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公開番号2024159593
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2024067214
出願日2024-04-18
発明の名称電子機器
出願人ソフトバンクグループ株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G16H 20/70 20180101AFI20241031BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】ユーザをサポートすること。
【解決手段】電子機器は、推定部と、取得部と、支援部とを備える。推定部は、ユーザの感情を推定する。取得部は、ユーザ及びユーザの家族の少なくとも一方の健康及び医療に関する情報を取得する。支援部は、取得部により取得したユーザ及びユーザの家族の少なくとも一方の健康及び医療に関する情報に基づき、推定部により推定したユーザの感情に応じた支援を行う。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの感情を推定する推定部と、
前記ユーザ及び前記ユーザの家族の少なくとも一方の健康及び医療に関する情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得した前記ユーザ及び前記ユーザの家族の少なくとも一方の健康及び医療に関する情報に基づき、前記推定部により推定した前記ユーザの感情に応じた支援を行う支援部と、
を備える電子機器。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記支援部は、前記ユーザ又は前記ユーザの家族が妊娠中又は出産後である場合、前記推定部により推定した前記ユーザの感情的な課題をナビゲートする情報を提供する
請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記支援部は、前記ユーザの家族が終末期患者である場合、前記推定部により推定した前記ユーザの感情に応じて前記ユーザの家族のケア及び看取りをサポートに関する情報を提供する
請求項1に記載の電子機器。
【請求項4】
前記取得部は、前記ユーザの健康及び医療に関する情報を取得し、
前記支援部は、前記ユーザが入院が必要な患者である場合、感情的なケア及びリハビリテーションの少なくとも一方に関する情報を提供する
請求項1に記載の電子機器。
【請求項5】
前記取得部は、前記ユーザの健康及び医療に関する情報を取得し、
前記支援部は、前記ユーザが慢性疾患患者である場合、感情的なケア、バイタルサイン及び、服薬の少なくとも一方に関する情報を提供する
請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
前記電子機器は、
ぬいぐるみに搭載され、又はぬいぐるみに搭載された制御対象機器に無線又は有線で接続される
請求項1に記載の電子機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ユーザの状態に対してロボットの適切な行動を決定する技術が開示されている。特許文献1の従来技術は、ロボットが特定の行動を実行したときのユーザの反応を認識し、認識したユーザの反応に対するロボットの行動を決定できなかった場合、認識したユーザの状態に適した行動に関する情報をサーバから受信することで、ロボットの行動を更新する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6053847号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら従来技術では、ユーザをサポートする点で改善の余地があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の第1の態様によれば、電子機器が提供される。当該電子機器は、推定部と、取得部と、支援部とを備える。推定部は、ユーザの感情を推定する。取得部は、ユーザ及びユーザの家族の少なくとも一方の健康及び医療に関する情報を取得する。支援部は、取得部により取得したユーザ及びユーザの家族の少なくとも一方の健康及び医療に関する情報に基づき、推定部により推定したユーザの感情に応じた支援を行う。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、本実施形態に係るシステム5の一例を概略的に示す図である。
図2は、ロボット100の機能構成を概略的に示す図である。
図3は、ロボット100による動作フローの一例を概略的に示す図である。
図4は、コンピュータ1200のハードウェア構成の一例を概略的に示す図である。
図5は、複数の感情がマッピングされる感情マップを示す図である。
図6は、感情マップの他の例を示す図である。
図7は、感情テーブルの一例を示す図である。
図8は、感情テーブルの一例を示す図である。
図9は、その他の実施形態に係るぬいぐるみの一例を示す図である。
図10は、その他の実施形態に係るぬいぐるみの背面正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0008】
実施形態では、電子機器をロボットとした場合を例に説明する。図1は、本実施形態に係るシステム5の一例を概略的に示す。システム5は、ロボット100、ロボット101、ロボット102、及びサーバ300を備える。ロボット100、ロボット101及びロボット102は、電子機器の一例である。ユーザ10a、ユーザ10b、ユーザ10c、及びユーザ10dは、ロボット100のユーザである。ユーザ11a、ユーザ11b及びユーザ11cは、ロボット101のユーザである。ユーザ12a及びユーザ12bは、ロボット102のユーザである。なお、本実施形態の説明において、ユーザ10a、ユーザ10b、ユーザ10c、及びユーザ10dを、ユーザ10と総称する場合がある。また、ユーザ11a、ユーザ11b及びユーザ11cを、ユーザ11と総称する場合がある。また、ユーザ12a及びユーザ12bを、ユーザ12と総称する場合がある。ロボット101及びロボット102は、ロボット100と略同一の機能を有する。そのため、ロボット100の機能を主として取り上げてシステム5を説明する。
【0009】
ロボットの外観は、ロボット100及びロボット101のように人の姿を模したものであってもよいし、ロボット102のようにぬいぐるみであってもよい。ロボット102は、外観がぬいぐるみであることにより、特に子供から親しみを持たれやすいと考えられる。
【0010】
ロボット100は、ユーザ10と会話を行ったり、ユーザ10に映像を提供したりする。このとき、ロボット100は、通信網20を介して通信可能なサーバ300等と連携して、ユーザ10との会話や、ユーザ10への映像等の提供を行う。例えば、ロボット100は、自身で適切な会話を学習するだけでなく、サーバ300と連携して、ユーザ10とより適切に会話を進められるように学習を行う。また、ロボット100は、撮影したユーザ10の映像データ等をサーバ300に記録させ、必要に応じて映像データ等をサーバ300に要求して、ユーザ10に提供する。
(【0011】以降は省略されています)

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