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公開番号
2025011876
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114273
出願日
2023-07-12
発明の名称
防水板装置
出願人
株式会社オカムラ
,
株式会社富士精工本社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E06B
5/00 20060101AFI20250117BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】作動信頼性が高い防水板装置を提供する。
【解決手段】ケース3に枢着され、倒伏位置と起立位置との間を移動可能に支持された防水板4と、防水板4を起立位置まで押し上げる起立機構5と、防水板4の起立状態を保持する保持機構6とを備える防水板装置1であって、保持機構6は、一端が防水板4側とケース3側のいずれか一方に枢着され、他端が防水板4側とケース3側のいずれか他方に前後方向にスライド移動可能に配設された杆部材9を備えている。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
ベースに枢着され、倒伏位置と起立位置との間を移動可能に支持された防水板と、該防水板を前記起立位置まで押し上げる起立機構と、前記防水板の起立状態を保持する保持機構とを備える防水板装置であって、
前記保持機構は、一端が前記防水板側と前記ベース側のいずれか一方に枢着され、他端が前記防水板側と前記ベース側のいずれか他方に前後方向にスライド移動可能に配設された杆部材を備えていることを特徴とする防水板装置。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記起立機構は、一端が前記防水板側と前記ベース側のいずれか一方に枢着され、他端が前記防水板側と前記ベース側のいずれか他方に前後方向にスライド移動可能に配設されたアームを備えていることを特徴とする請求項1に記載の防水板装置。
【請求項3】
前記保持機構の前記杆部材は、一端が前記防水板側に枢着され、他端が前記ベース側に前後方向にスライド移動可能に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の防水板装置。
【請求項4】
前記ベースには、前記杆部材の他端側のスライド移動の軌道上に対して進出してスライド移動を規制するロック機構が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の防水板装置。
【請求項5】
前記杆部材が、前記防水板の全高の約1/3の高さを、約45°で支持することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の防水板装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建造物の出入口等に設置される防水板装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば洪水や集中豪雨等により想定以上の大量の水が道路に溢れた場合、家屋、ビル、地下駐車場、地下鉄等の出入口を介して建造物内に水が浸入するおそれがある。そこで、建造物内への水の浸入を防止するために、洪水時に防水板(防水扉)を起立させて建造物の出入口を閉塞することができるようにした防水板装置(防水扉装置)が開発されている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載の防水板装置の起立機構は、高圧ガスを駆動源として作動するシリンダと、一端部を中心として上下に回動し、他端部に設けたローラの転動により防水板を起立させるアームとを備え、ガス供給部の水感知部が増水を感知したとき、ガスボンベの高圧ガスがシリンダに供給されてアームと共に防水板を自動的に起立させる構成となっている。
【0004】
また、防水板装置には、防水板の起立方向逆側から水圧を受ける正水圧仕様と、防水板の起立方向から水圧を受ける逆水圧仕様とがある。正水圧仕様では、防水板は水圧によって出入口側に押し付けられて水の浸入を防止することができるが、逆水圧仕様では、水圧に抗して防水板の起立状態を保持する必要がある。例えば特許文献2に記載の防水板装置は、駆動力を用いて防水板を起立させる起立機構に加えて、起立状態の防水板と地上側のケースとの間で突っ張る保持機構を別途備え、防水板の起立方向から受ける水圧に抗して防水板の起立状態を保持することができるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-114619号公報(第4頁、第1図)
特開2013-256764号公報(第7頁、第1図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献2のような防水板装置にあっては、保持機構の両端は起立状態の防水板と地上側のケースとにそれぞれ枢着され、かつ長手方向中央がヒンジを有して折りたたみ可能な構造になっている。そのため、折りたたまれた保持機構は、起立機構による防水板の起立動作に従動して伸び、最後にヒンジ部分を上方から手動で押して直線上もしくは反転させることで、起立状態の防水板と地上側のケースとの間で突っ張った状態を維持できる。しかしながら、保持機構がヒンジを用いた折りたたみ構造を採用していることから、ヒンジ部分を円滑かつ正常に動作させるために頻繁な保守点検が必要となり、特に緊急時にのみ用いられる防水板装置にあっては作動信頼性が十分でないという問題があった。
【0007】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、作動信頼性が高い防水板装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するために、本発明の防水板装置は、
ベースに枢着され、倒伏位置と起立位置との間を移動可能に支持された防水板と、該防水板を前記起立位置まで押し上げる起立機構と、前記防水板の起立状態を保持する保持機構とを備える防水板装置であって、
前記保持機構は、一端が前記防水板側と前記ベース側のいずれか一方に枢着され、他端が前記防水板側と前記ベース側のいずれか他方に前後方向にスライド移動可能に配設された杆部材を備えていることを特徴としている。
この特徴によれば、保持機構を構成する杆部材は、一端が防水板側とベース側のいずれか一方に枢着され、他端側が前後にスライド移動する構成であるため、防水板の倒伏状態では寝た状態であり、起立機構による防水板の起立動作に従動して立ち上がり、防水板の起立方向から受ける水圧に抗して防水板の起立状態を保持することができる。このように保持機構に単純な構造の杆部材を採用したことで、頻繁な保守点検が不要となり作動信頼性を高めることができる。
【0009】
前記起立機構は、一端が前記防水板側と前記ベース側のいずれか一方に枢着され、他端が前記防水板側と前記ベース側のいずれか他方に前後方向にスライド移動可能に配設されたアームを備えていることを特徴としている。
この特徴によれば、起立機構が保持機構と同様に一端が防水板側とベース側のいずれか一方に枢着され、他端側が前後にスライド移動する構成であることから、これら起立機構と保持機構とが互いの動作に影響せず、円滑に起立動作を行うことができる。
【0010】
前記保持機構の前記杆部材は、一端が前記防水板側に枢着され、他端が前記ベース側に前後方向にスライド移動可能に配設されていることを特徴としている。
この特徴によれば、杆部材の他端は自重によりベース側に沿って前後にスライド移動できるため、構造が簡素になる。
(【0011】以降は省略されています)
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