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公開番号
2024161206
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-15
出願番号
2024152086,2020087777
出願日
2024-09-04,2020-05-20
発明の名称
シート搬送装置、及び画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
B65H
5/02 20060101AFI20241108BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】ベルトを回転させてシートを搬送するベルト搬送ユニットにおいて、ベルトを張架するローラのアライメントずれを低減する。
【解決手段】 装置本体と、無端状のベルト部(82)、第1ローラ(101)及び第2ローラ(102)を含む複数のローラを有し、シートを搬送するベルト搬送ユニット(80)と、第1連結部、第2連結部及び第3連結部(210、211、814)とを備える。ベルト搬送ユニットは、第1軸受(201a)、第2軸受(201b)、第3軸受(202a)、第4軸受(202b)と、第1支持部材(811)、第2支持部材(812)、第1支持部材と第2支持部材とにかけ渡された第3支持部材(813)を含む支持構造体(81)とを有する。ベルト搬送ユニットは、第1支持部材が第1連結部及び第2連結部により装置本体に連結され、第2支持部材が第3連結部により装置本体に連結されて構成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
装置本体と、
無端状のベルト部と、前記ベルト部を張架してシートが搬送される搬送面を形成する第1ローラ及び第2ローラを含む複数のローラと、を有し、前記ベルト部を回転させてシートを搬送するベルト搬送ユニットと、
前記装置本体と前記ベルト搬送ユニットとを連結する第1連結部、第2連結部、及び第3連結部と、を備え、
前記ベルト搬送ユニットは、
前記第1ローラの軸方向の一端を回転自在に支持する第1軸受と、
前記第1ローラの軸方向の他端を回転自在に支持する第2軸受と、
前記第2ローラの軸方向の一端を回転自在に支持する第3軸受と、
前記第2ローラの軸方向の他端を回転自在に支持する第4軸受と、
シートの搬送方向に沿って設けられ前記第1軸受及び前記第3軸受を支持可能な第1支持部材と、前記搬送方向に沿って設けられ前記第2軸受及び前記第4軸受を支持可能な第2支持部材と、前記第1支持部材と前記第2支持部材とにかけ渡された第3支持部材と、を含む支持構造体と、を有し、
前記第1支持部材が前記第1連結部及び前記第2連結部により前記装置本体に連結され、前記第2支持部材が前記第3連結部により前記装置本体に連結されている、
ことを特徴とするシート搬送装置。
続きを表示(約 2,200 文字)
【請求項2】
前記ベルト搬送ユニットの重心は、鉛直方向に関して、前記第1連結部と前記第2連結部と前記第3連結部とを結んだ領域にある、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項3】
前記第2支持部材に固定された第1凸部及び第2凸部と、
前記第1支持部材に固定された第1板部材と、
前記第1凸部と嵌合可能であり前記軸方向の一端側に配置される第1凹部と、
前記第2凸部と嵌合可能であり前記軸方向の一端側に配置される第2凹部と、
前記軸方向の他端側に配置される第2板部材と、
前記第1板部材と前記第2板部材とを固定する締結部材と、を備え、
前記第1連結部は、前記第1凸部と、前記第1凸部に嵌合した前記第1凹部とであり、
前記第2連結部は、前記第2凸部と、前記第2凸部に嵌合した前記第2凹部とであり、
前記第3連結部は、前記第1板部材と、前記第2板部材と、前記締結部材とであり、
前記第1連結部及び前記第2連結部は、前記締結部材によって前記第1板部材と前記第2板部材とが固定されることにより嵌合方向に関して移動不能となる、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート搬送装置。
【請求項4】
前記装置本体は、前記装置本体に対して開閉可能に構成され、かつ開状態で前記搬送面にアクセス可能にする扉を有し、
前記第3連結部は、前記第1連結部及び前記第2連結部に対して前記扉の側にある、
ことを特徴とする請求項3に記載のシート搬送装置。
【請求項5】
