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公開番号
2024161204
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-15
出願番号
2024152057,2023136578
出願日
2024-09-04,2019-10-28
発明の名称
椅子
出願人
株式会社オカムラ
代理人
個人
主分類
A47C
7/56 20060101AFI20241108BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】座を容易に成形する。
【解決手段】実施形態に係る椅子1は、着座者が着座可能な着座面を有し弾性変形可能なシート状の張地と、左右方向に離間し張地が架設される一対の杆材15と、を有する座2と、左右方向に離間し座2を左右方向に沿う軸の回りに回動可能に支持する一対の座支持部37を有する支持構造体3と、を備え、座2は、杆材15から座支持部37に向かって突出し軸の回りに回動可能に支持される被支持部13を備え、杆材15は、張地を係合可能に左右方向から見て被支持部13とは重ならない範囲で左右方向の外側に開口する第1係合溝15aを有し、座2は、杆材15において被支持部13と対向する部位に取り付けられ、左右方向から見て被支持部13と重なる範囲を含む範囲で被支持部13に対して左右方向の内側に設けられ第1係合溝15aと連続する第2係合溝70aを有する溝形成部材70を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
着座者が着座可能な着座面を有し弾性変形可能なシート状の座面構成部材と、椅子の幅方向に離間し前記座面構成部材が架設される一対の杆材と、を有する座と、
前記幅方向に離間し前記座を前記幅方向に沿う軸の回りに回動可能に支持する一対の座支持部を有する支持構造体と、を備え、
前記座は、前記杆材から前記座支持部に向かって突出し前記軸の回りに回動可能に支持される被支持部を備え、
前記杆材は、前記座面構成部材を係合可能に前記幅方向から見て前記被支持部とは重ならない範囲で前記幅方向の外側に開口する第1係合溝を有し、
前記座は、前記杆材において前記被支持部と対向する部位に取り付けられ、前記幅方向から見て前記被支持部と重なる範囲を含む範囲で前記被支持部に対して前記幅方向の内側に設けられ前記第1係合溝と連続する第2係合溝を有する溝形成部材を備えることを特徴とする椅子。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記被支持部と前記溝形成部材との間には、前記座面構成部材の厚み以上の隙間が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の椅子。
【請求項3】
前記杆材は、前記幅方向と交差する方向に延びており、
前記座は、前記杆材が延びる方向における前記一対の杆材の前記座支持部の側の端部同士を連結し前記幅方向に延びる幅方向延在部を更に備え、
前記被支持部は、前記杆材と前記幅方向延在部との連結部に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の椅子。
【請求項4】
前記溝形成部材は、前記杆材の前記座支持部の側の端部、前記杆材と前記幅方向延在部との連結部、及び前記幅方向延在部の前記幅方向の端部にわたって設けられていることを特徴とする請求項3に記載の椅子。
【請求項5】
前記溝形成部材は、前記杆材の前記座支持部の側の端部、前記杆材と前記幅方向延在部との連結部、及び前記幅方向延在部の前記幅方向の端部のそれぞれに締結部材で固定されていることを特徴とする請求項4に記載の椅子。
【請求項6】
前記溝形成部材は、前記締結部材を挿通するための複数の挿通孔を有し、
前記複数の挿通孔は、それぞれ同じ方向に開口していることを特徴とする請求項5に記載の椅子。
【請求項7】
前記座は、前記杆材及び前記幅方向延在部を前記着座面の側から覆うカバーを更に備え、
前記溝形成部材は、前記杆材、前記幅方向延在部及び前記カバーの前記着座面の側の面と連続する外面を有することを特徴とする請求項3から6のいずれか一項に記載の椅子。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、椅子に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、椅子において、着座者が着座可能な着座面を有し弾性変形可能なシート状の座面構成部材と、椅子の幅方向に離間し座面構成部材が架設される一対の杆材と、を有する座と、幅方向に離間し座を幅方向に沿う軸の回りに回動可能に支持する一対の座支持部を有する支持構造体と、を備えるものが公知である。
