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公開番号
2024157818
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023072414
出願日
2023-04-26
発明の名称
止水装置
出願人
文化シヤッター株式会社
代理人
弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類
E06B
5/00 20060101AFI20241031BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】 止水板が装着されていない支柱の突出量を小さくする。
【解決手段】 止水装置であって、開口部Aの両側で立設する不動部位Xにそれぞれ固定される両側の常設支柱10と、これら両側の常設支柱10にそれぞれ接続される両側の支持支柱20と、両側の支持支柱20に装着される止水板30とを備え、常設支柱10の見付け面には、支持支柱20を脱着可能に接続する支持支柱接続部12b1と、この支持支柱接続部よりも開口部側で止水板30によって水密に圧接される被圧接部12b2とが設けられていることを特徴とする。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
開口部の両側で立設する不動部位にそれぞれ固定される両側の常設支柱と、これら両側の常設支柱にそれぞれ接続される両側の支持支柱と、前記両側の支持支柱に装着される止水板とを備え、
前記常設支柱の見付け面には、前記支持支柱を脱着可能に接続する支持支柱接続部と、この支持支柱接続部よりも開口部側で前記止水板によって水密に圧接される被圧接部とが設けられていることを特徴とする止水装置。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記止水板が、前記支持支柱に対し開口部貫通方向に嵌り合って装着されるようにしたことを特徴とする請求項1記載の止水装置。
【請求項3】
前記止水板には、横幅方向へ突出する係合突部が設けられ、
前記支持支柱には、前記係合突部に嵌り合う係合凹部が設けられていることを特徴とする請求項2記載の止水装置。
【請求項4】
前記常設支柱は、前記不動部位の見付け面に接する幅狭部と、前記幅狭部よりも幅広であって前記不動部位に対し間隔を置いた幅広部とを一体的に備え、
前記幅狭部の横幅方向外側には、側方を開口した凹状のシール空間部が確保され、
前記幅狭部と前記幅広部が、前記シール空間部内に位置する第一の止着具により接続され、
前記シール空間部には、前記第一の止着具を覆うようにしてシール材が充填されていることを特徴とする請求項1記載の止水装置。
【請求項5】
前記常設支柱は中空状に構成され、この常設支柱には、前記支持支柱接続部を貫通して該常設支柱の内部に突出する第二の止着具により、前記支持支柱が止着され、
前記常設支柱の内部には、前記第二の止着具の突出部分を囲むように筒状部材が設けられ、前記突出部分と前記筒状部材の間にシール材が充填されていることを特徴とする請求項1~4何れか1項記載の止水装置。
【請求項6】
前記第二の止着具は、前記支持支柱接続部に貫通状に固定される有底筒状の基部材と、前記支持支柱に係止されて前記基部材に螺合する雄ネジ部材とを具備することを特徴とする請求項5記載の止水装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、増水時に建物や地下道の開口部を止水板により閉鎖して水の侵入を阻む止水装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
台風や集中豪雨などによる増水が建物や地下道等の躯体開口部に侵入すると、浸水による甚大な被害を及ぼすおそれがある。そこで、このような事態に備えて、躯体開口部を止水板により覆い、この止水板の両端部に設けられた保持機構を、躯体開口部を構成する両側の不動部位(例えば、支柱や壁面等)の内側面に圧接して、前記止水板を固定するようにした止水装置が知られている(特許文献1参照)。
ところで、前記不動部位の表面は、キズや凹凸、段部等により平坦性が損なわれている場合があり、このような場合には、止水板と前記不動部位との間に隙間が形成されて水密性が低下してしまう。また、経年劣化等により前記不動部位の強度が不足していると、前記不動部位が保持機構により圧接されて破損してしまうおそれもある。
そこで、前記不動部位に上下方向へわたるスペーサ部材を固定し、このスペーサ部材の内側面を、前記保持機構により圧接される被圧接面にした発明もある(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-2576号公報
特開2022-51357号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、後者従来技術によれば、前記スペーサ部材の内側面に前記被圧接面を確保しているため、前記スペーサ部材が屋外側へ突出する寸法が大きくなってしまう。このため、増水等のない通常時において、突出量の大きい前記スペーサ部材に通行人や物等が接触したり、突出量の大きい前記スペーサ部材によって建物等の意匠性が損なわれてしまったりするおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
このような課題に鑑みて、本発明の一つは、以下の構成を具備するものである。
開口部の両側で立設する不動部位にそれぞれ固定される両側の常設支柱と、これら両側の常設支柱にそれぞれ接続される両側の支持支柱と、前記両側の支持支柱に装着される止水板とを備え、前記常設支柱の見付け面には、前記支持支柱を脱着可能に接続する支持支柱接続部と、この支持支柱接続部よりも開口部側で前記止水板によって水密に圧接される被圧接部とが設けられていることを特徴とする止水装置。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、以上説明したように構成されているので、止水板が装着されていない支柱の突出量を比較的小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明に係る止水装置の一例を示す斜視図である。
同止水装置の分解斜視図である。
図1の(III)-(III)線に沿う横断面図である。
同断面位置において常設支柱に支持支柱を接続している様子を示す横断面図である。
幅狭部を外した状態の常設支柱を下流側から視た図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
次に、本発明に係る実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
本明細書中、上流側とは、想定される水の流れ方向の上流側を意味し、図示例によれば、止水装置の設置対象となる構築物の屋外側が上流側であり、同構築物の屋内側が下流側である。なお、他例としては、上流側を屋内側とし、下流側を屋外側とすることも可能である。
また、本明細書中、「止水板幅方向」とは、止水板の横幅方向(図3によれば紙面の左右方向)を意味し、「止水板厚さ方向」とは、止水板幅方向に交差する方向であって上下方向ではない、止水板の厚み方向(図3によれば紙面の上下方向)を意味する。
また、本明細書中、「開口部貫通方向」とは、開口部Aを貫通する方向(言い換えれば、開口部Aの内側を通過する方向)を意味する。
【0009】
図1~図5は、本発明に係る止水装置を示す。
この止水装置1は、開口部Aの左右両側の不動部位Xに対しそれぞれ固定される二つの常設支柱10,10と、これら両側の常設支柱10,10の見付け面にそれぞれ接続される左右の支持支柱20,20と、左右の支持支柱20,20に装着される止水板30とを備える。
【0010】
不動部位Xは、例えば、開口部Aの両側に立設する壁や柱等である。
この不動部位Xは、その見付け面(図示例によれば、上流側を臨む面)を、常設支柱10を装着するための被装着面X1としている。この被装着面X1は、床面や地面等の下方側不動面に対し略直立している。
(【0011】以降は省略されています)
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