前記装置本体は、鉛直方向の上方から下方につれて狭くなり、前記第1凸部を前記第1凹部の入口に案内する第1案内路を形成する第1案内部と、鉛直方向の上方から下方につれて狭くなり、前記第2凸部を前記第2凹部の入口に案内する第2案内路を形成する第2案内部と、を有する、
ことを特徴とする請求項3又は4に記載のシート搬送装置。
【請求項6】
装置本体と、
無端状のベルト部と、前記ベルト部を張架してシートが搬送される搬送面を形成する第1ローラ及び第2ローラを含む複数のローラと、を有し、前記ベルト部を回転させてシートを搬送するベルト搬送ユニットと、
前記装置本体と前記ベルト搬送ユニットとを連結する第1連結部、第2連結部、及び第3連結部と、を備え、
前記ベルト搬送ユニットは、
前記第1ローラの軸方向の一端を回転自在に支持する第1軸受と、
前記第1ローラの軸方向の他端を回転自在に支持する第2軸受と、
前記第2ローラの軸方向の一端を回転自在に支持する第3軸受と、
前記第2ローラの軸方向の他端を回転自在に支持する第4軸受と、
シートの搬送方向に沿って設けられ前記第1軸受及び前記第3軸受を支持可能な第1支持部材と、前記搬送方向に沿って設けられ前記第2軸受及び前記第4軸受を支持可能な第2支持部材と、前記第1支持部材と前記第2支持部材とにかけ渡された第3支持部材と、を含む支持構造体と、を有し、
前記第3支持部材のシート搬送方向の一端部が前記第1連結部及び前記第2連結部により前記装置本体に連結され、前記第3支持部材のシート搬送方向の他端部が前記第3連結部により前記装置本体に連結されている、
ことを特徴とするシート搬送装置。
【請求項7】
前記ベルト搬送ユニットの重心は、鉛直方向に関して、前記第1連結部と前記第2連結部と前記第3連結部とを結んだ領域にある、
ことを特徴とする請求項6に記載のシート搬送装置。
【請求項8】
前記第3支持部材に固定された第1凸部及び第2凸部と、
前記第1凸部と嵌合可能でありシート搬送方向の一端側に配置される第1凹部と、
前記第2凸部と嵌合可能でありシート搬送方向の一端側に配置される第2凹部と、
シート搬送方向の他端側に配置される板部材と、
前記第3支持部材と前記板部材とを固定する締結部材と、を備え、
前記第1連結部は、前記第1凸部と、前記第1凸部に嵌合した前記第1凹部とであり、
前記第2連結部は、前記第2凸部と、前記第2凸部に嵌合した前記第2凹部とであり、
前記第3連結部は、前記締結部材と、前記締結部材によって前記第3支持部材に固定された前記板部材とであり、
前記第1連結部及び前記第2連結部は、前記締結部材によって前記板部材が前記第3支持部材に固定されることにより嵌合方向に関して移動不能となる、
ことを特徴とする請求項6又は7に記載のシート搬送装置。
【請求項9】
前記第3連結部は、シート搬送方向に関して前記支持構造体の上流端に配置されている、
ことを特徴とする請求項8に記載のシート搬送装置。
【請求項10】
前記装置本体は、鉛直方向の上方から下方につれて狭くなり、前記第1凸部を前記第1凹部の入口に案内する第1案内路を形成する第1案内部と、鉛直方向の上方から下方につれて狭くなり、前記第2凸部を前記第2凹部の入口に案内する第2案内路を形成する第2案内部と、を有する、
ことを特徴とする請求項8又は9に記載のシート搬送装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートを搬送するシート搬送装置、及びこれを備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に、複写機やプリンタ等の画像形成装置においては、シートを搬送するために、複数のローラに張架されたベルトを回転させてシートを搬送するベルト搬送ユニットを備えるものが知られている。このようなベルト搬送ユニットとして、特許文献1には、ベルトを張架するローラに規制部材を設けた構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-65056号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の規制部材には、ベルトに近づく程、径が小さくなるように形成されたテーパが設けられており、このテーパによってローラの軸方向におけるベルトの移動を抑制することが可能となっている。しかし、このような規制部材を設けても、装置本体に対してベルト搬送ユニットを支持する支持部材の組付けやシート搬送時の衝撃等により、ベルト搬送ユニットのフレームがねじれてローラのアライメントずれが発生してしまう。ローラのアライメントずれは、シート搬送時におけるベルト端部の摩耗やシートの斜走等を引き起こすという課題がある。