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公開番号
2024161132
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-15
出願番号
2024145647,2022145474
出願日
2024-08-27,2018-04-19
発明の名称
荷物収納装置及び集荷管理システム
出願人
株式会社LIXIL
代理人
個人
主分類
A47G
29/124 20060101AFI20241108BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】荷物収納装置のセキュリティ性及び利便性を向上させる。
【解決手段】荷物収納装置100は、荷物を収納するための荷物収納部54と、荷物収納部54に荷物を出し入れするための開口を開閉する開閉部として機能する荷物扉26と、荷物扉26を施錠するための第2錠前部27と、荷物扉26を開くための操作を受け付けるための操作表示ユニット44と、を備える。同一の荷物収納部54によって、使用者に配送された荷物の荷受けと、使用者が配送者に集荷を依頼した集荷物の集荷との双方ができるようにする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
荷物を収納するための収納部と、
前記収納部に荷物を出し入れするための開口を開閉する開閉部と、
前記開閉部を施錠するための錠前部と、
前記開閉部を開くための操作を受け付けるための操作部と、
を備え、
同一の前記収納部によって、使用者に配送された荷物の荷受けと、使用者が配送者に集荷を依頼した集荷物の集荷との双方ができるようにするために、使用者が荷物の配送者に集荷を依頼した集荷物が前記収納部に収納されて集荷待ちの状態となっているときに、配送者が前記開閉部を開くために前記操作部を操作した場合、前記使用者が集荷を依頼した配送者が前記操作部を操作したことが確認された場合に前記錠前部を解錠し、使用者が荷物の配送者に集荷を依頼した集荷物が前記収納部に収納されていないときに、配送者が前記開閉部を開くために前記操作部を操作した場合、配送者を確認することなく前記錠前部を解錠する
ことを特徴とする荷物収納装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記錠前部の施錠及び解錠を制御する制御部を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の荷物収納装置。
【請求項3】
前記操作部は、
荷物の配送者が前記開閉部を開くために操作する配送者用入力部と、
前記錠前部を解錠するために設定された所定の操作を受け付けるための解錠操作用入力部と、
を備え、
前記制御部は、前記収納部に荷物が収納されて集荷待ちの状態となっているときに、前記配送者用入力部が操作された場合、前記解錠操作用入力部の操作を更に受け付け、前記解錠操作用入力部が設定された通りに操作された場合にのみ前記錠前部を解錠することを特徴とする請求項2に記載の荷物収納装置。
【請求項4】
前記操作部は、
前記荷物収納装置の使用者が前記開閉部を開くために操作する使用者用入力部と、
前記荷物収納装置を集荷待ちの状態とするための集荷用入力部と、
を備え、
前記制御部は、前記使用者用入力部により前記開閉部が開かれた後、前記開閉部が閉じられて前記集荷用入力部が操作された場合に、前記荷物収納装置を集荷待ちの状態とすることを特徴とする請求項3に記載の荷物収納装置。
【請求項5】
前記開閉部を開くための操作を行う人を撮像する撮像装置を更に備え、
前記撮像装置は、前記開閉部を開くための操作が行われたときに、その操作を行った人を撮像することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の荷物収納装置。
【請求項6】
前記撮像装置は、前記配送者用入力部又は前記使用者用入力部の操作を受け付けたときに、前記配送者用入力部又は前記使用者用入力部を操作した人を撮像することを特徴とする請求項5に記載の荷物収納装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記開閉部が前記配送者用入力部により開かれた場合には、前記開閉部が閉じられた後、前記開閉部を施錠するための操作を受け付けたときに前記錠前部を施錠し、前記開閉部が前記使用者用入力部により開かれた場合には、前記開閉部が閉じられたときに前記錠前部を施錠することを特徴とする請求項4に記載の荷物収納装置。
【請求項8】
前記操作部は、
操作を確定するための確定用入力部と、
操作可能な入力部を視覚的に識別可能に提示する提示部と、
を更に備え、
前記制御部は、前記荷物収納装置が集荷待ちの状態となっているときには、前記荷物収納装置が集荷待ちの状態にあることを前記提示部に提示させ、
前記制御部は、前記荷物収納装置が集荷待ちの状態となっているときに前記配送者用入力部の操作を受け付けると、前記解錠操作用入力部を操作可能な入力部として前記提示部に提示させ、前記解錠操作用入力部が設定された通りに操作されると、前記錠前部を解錠し、
