TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025014042
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-28
出願番号
2024191105,2020040792
出願日
2024-10-30,2020-03-10
発明の名称
天板及び天板付き什器
出願人
株式会社オカムラ
代理人
個人
主分類
A47B
13/08 20060101AFI20250121BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】金属材により剛性を確保しつつ、様々な形状とすることが容易となる天板、天板付き什器及び天板の製造方法を提供する。
【解決手段】第一の金属板11と、第一の金属板11の下方に離間して配され、第一の金属板11と対応した形状の第二の金属板12と、第一の金属板11と第二の金属板12との間に挟まれ、第一の金属板11及び第二の金属板12の外周縁11a,12aに沿って外周面13aが形成された第一の金属板11及び第二の金属板12を形成する金属よりも軟質の材質からなる縁構成部材13と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第一の金属板と、
前記第一の金属板の下方に離間して配され、前記第一の金属板と対応した形状の第二の金属板と、
前記第一の金属板と前記第二の金属板との間に挟まれ、前記第一の金属板及び前記第二の金属板の外周縁に沿って外周面が形成された前記第一の金属板及び前記第二の金属板を形成する金属よりも軟質の材質からなる縁構成部材と、
を備える天板。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記縁構成部材は、前記第一の金属板及び前記第二の金属板の前記外周縁に沿って配された枠状の部材である請求項1に記載の天板。
【請求項3】
前記第一の金属板と前記第二の金属板との間に挟まれ、前記縁構成部材に囲まれたスペーサを備える請求項2に記載の天板。
【請求項4】
前記縁構成部材は、前記第一の金属板及び前記第二の金属板と対向する面に位置決め凹部を有し、
前記第一の金属板及び前記第二の金属板は、前記縁構成部材と対向する面に、前記縁構成部材に向かって突出する位置決め凸部を有し、
前記位置決め凸部は、前記位置決め凹部に対応する位置に設けられている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の天板。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の天板と、
前記天板を支持する脚部材と、を備える天板付き什器。
【請求項6】
互いに対応する形状の第一の金属板及び第二の金属板の一方の面に、前記第一の金属板及び前記第二の金属板を形成する金属よりも軟質の材質からなる縁構成部材を配し接合する縁構成部材接合工程と、
前記縁構成部材を挟んで、前記第一の金属板及び前記第二の金属板の一方の反対側に、前記第一の金属板及び前記第二の金属板の他方を配し接合する挟み込み工程と、
を備える天板の製造方法。
【請求項7】
前記縁構成部材接合工程では、前記第一の金属板及び前記第二の金属板の一方の外周縁に沿って、枠状に形成された前記縁構成部材を配し、
前記挟み込み工程では、前記第一の金属板及び前記第二の金属板の他方の外周縁が枠状に形成された前記縁構成部材に沿うように前記第一の金属板及び前記第二の金属板の他方を配する請求項6に記載の天板の製造方法。
【請求項8】
前記縁構成部材接合工程では、前記第一の金属板及び前記第二の金属板の一方の前記面であって、前記第一の金属板の板厚方向から見て前記縁構成部材の内部にスペーサを配する請求項7に記載の天板の製造方法。
【請求項9】
前記第一の金属板の上面に化粧板を接合する化粧板接合工程と、
前記第一の金属板の前記上面に接合された前記化粧板を切断する化粧板切断工程と、を備え、
前記縁構成部材接合工程では、前記縁構成部材の外周面が前記第一の金属板の板厚方向から見て前記第二の金属板の外周縁よりも外側に位置するように前記縁構成部材を配し、
前記挟み込み工程では、前記第一の金属板の外周縁が前記板厚方向から見て前記縁構成部材の前記外周面よりも内側に位置するように前記第一の金属板を配し、
前記化粧板切断工程では、前記挟み込み工程後に、前記縁構成部材の前記外周面に沿って前記化粧板を切断する請求項6から請求項8のいずれか一項に記載の天板の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、天板、天板付き什器及び天板の製造方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば下記特許文献1には、作業面を構成する天板本体と、補強枠と、裏面カバーとをそれぞれ板金からなる同一材質をもって組み付けることにより構成された天板が開示されている。天板本体は、上面が作業平面をなす基板と、基板の周縁より下方に向かって折り曲げられた下向片とにより構成されている。補強枠は、天板本体における基板の下面にスポット溶接されている。