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公開番号
2024159142
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023074947
出願日
2023-04-28
発明の名称
方向調整装置、無線通信システム、方向調整支援方法、方向調整方法およびプログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01Q
1/12 20060101AFI20241031BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】短時間でのアンテナ方向の調整を可能にする方法を提供する。
【解決手段】方向調整装置は、自局の緯度、経度、高さを含む位置情報を取得する自局位置情報取得手段と、対向局の緯度、経度、高さを含む位置情報を取得する対向局位置情報取得手段と、前記自局の位置情報と前記対向局の位置情報との差に基づいて自局のアンテナを向けるべき方向であるターゲット方向を算出する方向算出手段と、前記自局のアンテナ方向である現在方向を検出する方向検手段と、前記ターゲット方向と前記現在方向とを表示する表示手段と、を備える。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
自局の緯度、経度、高さを含む位置情報を取得する自局位置情報取得手段と、
対向局の緯度、経度、高さを含む位置情報を取得する対向局位置情報取得手段と、
前記自局の位置情報と前記対向局の位置情報との差に基づいて自局のアンテナを向けるべき方向であるターゲット方向を算出する方向算出手段と、
前記自局のアンテナ方向である現在方向を検出する方向検手段と、
前記ターゲット方向と前記現在方向とを表示する表示手段と、
を備える方向調整装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記表示手段は、アジマス方向とエレベーション方向のそれぞれについて、前記ターゲット方向と前記現在方向を表示する、
請求項1に記載の方向調整装置。
【請求項3】
前記表示手段は、前記現在方向と前記ターゲット方向の差を視認可能に表示し、前記自局のアンテナの方向が調整されると、調整後の前記自局のアンテナの方向に応じて前記現在方向を表示しなおす、
請求項1又は請求項2に記載の方向調整装置。
【請求項4】
アンテナと、
無線装置と、
請求項1又は請求項2に記載の方向調整装置と、
を含む無線通信システム。
【請求項5】
前記方向調整装置が前記アンテナに設けられている、
請求項4に記載の無線通信システム。
【請求項6】
前記方向調整装置が前記無線装置に設けられている、
請求項4に記載の無線通信システム。
【請求項7】
カメラおよび/又はレーザをさらに備える、
請求項4に記載の無線通信システム。
【請求項8】
自局の緯度、経度、高さを含む位置情報を取得するステップと、
対向局の緯度、経度、高さを含む位置情報を取得するステップと、
前記自局の位置情報と前記対向局の位置情報との差に基づいて自局のアンテナを向けるべき方向であるターゲット方向を算出するステップと、
前記自局のアンテナ方向である現在方向を検出するステップと、
前記ターゲット方向と前記現在方向とを表示するステップと、
を有する方向調整支援方法。
【請求項9】
請求項8に記載の方向調整支援方法によって表示される前記ターゲット方向と前記現在方向とが一致するように、前記自局のアンテナの方向を調整する、
方向調整方法。
【請求項10】
コンピュータに、
自局の緯度、経度、高さを含む位置情報を取得するステップと、
対向局の緯度、経度、高さを含む位置情報を取得するステップと、
前記自局の位置情報と前記対向局の位置情報との差に基づいて自局のアンテナを向けるべき方向であるターゲット方向を算出するステップと、
前記自局のアンテナ方向である現在方向を検出するステップと、
前記ターゲット方向と前記現在方向とを表示するステップと、
を実行させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、方向調整装置、無線通信システム、方向調整支援方法、方向調整方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
Point-To-Pointの携帯電話基地局間通信において、指向性を有するアンテナを用いて自局ならびに対向局で無線通信が行われる。そのような無線通信システムにおいて、それぞれの局でアンテナの方向調整を行わなければ電波の受信レベルが低下し、通信品質の低下が生じる。
【0003】
特許文献1には、互いに対向する一対のアンテナにおいて、一方のアンテナから信号を送信し、他方のアンテナの方向の調整を行い、調整完了後に他方のアンテナから一方のアンテナへ信号を送信して、一方のアンテナの方向の調整を行うという処理を繰り返して、一対のアンテナの方向を調整する方法が開示されている。
【0004】
特許文献2には、互いに対向する一対のアンテナのそれぞれにアンテナ設置支援装置が取り付けられ、一方のアンテナ側のアンテナ設置支援装置は、他方のアンテナ側のアンテナ設置支援装置に無線信号の送信を要求し、一方のアンテナにおける受信レベルに基づいてアンテナ方向の調整を行い、調整後の受信レベルを他方のアンテナ設置支援装置に送信し、他方のアンテナ側のアンテナ設置支援装置が、受信した受信レベルに基づいて方向角などを算出し、アンテナ方向の調整を行う方法が開示されている。
【0005】
特許文献1、2に開示されたアンテナ方向の調整方法では、一方のアンテナ方向の調整を止めて、その間に対向局で受信レベルを測定するなどの作業を行う必要があり、双方の局で同時にアンテナの方向調整を実施することができない。対向局がアンテナ方向の調整をしている間は、自局では待機時間が生じるため、Point-To-Pointの無線装置の設置取り付け作業には時間を有し、かつ熟練の設置作業員が複数名必要となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
国際公開第2018/168275号
特開2015-177483号公報
【非特許文献】
【0007】
片岡義明,スマホ位置情報の精度が向上、“高さ”特定可能に。日本で10月より「垂直測位サービス」提供開始~MetCom、[2023年04月20日検索]、インターネット<https://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/chizu3/1441013.html>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
一方の局のアンテナ方向調整の間に他方の局のアンテナ方向調整を止める必要が無く、短時間で一対のアンテナ方向を調整可能にする技術が望まれている。
【0009】
そこでこの発明は、上述の課題を解決する方向調整装置、無線通信システム、方向調整支援方法、方向調整方法およびプログラムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一態様によれば、方向調整装置は、自局の緯度、経度、高さを含む位置情報を取得する自局位置情報取得手段と、対向局の緯度、経度、高さを含む位置情報を取得する対向局位置情報取得手段と、前記自局の位置情報と前記対向局の位置情報との差に基づいて自局のアンテナを向けるべき方向であるターゲット方向を算出する方向算出手段と、前記自局のアンテナ方向である現在方向を検出する方向検手段と、前記ターゲット方向と前記現在方向とを表示する表示手段と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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