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ベルトを回転させてシートを搬送するベルト搬送ユニットにおいて、ベルトを張架するローラのアライメントずれを低減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、シート搬送装置、及びこれを備える画像形成装置において、装置本体と、無端状のベルト部と、前記ベルト部を張架してシートが搬送される搬送面を形成する第1ローラ及び第2ローラを含む複数のローラと、を有し、前記ベルト部を回転させてシートを搬送するベルト搬送ユニットと、前記装置本体と前記ベルト搬送ユニットとを連結する第1連結部、第2連結部、及び第3連結部と、を備え、前記ベルト搬送ユニットは、前記第1ローラの軸方向の一端を回転自在に支持する第1軸受と、前記第1ローラの軸方向の他端を回転自在に支持する第2軸受と、前記第2ローラの軸方向の一端を回転自在に支持する第3軸受と、前記第2ローラの軸方向の他端を回転自在に支持する第4軸受と、シートの搬送方向に沿って設けられ前記第1軸受及び前記第3軸受を支持可能な第1支持部材と、前記搬送方向に沿って設けられ前記第2軸受及び前記第4軸受を支持可能な第2支持部材と、前記第1支持部材と前記第2支持部材とにかけ渡された第3支持部材と、を含む支持構造体と、を有し、前記第1支持部材が前記第1連結部及び前記第2連結部により前記装置本体に連結され、前記第2支持部材が前記第3連結部により前記装置本体に連結されていることを特徴とする。
【0007】
また、本発明の他の態様は、シート搬送装置、及びこれを備える画像形成装置において、装置本体と、無端状のベルト部と、前記ベルト部を張架してシートが搬送される搬送面を形成する第1ローラ及び第2ローラを含む複数のローラと、を有し、前記ベルト部を回転させてシートを搬送するベルト搬送ユニットと、前記装置本体と前記ベルト搬送ユニットとを連結する第1連結部、第2連結部、及び第3連結部と、を備え、前記ベルト搬送ユニットは、前記第1ローラの軸方向の一端を回転自在に支持する第1軸受と、前記第1ローラの軸方向の他端を回転自在に支持する第2軸受と、前記第2ローラの軸方向の一端を回転自在に支持する第3軸受と、前記第2ローラの軸方向の他端を回転自在に支持する第4軸受と、シートの搬送方向に沿って設けられ前記第1軸受及び前記第3軸受を支持可能な第1支持部材と、前記搬送方向に沿って設けられ前記第2軸受及び前記第4軸受を支持可能な第2支持部材と、前記第1支持部材と前記第2支持部材とにかけ渡された第3支持部材と、を含む支持構造体と、を有し、前記第3支持部材のシート搬送方向の一端部が前記第1連結部及び前記第2連結部により前記装置本体に連結され、前記第3支持部材のシート搬送方向の他端部が前記第3連結部により前記装置本体に連結されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ベルトを回転させてシートを搬送するベルト搬送ユニットにおいて、ベルトを張架するローラのアライメントずれを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1のプリンタの概略構成図。
実施例1のベルト搬送ユニットの斜視図。
実施例1のベルト搬送ユニットの内部の概略構成を示す図。
実施例1の装置本体の奥側から扉の側に向けて視たときのベルト搬送ユニットを示す図。
実施例1の装置本体とベルト搬送ユニットとの連結構造を示す図。
実施例1の装置本体とベルト搬送ユニットとの連結構造を示す図。
参考例としての装置本体に対してベルト搬送ユニットが連結された状態を示すモデル図(A、B)。
実施例1の装置本体に対してベルト搬送ユニットが連結された状態を示すモデル図(A、B)。
実施例2のシート搬送方向の上流側から視たときのベルト搬送ユニットを示す図。
実施例2のシート搬送方向の下流側から視たときのベルト搬送ユニットを示す図。
実施例2の装置本体とベルト搬送ユニットとの連結構造を示す図。
実施例2の装置本体とベルト搬送ユニットとの連結構造を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための例示的な形態について図面を参照して説明する。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)
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