裏面カバーは、カバー基板と、このカバー基板の周縁より上方に向かって折り曲げられた上向き片とにより構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2008/023794号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に開示されるような天板は、天板の形状に合わせるように天板の上面を構成する上板となる天板本体と、天板の下面を構成する下板となる裏面カバーとを板金加工するために、当該天板形状に応じた金型を予め用意する。そして、当該金型により板材を板金加工することにより上下板を形成する。このため、天板の形状ごとに、板金加工するための金型を用意する必要があった。また、外周縁が湾曲しているような天板の場合、外周縁が湾曲した部分も折り曲げて側面を形成することなる。湾曲している部分では、側面部分や側面と上下面との角部分にしわやわれが生じやすく加工上困難であった。このため、天板を矩形板状以外の様々な形状とすることは困難であった。
【0005】
そこで、本発明は、金属材により剛性を確保しつつ、様々な形状とすることが容易となる天板、天板付き什器及び天板の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る天板は、第一の金属板と、前記第一の金属板の下方に離間して配され、前記第一の金属板と対応した形状の第二の金属板と、前記第一の金属板と前記第二の金属板との間に挟まれ、前記第一の金属板及び前記第二の金属板の外周縁に沿って外周面が形成された前記第一の金属板及び前記第二の金属板を形成する金属よりも軟質の材質からなる縁構成部材と、を備える。
【0007】
本態様によれば、天板は樹脂材や木材等と比較して剛性の大きい金属材を上下に離間して有する。したがって、天板の剛性を確保できる。
第一の金属板と第二の金属板との間に縁構成部材が配されている。縁構成部材の外周面は、第一の金属板及び第二の金属板の外周縁に沿って形成されている。これにより、縁構成部材の外周面が天板の側面となるので、第一の金属板または第二の金属板の外周縁を折り曲げることなく、天板の側面を形成できる。したがって、第一の金属板及び第二の金属板を板金加工するための金型を用いることなく天板の側面を形成できるので、天板を矩形板状以外の様々な形状とすることができる。
縁構成部材は、第一の金属板及び第二の金属板よりも軟質の材質からなる。これにより、第一の金属板及び第二の金属板の形状に合わせて縁構成部材の外周面を容易に形成できる。縁構成部材の外周面は天板の側面となるので、天板を様々な形状とすることが容易となる。
【0008】
上記態様の天板において、前記縁構成部材は、前記第一の金属板及び前記第二の金属板の前記外周縁に沿って配された枠状の部材であってもよい。
本態様によれば、縁構成部材の内部は空洞となっている。これにより、側面を形成するのに必要な部分のみに縁構成部材を形成して材質の使用量を削減できるので、天板を軽量化できる。
【0009】
上記態様の天板において、前記第一の金属板と前記第二の金属板との間に挟まれ、前記縁構成部材に囲まれたスペーサを備えてもよい。
本態様によれば、縁構成部材の内部は、スペーサを配するために空洞となっている。これにより、スペーサは第一の金属板のうち縁構成部材によって支持されていない部分を支持するので、天板を軽量化しつつ、天板の剛性をより高いものとすることができる。
【0010】
上記態様の天板において、前記縁構成部材は、前記第一の金属板及び前記第二の金属板と対向する面に位置決め凹部を有し、前記第一の金属板及び前記第二の金属板は、前記縁構成部材と対向する面に、前記縁構成部材に向かって突出する位置決め凸部を有し、前記位置決め凸部は、前記位置決め凹部に対応する位置に設けられていてもよい。
本態様によれば、位置決め凹部に位置決め凸部を配するだけで、縁構成部材に対して第一の金属板及び第二の金属板を容易に位置決めできる。これにより、天板を効率良く製造できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
椅子
8か月前
個人
鍋蓋
5か月前
個人
焼き網
7か月前
個人
乾燥器具
4か月前
個人
耳拭き棒
1か月前
個人
体洗い具
22日前
個人
収納型額縁
3か月前
個人
皮引き俎板
9か月前
個人
エコ掃除機
2か月前
個人
片手代替具
1か月前
個人
絵馬
9か月前
個人
エコ掃除機
6か月前
個人
折り畳み椅子
3か月前
個人
洗面台
1か月前
個人
卓上用清掃具
9か月前
個人
食品用トング
4か月前
個人
学童机
4か月前
個人
コップの取手
9か月前
個人
コーナーシール
7日前
個人
調理器具
4か月前
個人
傘ホルダ
7か月前
個人
汚水汚れ防止具
11日前
個人
食事用具
2か月前
個人
切り削ぎ手道具
8か月前
個人
湯水切り兼備鍋
9か月前
個人
テーブル
7か月前
個人
汚水漏れ防止具
11日前
個人
組立家具
1日前
個人
ひざ掛け固定具
9か月前
個人
足湯マット
5か月前
個人
カプセル内装バス
9か月前
個人
風呂のゴミ取り器
3か月前
個人
寝具
7か月前
株式会社コーワ
清掃具
5か月前
個人
ロッカー換気装置
6か月前
個人
物品落下防止装置
5か月前
続きを見る
他の特許を見る