例えば、特許文献1では、座体は、背凭れの一対の背側連結片に対応する一対の座側固定片を備える。座体は、座側固定片に左右方向に延びる軸体を通して背側連結片に連結されることにより、軸体の回りに回動可能とされている。座体は、平面視で四角形の枠体に囲まれた領域に、着座面となるシート状部材が張り掛けられたものである。枠体は、表側枠体と裏側枠体とが表裏方向に重ねられたものである。シート状部材は、表側枠体に張り掛けられている。
このように枠体にシート状の座面構成部材を張設して構成される座においては、座面構成部材の周縁部を枠体の係合溝に係合させることにより、座面構成部材を枠体に張設するのが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-198901号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、座側固定片はシート状部材よりも上方に起立しているため、枠体の外周に係合溝を設け、シート状部材の周縁部を枠体の係合溝に係合させる方法を採用することは容易ではない。一方、枠体の座側固定片よりも内側の部位に係合溝を設けようとすると、係合溝を開口させるための金型の抜き方向に座側固定片が位置するため、同じ金型によって一度に成型できない場合がある。この場合、成型工程が一工程増えるため、座を容易に成形する上で改善の余地があった。
【0005】
以上のような事情に鑑み、本発明は、座を容易に成形することが可能な椅子を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る椅子は、着座者が着座可能な着座面を有し弾性変形可能なシート状の座面構成部材と、椅子の幅方向に離間し前記座面構成部材が架設される一対の杆材と、を有する座と、前記幅方向に離間し前記座を前記幅方向に沿う軸の回りに回動可能に支持する一対の座支持部を有する支持構造体と、を備え、前記座は、前記杆材から前記座支持部に向かって突出し前記軸の回りに回動可能に支持される被支持部を備え、前記杆材は、前記座面構成部材を係合可能に前記幅方向から見て前記被支持部とは重ならない範囲で前記幅方向の外側に開口する第1係合溝を有し、前記座は、前記杆材において前記被支持部と対向する部位に取り付けられ、前記幅方向から見て前記被支持部と重なる範囲を含む範囲で前記被支持部に対して前記幅方向の内側に設けられ前記第1係合溝と連続する第2係合溝を有する溝形成部材を備えることを特徴とする。
【0007】
この構成によれば、第1係合溝が幅方向から見て被支持部とは重ならない範囲に開口することで、第1係合溝を開口するための金型の抜き方向に被支持部が位置しない。そのため、金型を同一方向にスライドさせることにより、被支持部及び第1係合溝を同じ金型によって一度に成型することができる。したがって、座を容易に成形することができる。 加えて、杆材に取り付けられた溝形成部材が第1係合溝と連続する第2係合溝を有することにより、座面構成部材の周縁部を第1係合溝及び第2係合溝に沿って係合させることができるため、座面構成部材を迅速に張設することができる。
【0008】
本発明の一態様において、前記被支持部と前記溝形成部材との間には、前記座面構成部材の厚み以上の隙間が形成されていてもよい。
この構成によれば、被支持部と前記溝形成部材との間の隙間を、座面構成部材の周縁部を第2係合溝に係合する際の作業スペースとして利用することができるため、座面構成部材を迅速に張設することができる。
【0009】
本発明の一態様において、前記杆材は、前記幅方向と交差する方向に延びており、前記座は、前記杆材が延びる方向における前記一対の杆材の前記座支持部の側の端部同士を連結し前記幅方向に延びる幅方向延在部を更に備え、前記被支持部は、前記杆材と前記幅方向延在部との連結部に設けられていてもよい。
この構成によれば、被支持部は幅方向に沿う軸の回りに回動可能に支持されるという機能上、被支持部には大きな剛性が要求されるが、被支持部が杆材と幅方向延在部との連結部に設けられることにより、被支持部の剛性を確保することができる。
【0010】
本発明の一態様において、前記溝形成部材は、前記杆材の前記座支持部の側の端部、前記杆材と前記幅方向延在部との連結部、及び前記幅方向延在部の前記幅方向の端部にわたって設けられていてもよい。
この構成によれば、杆材と幅方向延在部との連結部は被支持部が設けられるという構造上、前記連結部の周辺部には大きな剛性が要求されるが、溝形成部材が杆材の座支持部の側の端部、前記連結部、及び幅方向延在部の幅方向の端部にわたって設けられることにより、前記連結部の周辺部の剛性を確保することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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