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公開番号2024121670
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-06
出願番号2023028890
出願日2023-02-27
発明の名称ドア装置
出願人三和シヤッター工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E06B 1/18 20060101AFI20240830BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】
ドア枠の遮音性能を向上させる。
【解決手段】
開口部を形成するドア枠2、3、4、5と、前記開口部を開閉する扉体9と、からなるドア装置において、ドア枠2、3、4は、第1見付面部と、第2見付面部と、開口部に面する見込面部と、前記見込面部に対向して、前記第1見付面部と前記第2見付面部を接続する補強手段と、を備えており、前記補強手段は、少なくとも2つ以上の部材63、64;73、74;83、84を接続することで形成されており、少なくとも2つの部材は異なる板厚を備えている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
開口部を形成するドア枠と、前記開口部を開閉する扉体と、からなるドア装置において、
前記ドア枠は、第1見付面部と、第2見付面部と、開口部に面する見込面部と、前記見込面部に対向して、前記第1見付面部と前記第2見付面部を接続する補強手段と、を備えており、
前記補強手段は、少なくとも2つ以上の部材を接続することで形成されており、少なくとも2つの部材は異なる板厚を備えている、
ドア装置。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記補強手段は、第1側に位置して前記第1見付面部に接続された第1部材と、第2側に位置して前記第2見付面部に接続された第2部材と、を接続することで形成されており、前記第1部材と前記第2部材は異なる板厚を備えている、
請求項1に記載のドア装置。
【請求項3】
前記第1部材は、前記第1見付面部に接続された第1見込辺と、第1見付辺と、から断面視L形状を備えており、
前記第2部材は、前記第2見付面部に接続された第2見込辺と、第2見付辺と、から断面視L形状を備えており、
前記第1見付辺と前記第2見付辺が接続されており、一方の見付辺が前記見込面部に接続されている、
請求項2に記載のドア装置。
【請求項4】
前記各部材は、ドア枠の各枠の長さ方向に延びている、
請求項1~3いずれか1項に記載のドア装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遮音性能を備えたドア装置に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
遮音性能を表す指標としてT値が知られている。T値とは、サッシやドアの遮音性能を表し、日本工業規格(JIS)が定めた基準に基づいて、T-1・T-2・T-3・T-4という4つの等級に分類されている指標である。また、防音ドアの遮音性能を示す際に、JIS規格の等級(T1~T4)以上の性能のドアを、T-5・T-6といった等級で表す場合もある。近年、現場によっては、JIS規格の等級(T1~T4)以上の高遮音性能が要求される場合も増えてきている。
【0003】
ドア装置の遮音性能は、扉体の遮音性能及びドア枠の遮音性能に依存する。従来、ドア装置のドア枠及び扉体に吸音材(ロックウールやグラスウール等)を充填することで遮音構造を形成していたが(特許文献1参照)、JIS等級以上の高遮音性能を得ることは困難であった。
【0004】
ドア装置としての遮音性能を向上させるためには、扉体のみならずドア枠の遮音性能を向上させることが重要である。
【0005】
従来のドア枠において、ドア枠の見込部と反対側に位置して、屋内外の見付面部を接続する補強部材(具体的には、ドア枠を躯体に連結して支持させるために用いられる帯アンカーと称される要素)が設けられることが多いが、屋内外の見付面部が金属製の補強部材によってブリッジされることで、特定の周波数帯域における音波の振動が共振して伝わりやすいという欠点がある。
特開2019-39260
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、ドア装置のドア枠の遮音性能を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
かかる課題を解決するべく本発明が採用した技術手段は、
開口部を形成するドア枠と、前記開口部を開閉する扉体と、からなるドア装置において、
前記ドア枠は、第1見付面部と、第2見付面部と、開口部に面する見込面部と、前記見込面部に対向して、前記第1見付面部と前記第2見付面部を接続する補強手段と、を備えており、
前記補強手段は、少なくとも2つ以上の部材を接続することで形成されており、少なくとも2つの部材は異なる板厚を備えている、
ドア装置、である。
【0008】
本明細書において、見込面部には、縦枠の側面に加えて上枠の下面が含まれるものとする。
本明細書において、第1見付面部は屋外側見付面部を指し、第2見付面部は屋内側見付面部を指す。また、第1側は屋外側であり、第2側は屋内側である。
前記補強部材は、ドア枠を躯体に連結するアンカーとして機能する。
【0009】
1つの態様では、前記補強部材は、前記ドア枠の少なくとも左右の縦枠及び上枠に設けてある。
典型的な態様では、前記ドア枠の内部空間には制振材と吸音材が充填されており、吸音材と制振材との組み合わせで遮音性能を発揮するようになっている。
【0010】
1つの態様では、前記補強手段は、第1側に位置して前記第1見付面部に接続された第1部材と、第2側に位置して前記第2見付面部に接続された第2部材と、を接続することで形成されており、前記第1部材と前記第2部材は異なる板厚を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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