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公開番号2024126322
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023034624
出願日2023-03-07
発明の名称改装建具
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E06B 1/56 20060101AFI20240912BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】既設枠の形状が異なっている場合においても、既設枠に対応可能なアタッチメントを備える改装建具を提供すること。
【解決手段】改装建具1は、建物躯体100の開口部11に設けられる既設枠2と、既設枠2の内周側に配置される新設枠3と、既設枠2及び新設枠3の間に配置されるアタッチメント4と、を備え、既設枠22は、室内側X2に配置され見付方向に延びる既設枠見付方向延在部224を有し、アタッチメント42は、既設枠21の内周側に配置され、室内外方向に延びるアタッチメント室内外方向延在部421と、アタッチメント室内外方向延在部421の既設枠21側の面から既設枠21側に突出すると共に既設枠見付方向延在部224の室外側X1の面に当接する位置決め部43と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
建物躯体の開口部に設けられる既設枠と、前記既設枠の内周側に配置される新設枠と、前記既設枠及び前記新設枠の間に配置されるアタッチメントと、を備える改装建具であって、
前記既設枠は、室内側に配置され見付方向に延びる既設枠見付方向延在部を有し、
前記アタッチメントは、前記既設枠の内周側に配置され、室内外方向に延びるアタッチメント室内外方向延在部と、前記アタッチメント室内外方向延在部の前記既設枠側の面から前記既設枠側に突出すると共に前記既設枠見付方向延在部の室外側の面に当接する位置決め部と、を有する、改装建具。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記位置決め部は、前記アタッチメント室内外方向延在部の前記既設枠側の面から既設枠側に延びる位置決め見付方向延在部と、前記位置決め見付方向延在部から室外側に突出すると共に前記室内側の端部が前記既設枠見付方向延在部の室外側の面に当接する位置決め当接部と、を有する、請求項1に記載の改装建具。
【請求項3】
前記アタッチメントは、室外側において、見付方向の位置を調整可能に構成される、請求項1又は2に記載の改装建具。
【請求項4】
前記アタッチメントは、室内側において、見付方向の位置を調整可能に構成される、請求項1又は2に記載の改装建具。
【請求項5】
前記アタッチメントは、室外側において、前記既設枠に支持される室内外方向の支持位置が室内外方向に変更可能に許容された状態で前記既設枠に支持される、請求項1又は2に記載の改装建具。
【請求項6】
前記位置決め当接部は、前記位置決め見付方向延在部から室内側の端部までの長さを調整可能な長さ調整部を有する、請求項2に記載の改装建具。
【請求項7】
前記位置決め当接部は、前記位置決め見付方向延在部と前記既設枠見付方向延在部の室外側の面との間に配置されるブロック状のブロック部により構成される、請求項2に記載の改装建具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、改装建具に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、建物躯体の開口部をリフォーム等で改装する方法として開口部に新たな建具を設置するカバー工法が採用されている。カバー工法において、建物躯体の開口部に設けられる既設枠と、既設枠の内周側に配置される新設枠と、開口部の下方において既設枠及び新設枠の間に配置されるアタッチメントと、を備える改装建具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1の改装建具は、既設下枠のレールにアタッチメント下枠を接続して、既設下枠に接続したアタッチメント下枠に新設下枠を固定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-157383号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
改装建具において、既設下枠のレールにアタッチメント下枠を接続する構造では、既設下枠の形状によっては、既設下枠のレールの見込方向の位置の違いや、既設下枠のレールの高さの位置の違いなどの形状の違いが大きいため、異なる形状や大きさのアタッチメントを複数準備する必要があった。そのため、既設枠の形状が異なっている場合においても、既設枠に対応可能なアタッチメントが求められている。
【0006】
本開示は、既設枠の形状が異なっている場合においても、既設枠に対応可能なアタッチメントを備える改装建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、建物躯体の開口部に設けられる既設枠と、前記既設枠の内周側に配置される新設枠と、前記既設枠及び前記新設枠の間に配置されるアタッチメントと、を備える改装建具であって、前記既設枠は、室内側に配置され見付方向に延びる既設枠見付方向延在部を有し、前記アタッチメントは、前記既設枠の内周側に配置され、室内外方向に延びるアタッチメント室内外方向延在部と、前記アタッチメント室内外方向延在部の前記既設枠側の面から前記既設枠側に突出すると共に前記既設枠見付方向延在部の室外側の面に当接する位置決め部と、を有する、改装建具に関する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態の改装建具の正面図である。
図1のA-A線断面図である。
第1実施形態の改装建具において既設下枠の室内外方向の長さが異なる場合にアタッチメント下枠を取り付けた状態を示す縦断面図である。
第2実施形態の改装建具において、既設下枠にアタッチメント下枠を取り付けた状態を示す縦断面図である。
長さ調整が可能なアタッチメント下枠を示す図である。
第3実施形態の改装建具において、既設下枠とアタッチメント下枠との間にスペーサを配置した状態の縦断面図である。
第4実施形態の改装建具において、既設下枠にアタッチメント下枠を取り付けた状態を示す縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1に示すように、本実施形態の改装建具1は、例えば、マンション等のビルなどの建物躯体100の開口部11に設けられる。図1は、改装建具1を室内側から見た様子を示している。改装建具1は、すでに設置されている既設枠2に、新設枠3を取り付ける改修を行って形成される。
【0010】
本明細書において、「見付方向」とは、建物躯体100の壁に形成された開口部11に納められた改装建具1における障子12の面材の面方向を意味し、「見込方向」とは、上記面材の厚さ方向(即ち、奥行き方向)を意味する。「見込方向」は室内外方向でもある。「見付面」は、改装建具1における室外側及び室内側に面するそれぞれの面を意味し、「見込面」は、改装建具1において室内外方向に延びる面を意味する。図面において、改装建具1の見込方向の室外側を室外側X1とし、改装建具1の見込方向の室内側を室内側X2とする。改装建具1の見付方向における横方向を左右方向とする。
(【0011】以降は省略されています)

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