中に、米国連邦通信委員会(Federal Communications Commission, FCC)は、以下で6GHzと呼ばれる5925~7125MHzの新しい自由周波数帯域をリリースした。そのため、802.11ax規格の作業者は、802.11axプロジェクト承認要求(Project Authorization Requests, PAR)で、802.11ax準拠装置の動作範囲を2.4GHz及び5GHzから2.4GHz、5GHz、及び6GHzに拡張する。
【0003】
IEEE802.11次世代Wi-Fiプロトコル(extremely high throughput, EHT)装置には、上位互換性が必要である。したがって、これらの装置は、802.11ax準拠装置の動作スペクトルにも対応しており、具体的には、2.4GHz、5GHz、及び6GHzの周波数帯をサポートしている。チャネル分割は新たに開放された自由6GHz周波数帯域に基づいて行われ、サポート可能な帯域幅は5GHzでサポートされる最大帯域幅160MHzを超える場合があり、例えば320MHzであってよい。IEEE802.11ax次世代Wi-Fi超高スループットプロトコルでは、超高帯域幅を利用するだけでなく、例えばストリーム数を16に増やしたり、複数の周波数帯域(2.4GHz、5GHz、及び6GHz)と連携したり、又は別の方法で、ピークスループットを向上させることもできる。同じ周波数帯域では、複数のチャネルの協調によって、又は別の方法で、ピークスループットを更に増加させることができる。これにより、サービスの送信遅延が減少する。以下では、複数の周波数帯や複数のチャネルをまとめて複数リンクと呼ぶ。802.11ax及びそれ以前のWi-Fi規格では、802.11axと同じ動作周波数帯域を持つ複数のリンクが設定されるが、通常は複数のリンクの各々に対して異なる基本サービスセット(Basic Service Set, BSS)が設定される。リンクが属するBSS内の局との通信は、同時に1つのリンクだけで行うことができる。
【0004】
802.11ax及びそれ以前の複数の(Multiple)基本サービスセット識別子(Basic Service Set Identifier、BSSID)技術の主な機能は、1つの物理APを複数の論理APに仮想化すること、つまり複数の仮想ネットワークを形成することである。各仮想ネットワークは、異なる局を管理するために使用される。現在のWi-FiシナリオのAP製品と同様に、APは報告側AP(home AP)とゲストAP(guest AP)に仮想化できる。
【0005】
マルチリンク装置にMultiple BSSID技術を適用して、複数の仮想ネットワークの機能を提供する方法は、当業者によって研究されている技術課題である。
【発明の概要】
【0006】
本願の実施形態は、WLANにおけるシグナリング情報交換方法及び関連する機器を開示する。
【0007】
第1態様によると、本願の実施形態は、WLANにおけるシグナリング情報交換方法を提供し、以下を含む:
アクセスポイント(AP)が、管理フレームを生成する。前記APは第1APマルチリンク装置(MLD)に属する。前記管理フレームはMLD情報を含む。前記MLD情報は第1MLD要素を含む。前記第1MLD要素のサブ要素は前記APが属する前記第1MLDの中の別のAPに関する情報を伝達するために使用される。前記第1MLD要素はMLD要素タイプを示すタイプ情報を含む。前記アクセスポイントが、前記管理フレームを送信する。
【0008】
第2態様によると、本願の実施形態は、WLANにおけるシグナリング情報交換方法を提供し、以下を含む:
局が、アクセスポイント(AP)により送信された管理フレームを受信する。前記APは第1APマルチリンク装置(MLD)に属する。前記管理フレームはMLD情報を含む。前記MLD情報は第1MLD要素を含む。前記第1MLD要素のサブ要素は前記APが属する前記第1MLDの中の別のAPに関する情報を伝達するために使用される。前記MLD要素はMLD要素タイプを示すタイプ情報を含む。前記局はアクセスポイントが、前記管理フレームに基づき、前記APが属する第1MLDの中の前記別のAPに関する情報を取得する。
【0009】
第3態様によると、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)内の通信機器が提供され、以下:
管理フレームを生成するよう構成される処理ユニットであって、APは第1APマルチリンク装置(MLD)に属し、前記管理フレームはMLD情報を含み、前記MLD情報は第1MLD要素を含み、前記第1MLD要素のサブ要素は前記APが属する前記第1MLDの中の別のAPに関する情報を伝達するために使用され、前記第1MLD要素はMLD要素タイプを示すタイプ情報を含む、処理ユニットと、
前記管理フレームを受信及び送信するよう構成されるトランシーバユニットと、
を含む。
【0010】
第4の態様によると、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)の通信機器は、アクセスポイント(AP)から送信された管理フレームを受信するように構成されたトランシーバユニットであって、前記APが第1APマルチリンク装置(MLD)に属し、前記管理フレームにはMLD情報が含まれ、前記MLD情報には第1MLD要素が含まれ、前記第1MLD要素のサブ要素は、前記APが属する前記第1MLD内の別のAPに関する情報を伝達するために使用され、前記MLD要素にはMLD要素のタイプを示すタイプ情報が含まれる、トランシーバユニットと、
前記管理フレームに基づいて、前記APが属する前記第1MLD内の前記別のAPに関する情報を取得するように構成された処理ユニットと、を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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