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公開番号
2024158487
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023073721
出願日
2023-04-27
発明の名称
車両制御方法及び車両制御システム
出願人
日産自動車株式会社
代理人
弁理士法人後藤特許事務所
主分類
B60W
20/50 20160101AFI20241031BHJP(車両一般)
要約
【課題】ハイブリッド車両におけるISCの実行中に、何らかの理由によりエンジンが始動不能になった場合に、運転者が適切な処置を行うことができるようにする。
【解決手段】内燃エンジン2と、内燃エンジン2の駆動力により駆動されて発電する発電機3と、インバータ5を介して発電機3の発電電力で充電されるバッテリ4と、発電機3の発電電力又はバッテリ4から供給される電力の少なくとも一方によりインバータ5を介して駆動される走行用モータ6と、を備えるハイブリッド車両1を制御する車両制御方法において、コントローラ10が、実エンジン回転数を目標アイドル回転数に維持するアイドルスピードコントロールの実行中に、実エンジン回転数が自立復帰可能な最低回転数より低い状態が予め設定した始動不能判定時間継続したら、エンジン始動不能であると判定して内燃エンジン2を停止させ、停止させたことを運転者に告知する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内燃エンジンと、
前記内燃エンジンの駆動力により駆動されて発電する発電機と、
インバータを介して前記発電機の発電電力で充電されるバッテリと、
前記発電機の発電電力又は前記バッテリから供給される電力の少なくとも一方により前記インバータを介して駆動される走行用モータと、
を備えるハイブリッド車両を制御する車両制御方法において、
コントローラが、
実エンジン回転数を目標アイドル回転数に維持するアイドルスピードコントロールの実行中に、前記実エンジン回転数が自立復帰可能な最低回転数より低い状態が予め設定した始動不能判定時間継続したら、エンジン始動不能であると判定して前記内燃エンジンを停止させ、停止させたことを運転者に告知することを特徴とする車両制御方法。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両制御方法において、
前記コントローラは、
エンジン始動不能であると判定したときの前記内燃エンジンの燃料残量を取得し、
前記燃料残量が予め設定した閾値より多いときはエンジン始動不能の原因を前記内燃エンジンの故障と特定し、前記燃料残量が前記閾値以下のときはエンジン始動不能の原因をガス欠と特定し、
特定した原因を乗員に告知する、車両制御方法。
【請求項3】
請求項2に記載の車両制御方法において、
前回のトリップ中にエンジン始動不能であると判定された状態のまま、前記運転者がハイブリッドシステムを再起動させた場合には、
前記コントローラは、
再起動後にエンジン始動不能であるか否かの判定を再度行い、
エンジン始動不能であると判定した場合には、前記バッテリの充電率が走行許可充電率より低いか否かの判定を行い、
前記バッテリの充電率が前記走行許可充電率より低いときは、前記バッテリと前記インバータとの間のリレーが開放されるリレーカット状態にする、車両制御方法。
【請求項4】
請求項3に記載の車両制御方法おいて、
前記コントローラは、
前記バッテリの充電率が前記走行許可充電率以上であると判定した場合は、前記走行許可充電率未満になるまで、EV走行を行う、車両制御方法。
【請求項5】
内燃エンジンと、
前記内燃エンジンの駆動力により駆動されて発電する発電機と、
インバータを介して前記発電機の発電電力で充電されるバッテリと、
前記発電機の発電電力又は前記バッテリから供給される電力の少なくとも一方により前記インバータを介して駆動される走行用モータと、
を備えるハイブリッド車両を制御する車両制御システムにおいて、
コントローラが、
実エンジン回転数を目標アイドル回転数に維持するアイドルスピードコントロールの実行中に、前記実エンジン回転数が自立復帰可能な最低回転数より低い状態が予め設定した始動不能判定時間継続したら、エンジン始動不能であると判定し、前記内燃エンジンを停止させることを特徴とする車両制御システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両制御方法及び車両制御システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
エンジンのアイドル回転数を目標とするアイドル回転数に収束させるための、いわゆるアイドルスピードコントロールが知られている。特許文献1には、ハイブリッド電気自動車のエンジンのアイドル回転数をコントロールする方法として、負荷等の発生によりエンジン回転数が変動した場合でも、エンジン回転数を目標アイドル回転数に高い精度で保持するための制御が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3852421号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記文献ではエンジンが正常に作動できることが前提となっており、例えば、いわゆるガス欠によりエンジンが始動不能になった場合については何ら開示されていない。
【0005】
そこで本発明は、ハイブリッド車両に搭載されたエンジンのアイドルスピードコントロールの実行中に何らかの理由によりエンジンが始動不能になった場合に、運転者が適切な処置を行うことができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のある態様によれば、内燃エンジンと、内燃エンジンの駆動力により駆動されて発電する発電機と、インバータを介して発電機の発電電力で充電されるバッテリと、発電機の発電電力又はバッテリから供給される電力の少なくとも一方によりインバータを介して駆動される走行用モータと、を備えるハイブリッド車両を制御する車両制御方法が提供される。この方法においてコントローラは、実エンジン回転数を目標アイドル回転数に維持するアイドルスピードコントロールの実行中に、実エンジン回転数が自立復帰可能な最低回転数より低い状態が予め設定した始動不能判定時間継続したら、エンジン始動不能であると判定して内燃エンジンを停止させ、停止させたことを運転者に告知する。
【発明の効果】
【0007】
上記態様によれば、運転者は告知により内燃エンジンが停止したことを認知できるので、適切な処置を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、ハイブリッド車両の概略構成図である。
図2は、始動不能判定及び判定に応じた処理を行うためのシステム構成を示すブロック図である。
図3は、エンジン始動不能判定のための制御ルーチンを示すフローチャートの前半部分である。
図4は、エンジン始動不能判定のための制御ルーチンを示すフローチャートの後半部分である。
図5は、前トリップで始動不能と判定された状態で運転者がハイブリッドシステムを起動させた場合に行う制御ルーチンを示すフローチャートの前半部分である。
図6は、前トリップで始動不能と判定された状態で運転者がハイブリッドシステムを起動させた場合に行う制御ルーチンを示すフローチャートの後半部分である。
図7は、図3~図6の制御ルーチンを実行した場合のタイムチャートの一例である。
図8は、図3~図6の制御ルーチンを実行した場合のタイムチャートの他の例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
【0010】
図1は、本発明の実施形態に係るハイブリッド車両(以下、単に「車両」ともいう。)1の概略構成図である。
(【0011】以降は省略されています)
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