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公開番号
2024160543
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-14
出願番号
2023075664
出願日
2023-05-01
発明の名称
表示パネル、及び、表示パネルの製造方法
出願人
シャープディスプレイテクノロジー株式会社
代理人
弁理士法人WisePlus
主分類
G02F
1/1334 20060101AFI20241107BHJP(光学)
要約
【課題】 額縁領域近傍における表示ムラを抑制することができる表示パネル、及び、当該表示パネルの製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明の表示パネルは、画像を表示する表示領域と、上記表示領域の周囲に設けられた額縁領域と、を備え、スイッチング素子を有する第1の基板と、光硬化モノマーの重合体を含有するポリマー含有層と、上記光硬化モノマーの重合に用いられる波長の光を遮る遮光部が上記額縁領域に配置されていない第2の基板と、をこの順に有する。
【選択図】 図1D
特許請求の範囲
【請求項1】
画像を表示する表示領域と、前記表示領域の周囲に設けられた額縁領域と、を備え、
スイッチング素子を有する第1の基板と、光硬化モノマーの重合体を含有するポリマー含有層と、前記光硬化モノマーの重合に用いられる波長の光を遮る遮光部が前記額縁領域に配置されていない第2の基板と、をこの順に有することを特徴とする表示パネル。
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【請求項2】
前記ポリマー含有層は、前記光硬化モノマーの重合体により構成されるポリマーネットワークと、液晶成分と、を含有することを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項3】
前記ポリマー含有層は、前記光硬化モノマーの重合体により構成され、かつ、前記第1の基板側の表面及び前記第2の基板側の表面に位置する一対のポリマー層と、前記一対のポリマー層の間に位置する液晶成分と、を含有することを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項4】
前記第1の基板は、互いに平行に延設された複数のゲート線と、絶縁層を介して前記複数のゲート線と交差する方向に互いに平行に延設された複数のソース線と、を備え、
前記表示領域において、前記複数のゲート線及び前記複数のソース線と重畳する位置にブラックマトリクス層が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項5】
前記第2の基板は、更に、前記額縁領域において、前記光硬化モノマーの重合に用いられる波長の光を透過する着色部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項6】
更に、前記第1の基板の前記ポリマー含有層と反対側の額縁領域及び前記第2の基板の前記ポリマー含有層と反対側の額縁領域の少なくとも一方の額縁領域に、インク部を備えることを特徴とする請求項1に記載の表示パネル。
【請求項7】
更に、前記第2の基板の前記ポリマー含有層と反対側に位置する第2の基板側フィルムを備え、
前記インク部は、前記第2の基板側フィルムと前記第2の基板との間、及び、前記第2の基板側フィルムの前記第2の基板と反対側の少なくとも一方に位置する第2の基板側インク部を備えることを特徴とする請求項6に記載の表示パネル。
【請求項8】
前記第2の基板側インク部は、前記第2の基板側フィルムと前記第2の基板との間に位置することを特徴とする請求項7に記載の表示パネル。
【請求項9】
前記第2の基板側フィルムは、UVカットフィルムであることを特徴とする請求項7に記載の表示パネル。
【請求項10】
前記第2の基板側フィルムは、偏光子であることを特徴とする請求項7に記載の表示パネル。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、表示パネル、及び、表示パネルの製造方法に関する。より具体的には、表示パネル、及び、当該表示パネルの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、表示パネルの背面が透けて見える表示を行うことができるシースルーパネル等の表示パネルが注目されている。例えば、高分子分散型液晶(PDLC:Polymer Dispersed Liquid Crystal)層を用いた表示パネルが開発されている。PDLC層は、光硬化モノマーを光重合させることにより得られるポリマーネットワーク中に、液晶成分が分散された構成を有し、電圧の印加によって液晶成分の配向状態を変化させることにより液晶成分とポリマーネットワークとの屈折率差を利用して、透明状態と散乱状態とを切り替えることができる。
【0003】
PDLC層を用いた表示パネルに関する技術として、例えば、特許文献1には、互いに対向して配置された第1基板及び第2基板と、上記第1基板及び第2基板の間に設けられた高分子分散型の液晶層と、上記第1基板に設けられたブラックマトリクスとを備え、画像表示を行う表示領域、及び該表示領域の周囲に額縁領域が規定された液晶表示装置であって、上記額縁領域では、上記ブラックマトリクスが互いに離間する複数の遮光部により構成されている液晶表示装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2010/103589号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
図28は、比較形態に係る表示パネルの外観を示す模式図である。図28に示すように、比較形態の表示パネル1Rでは、額縁領域1NA(具体的には、端子辺と反対側の額縁領域1NA)近傍において、ある温度(例えば45℃)で透過率が他の領域と異なるエリアが出現する。このように、PDLC層を備える比較形態の表示パネル1Rでは、端子が設けられた端子辺と反対側の額縁領域1NA近傍において、ある温度(パネル作製条件、材料によって異なるが、例えば、30~40数℃)で他のエリアよりも透過率がアップし、ムラ(表示ムラ)が発生する。
【0006】
比較形態の表示パネルと同様に、上記特許文献1の液晶表示装置においても、額縁領域近傍の透過率が他のエリアよりも増大し、表示ムラが発生するという課題がある。
【0007】
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、額縁領域近傍における表示ムラを抑制することができる表示パネル、及び、当該表示パネルの製造方法を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1)本発明の一実施形態は、画像を表示する表示領域と、上記表示領域の周囲に設けられた額縁領域と、を備え、スイッチング素子を有する第1の基板と、光硬化モノマーの重合体を含有するポリマー含有層と、上記光硬化モノマーの重合に用いられる波長の光を遮る遮光部が上記額縁領域に配置されていない第2の基板と、をこの順に有する、表示パネル。
【0009】
(2)また、本発明のある実施形態は、上記(1)の構成に加え、上記ポリマー含有層は、上記光硬化モノマーの重合体により構成されるポリマーネットワークと、液晶成分と、を含有する、表示パネル。
【0010】
(3)また、本発明のある実施形態は、上記(1)の構成に加え、上記ポリマー含有層は、上記光硬化モノマーの重合体により構成され、かつ、上記第1の基板側の表面及び上記第2の基板側の表面に位置する一対のポリマー層と、上記一対のポリマー層の間に位置する液晶成分と、を含有する、表示パネル。
(【0011】以降は省略されています)
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