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公開番号2024108302
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-13
出願番号2023012605
出願日2023-01-31
発明の名称梯子
出願人積水ハウス株式会社
代理人個人,個人
主分類E06C 1/10 20060101AFI20240805BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】運搬、組み立てが容易であり、要求される梯子の長さへの適応するための組み換えが容易な梯子を提供すること。
【解決手段】平坦な設置面101に設置され斜めに立て掛けられる梯子であって、一対の長尺な支柱2である第一支柱22と、一対の第一支柱22の間に架設される複数の踏桟3と、を有する複数の第一梯子ユニット10を備え、第一支柱22は、その長尺方向の上端及び下端に当該第一支柱22と他の支柱2とを連結可能とする連結手段4を有し、且つその長尺方向の下部に滑止面54を備える滑止部5を有し、滑止部5は、滑止面54が第一支柱22の下方で設置面101に略平行な状態である展開状態と、第一支柱22の側面に略平行となり当該側面の横に位置する状態である回避状態と、に移行可能であることを特徴とする梯子。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
平坦な設置面に設置され斜めに立て掛けられる梯子であって、
一対の長尺な支柱である第一支柱と、一対の前記第一支柱の間に架設される複数の踏桟と、を有する複数の第一梯子ユニットを備え、
前記第一支柱は、その長尺方向の上端及び下端に当該第一支柱と他の前記支柱とを連結可能とする連結手段を有し、且つその長尺方向の下部に滑止面を備える滑止部を有し、
前記滑止部は、前記滑止面が前記第一支柱の下方で前記設置面に略平行な状態である展開状態と、前記第一支柱の側面に略平行となり当該側面の横に位置する状態である回避状態と、に移行可能であることを特徴とする梯子。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記踏桟は、その両端に前記支柱が挿入される略輪状の踏桟固定部を有し、且つその内部に前記踏桟固定部に挿入された前記支柱に向かって伸縮可能な踏桟固定ピンを有し、
前記支柱はその側面に前記踏桟固定ピンが挿入される踏桟固定孔を有し、
前記踏桟固定ピンが前記支柱の前記踏桟固定孔に挿入されることで、前記踏桟は前記支柱に固定されることを特徴とする請求項1に記載の梯子。
【請求項3】
一対の前記支柱である第二支柱と、一対の前記第二支柱の間に架設される複数の前記踏桟と、を有する一つの第二梯子ユニットを備え、
前記第二支柱は、その長尺方向の下端に当該第二支柱と他の前記支柱とを連結可能とする前記連結手段を有し、且つその内部に当該第二支柱の上端から上方に向かって伸縮可能な長尺な棒状の伸縮部を有することを特徴とする請求項2に記載の梯子。
【請求項4】
前記伸縮部は、その側面に当該伸縮部の長尺方向に沿って間隔を空けて並ぶ複数の伸縮部長さ調整孔を有し、
前記踏桟の前記踏桟固定ピンが前記支柱の前記踏桟固定孔と、前記伸縮部のいずれかの前記伸縮部長さ調整孔と、に挿入されることで、前記伸縮部は前記支柱に固定されることを特徴とする請求項3に記載の梯子。
【請求項5】
一対の前記支柱である第三支柱と、一対の前記第三支柱の間に架設される複数の前記踏桟と、を有する複数の第三梯子ユニットを備え、
前記第三支柱は、その長尺方向の上端及び下端に当該第三支柱と他の前記支柱とを連結可能とする前記連結手段を有し、且つ前記滑止部及び伸縮部を有せず、
各前記第三支柱の前記第三支柱は長さが異なることを特徴とする請求項4に記載の梯子。
【請求項6】
前記支柱の上端に有される前記連結手段は、棒状で当該支柱の上端から上方に向かって突出する凸部であり、
前記支柱の下端に有される前記連結手段は、当該支柱の下端に前記凸部を下方から上方に向かって挿入可能な凹部であり、
前記凸部及び前記凸部は、当該凹部に当該凸部が挿入された状態で互いに重なる貫通孔をそれぞれ有し、重なったそれぞれの前記貫通孔に棒状の連結ピンを差し込むことで前記支柱同士がピン接合によって連結されることを特徴とする請求項5に記載の梯子。
【請求項7】
さらに、長尺な略棒状の後支柱を備え、
前記後支柱はその上端に任意の前記踏桟に着脱自在に固定可能な後支柱固定部を有し、その下端に前記設置面に略平行な状態となる後支柱滑止面を備える後支柱滑止部を有し、
前記後支柱は前記梯子が立て掛けられた状態で当該梯子を後方から支持することを特徴とする請求項6に記載の梯子。
【請求項8】
前記後支柱は長尺な筒状の第一後支柱と、前記第一後支柱の内部に入れ子構造のように挿入される長尺な筒状の第二後支柱と、前記第二後支柱の内部に入れ子構造のように挿入される長尺な棒状の第三後支柱と、を有し、
