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公開番号
2024160672
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-14
出願番号
2023187211,2023567089
出願日
2023-10-31,2022-07-11
発明の名称
タスクスケジューラ装置およびプログラム
出願人
日本電信電話株式会社
代理人
弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類
G06F
9/50 20060101AFI20241107BHJP(計算;計数)
要約
【課題】省電力を達成しつつ、低遅延に演算を行うタスクスケジューラ装置およびプログラムを提供する。
【解決手段】処理負荷に応じてプロセッサの動作状態を段階的に減らして消費電力量を削減する計算システム1000において、プロセッサのコア群へタスクを割り当てるタスクスケジューラ装置100,100Aであって、プロセッサの使用率を取得するタスク量・周期 予測部122と、タスク量・周期 予測部122が取得したプロセッサの使用率をもとに、所定頻度以上で使用するプロセッサのコアまたはコア群については、継続的にタスクを割り当てるタスクCPU割当部123と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
処理負荷に応じてプロセッサの動作状態を段階的に減らして消費電力量を削減する計算システムにおいて、前記プロセッサのコア群へタスクを割り当てるタスクスケジューラ装置であって、
前記プロセッサの使用率を取得するプロセッサ使用率取得部と、
前記プロセッサ使用率取得部が取得した前記プロセッサの使用率をもとに、所定頻度以上で使用する前記プロセッサのコアまたはコア群については、継続的にタスクを割り当てるタスク割当部と、
所定頻度以上で使用する前記プロセッサのコアまたはコア群については、前記プロセッサの動作状態をより深い状態に遷移できないように上限を設定する動作状態設定部と、を備える
ことを特徴とするタスクスケジューラ装置。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
前記動作状態設定部は、
タスク割当部が、タスクを割り当てなかったコアまたはコア群については、前記プロセッサの動作状態をより深い状態に遷移できるように設定する
ことを特徴とする請求項1に記載のタスクスケジューラ装置。
【請求項3】
コンピュータを、請求項1または請求項2に記載のタスクスケジューラ装置として機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タスクスケジューラ装置およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
無線アクセスシステムの概要について述べる。
図19は、無線アクセスシステムの概要を説明する図である。
図19に示すように、無線アクセスシステムは、図示しないユーザ端末(UE:User Equipment)、アンテナ(基地局アンテナ)20、基地局(BBU:Base Band Unit)30、コア網40を備える。
【0003】
アンテナ20は、UE10と無線通信するアンテナおよび送受信部である(以下、「アンテナ」は、アンテナと送受信部、その電源部を総称して呼称する)。送受信データは、例えば専用ケーブルにより基地局30に接続される。
【0004】
基地局30は、UE10と通信する陸上に開設する移動しない無線局である。無線信号処理を行う基地局(BBU:Broad Band Unit)30は、無線信号処理を行う専用ハードウェア(専用装置)である。または、基地局30は、LTE(Long Term Evolution)や5G(five generation)の信号処理集約システムにおける無線信号処理を、汎用サーバで処理を行うvRAN(virtual Radio Access Network)である。vRANにおいては、基地局30のハードウェアとして安価で大量に入手可能な汎用サーバを使用することができる。
基地局30は、ハードウェア(HW)31と、ハードウェア上のCPU(Central Processing Unit)32と、OS等33と、L1,L2,L3プロトコル無線信号処理アプリケーション1-1,1-2,1-3(総称する場合は、APL1と呼ぶ)と、タスクスケジューラ装置34と、を備える。
【0005】
コア網40は、EPC(Evolved Packet Core)/(以下の説明において、「/」は「または」を表記する)5GC(5G Core Network)等である。
【0006】
リアルタイム性が求められるシステムとして、RANにおける基地局(BBU)が挙げられる。
CPU32を使用して演算を行うBBUでは、無線信号処理のタスクを、タスクスケジューラ装置34がCPUコアへ割り当てることで演算を行うことが多い(非特許文献1)。
【0007】
図20は、基地局における無線アクセス処理のタスク管理例を説明する図である。図19と同一構成部分には同一符号を付している。
基地局(BBU)30は、タスクスケジューラ装置34を備える。タスクスケジューラ装置34は、タスク管理、優先度付け、およびタスク割り振りを行う。
タスクスケジューラ装置34は、APL1の無線信号処理のタスクを、タスクキュー37に割り振り、タスクキュー37からCPUコア(CPUcore #0,CPUcore #1,…)32へ割り当てる。
【0008】
[LPI(Low Power Idle)ハードウェア制御]
CPU32には、ハードウェア制御によるCPU32のidle状態を制御する機能があり、LPIと呼ばれる。LPIは、CPUidleやC-stateと呼称されることも多く、以下、LPIをC-stateとして説明する。
C-stateは、は、CPU負荷が少なくなると、CPU32の回路の一部の電源をOFFにすることで、省電力化を試行する(非特許文献2)。
【0009】
図21は、C-stateの状態の一例を表にして示す図である。なお、CPUハードウェアに依って状態定義は異なるため、図21はあくまでも参考例である。
図21に示すように、CPUidle状態には、グレードC0~C6があり、CPU32の負荷がない時間が長くなるにつれ、深いsleep状態へ遷移する。深いsleep状態の方がCPU消費電力は小さくなるが、一方で、それだけ復帰までに要する時間が長延化するため、低遅延の観点で課題となる場合がある。
【0010】
C-stateは、CPUハードウェアに依って状態定義が異なる。例えば、C4やC5が無い機種、C1の次がC1Eというステートである機種等のバリエーションがある。
ステートが深くなるにつれ省電力効果は大きくなるが、それだけ、idle状態から復帰に要する時間も大きくなる。
(【0011】以降は省略されています)
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