前記制御部は、前記荷物収納装置が集荷待ちの状態となっていないときに前記配送者用入力部の操作を受け付けると、前記確定用入力部を操作可能な入力部として前記提示部に提示させ、前記確定用入力部の操作を受け付けると、前記錠前部を解錠することを特徴とする請求項3から4のいずれかに記載の荷物収納装置。
【請求項9】
前記撮像装置は、前記開閉部が施錠されるまで撮像を続行することを特徴とする請求項5に記載の荷物収納装置。
【請求項10】
少なくとも前記操作部又は前記撮像装置を覆う外扉を更に備え、
前記撮像装置は、前記外扉が閉じられるまで撮像を続行することを特徴とする請求項5に記載の荷物収納装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、荷物収納装置に関し、とくに、配送者により配送された荷物を収納可能な荷物収納装置、及びその荷物収納装置を利用可能な集荷管理システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
ネット通販の利用増加や共働き・単身世帯の増加に伴い、宅配物が再配達となるケースが増加している。再配達の増加は、社会的な問題にもなっている。この問題の解決策のひとつとして、宅配物等の荷物を収納できる荷物収納装置の戸建てへの普及が期待されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-136108号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
荷物収納装置を戸建てへ普及させるためには、荷物収納装置のセキュリティ性を十分に確保しつつ、使用者の利便性を向上させる技術が要求される。
【0005】
本発明は、このような課題に鑑みてなされ、その目的は、荷物収納装置のセキュリティ性及び利便性を向上させる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示のある態様の荷物収納装置は、荷物を収納するための収納部と、収納部に荷物を出し入れするための開口を開閉する開閉部と、開閉部を施錠するための錠前部と、開閉部を開くための操作を受け付けるための操作部と、を備える。同一の収納部によって、使用者に配送された荷物の荷受けと、使用者が配送者に集荷を依頼した集荷物の集荷との双方ができるようにするために、使用者が荷物の配送者に集荷を依頼した集荷物が収納部に収納されて集荷待ちの状態となっているときに、配送者が開閉部を開くために操作部を操作した場合、使用者が集荷を依頼した配送者が操作部を操作したことが確認された場合に錠前部を解錠し、使用者が荷物の配送者に集荷を依頼した集荷物が収納部に収納されていないときに、配送者が開閉部を開くために操作部を操作した場合、配送者を確認することなく錠前部を解錠する。
【0007】
本発明の別の態様は、集荷管理システムに関する。この集荷管理システムは、荷物収納装置と、使用者の端末と、配送者の端末と、を備える。使用者の端末は、使用者が収納部に収納した荷物の集荷を配送者に依頼するための集荷依頼送信部と、配送者が収納部の錠前を解錠するための操作を配送者に送信する解錠操作送信部と、を備える。配送者の端末は、収納部の錠前を解錠するための操作を受信する解錠操作受信部と、解錠操作受信部により受信された錠前を解錠するための操作を配送者に提示する解錠操作提示部と、を備える。
【0008】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、荷物収納装置のセキュリティ性及び利便性を向上させる技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態に係る配送管理システムの構成を示す図である。
実施の形態に係る荷物収納装置の斜視図である。
実施の形態に係る荷物収納装置の斜視図である。
実施の形態に係る荷物収納装置の斜視図である。
実施の形態に係る操作表示ユニットの構成を示す図である。
実施の形態に係る荷物収納装置の機能構成を示す図である。
実施の形態に係る使用者端末の機能構成を示す図である。
実施の形態に係る配送者端末の機能構成を示す図である。
実施の形態に係る配送管理サーバの機能構成を示す図である。
実施の形態に係る荷物管理方法の手順を示すフローチャートである。
実施の形態に係る荷物管理方法の手順を示すフローチャートである。
図11に示したフローチャートにおけるステップS130の認証処理の詳細を示すフローチャートである。
図11に示したフローチャートにおけるステップS160のステータス更新処理の詳細を示すフローチャートである。
図10に示したフローチャートにおけるステップS200の荷受け処理の詳細を示すフローチャートである。
実施の形態に係る荷物管理方法の手順を示すフローチャートである。
図10に示したフローチャートにおけるステップS300の集荷処理の詳細を示すフローチャートである。
図10に示したフローチャートにおけるステップS400の複数荷受け処理の詳細を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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