前記第一後支柱及び前記第二後支柱は、前記第二後支柱を前記第一後支柱の下端から突出させる長さを段階的に調整可能とする第一長さ調整手段を有し、
前記第二後支柱は、前記第三後支柱を前記第に後支柱の下端から突出させる長さを連続的に調整可能とする第二長さ調整手段を有することを特徴とする請求項7に記載の梯子。
【請求項9】
さらに、前記支柱に対して着脱可能な手摺を備えることを特徴とする請求項8に記載の梯子。
【請求項10】
水平方向に広がる支持平面の上に床構造が組まれ床が形成される建築物の建築作業において、前記支持平面を前記設置面として、また、前記床を前記設置面として規定の立て掛け角度で用いられる梯子であって、
複数の前記第一梯子ユニットのうち一つの前記第一梯子ユニットの第一支柱の長さが、前記規定の立て掛け角度で前記支持平面から前記床まで掛かる長さであることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の梯子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、搬入が容易なピース化された梯子であって、組み立て及び組み換えが容易であり、使用環境に容易に適応できる梯子に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に記載される長さを自在に変更することが可能な梯子がある。例えば建築作業等に梯子を用いる場合、梯子を設置する箇所によって要求される梯子の長さが異なるため、特許文献1のように長さを自在に変更することが可能な梯子が適している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-227553号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載の梯子はその構造から重量が重く、使用場所への運搬の負担が大きい。また、重量が重く長尺な梯子は取り回し性能が良くないため、例えば周辺地面に資材が置かれ、且つ適切な歩行ルートが確保される前の建築作業現場で当該梯子を運搬することは転倒や周辺環境の破損等のリスクが高く危険である。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、運搬、組み立てが容易であり、要求される梯子の長さへの適応するための組み換えが容易な梯子を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために本発明に掛かる梯子は、平坦な設置面に設置され斜めに立て掛けられる梯子であって、一対の長尺な支柱である第一支柱と、一対の前記第一支柱の間に架設される複数の踏桟と、を有する複数の第一梯子ユニットを備え、前記第一支柱は、その長尺方向の上端及び下端に当該第一支柱と他の前記支柱とを連結可能とする連結手段を有し、且つその長尺方向の下部に滑止面を備える滑止部を有し、前記滑止部は、前記滑止面が前記第一支柱の下方で前記設置面に略平行な状態である展開状態と、前記第一支柱の側面に略平行となり当該側面の横に位置する状態である回避状態と、に移行可能であることを特徴とする。
【0007】
さらに、前記踏桟は、その両端に前記支柱が挿入される略輪状の踏桟固定部を有し、且つ当該踏桟の内部に前記踏桟固定部に挿入された前記支柱に向かって伸縮可能な踏桟固定ピンを有し、前記支柱はその側面に前記踏桟固定ピンが挿入される踏桟固定孔を有し、前記踏桟固定ピンが前記支柱の前記踏桟固定孔に挿入されることで、前記踏桟は前記支柱に固定されることを特徴とする。
【0008】
さらに、一対の前記支柱である第二支柱と、一対の前記第二支柱の間に架設される複数の前記踏桟と、を有する一つの第二梯子ユニットを備え、前記第二支柱は、その長尺方向の下端に当該第二支柱と他の前記支柱とを連結可能とする前記連結手段を有し、且つその内部に当該第二支柱の上端から上方に向かって伸縮可能な長尺な棒状の伸縮部を有することを特徴とする。
【0009】
さらに、前記伸縮部は、その側面に当該伸縮部の長尺方向に沿って間隔を空けて並ぶ複数の伸縮部長さ調整孔を有し、前記踏桟の前記踏桟固定ピンが前記支柱の前記踏桟固定孔と、前記伸縮部のいずれかの前記伸縮部長さ調整孔と、に挿入されることで、前記伸縮部は前記支柱に固定されることを特徴とする請求項3に記載の梯子。
【0010】
さらに、一対の前記支柱である第三支柱と、一対の前記第三支柱の間に架設される複数の前記踏桟と、を有する複数の第三梯子ユニットを備え、前記第三支柱は、その長尺方向の上端及び下端に当該第三支柱と他の前記支柱とを連結可能とする前記連結手段を有し、且つ前記滑止部及び伸縮部を有せず、各前記第三支柱の前記第三支柱は長さが異なることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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