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公開番号2024114556
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-23
出願番号2023032287
出願日2023-02-13
発明の名称ドアとフェンスとを連関させる防犯用ドア装置
出願人個人
代理人
主分類E06B 5/11 20060101AFI20240816BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】マンション、一戸建て等の玄関等のドアの開閉において、不意の訪問者等からの防犯に対処することにある。
【解決手段】玄関ドアの外側、或いは内側において、戸当りを付設するフェンスの一方の側端部をドアの開閉側の縦枠に近接する位置、或いはドアの開口部に隣接するドアの開閉軌道に沿う所定の位置に固定、或いは回動自在に固定、或いは着脱自在に固定するとともに、当該位置より連続するドアの開閉軌道に沿う所定の位置にフェンスの他方の側端部を固定、或いは回動自在に固定、或いは着脱自在に固定し、開けた玄関ドアをフェンスの戸当りに係止させて、玄関ドアを所定の位置に停止させることにより、室内と外部とを仕切るものであり、これにより、不意の訪問者等との応対における防犯上の安全を確保するものである。また、室内から外部を視認できようにフェンスを格子戸状等に形成している。また、フェンスには宅配便等の受け渡し口を付設している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
ドアの開閉側の縦枠に近接する位置、或いはドアの開口部に隣接するドアの開閉軌道に沿う所定の位置にフェンスの一方の側端部を固定、或いは回動自在に固定、或いは着脱自在に固定するとともに、当該位置より連続するドアの開閉軌道に沿う所定の位置にフェンスの他方の側端部を固定、或いは回動自在に固定、或いは着脱自在に固定し、開けたドアをフェンスの任意個所に係止させて、ドアを所定の位置に停止させることにより、室内と外部とを仕切るようにしたことを特徴とする玄関等のドアの防犯用ドア装置
続きを表示（約 230 文字）【請求項２】
フェンスに戸当りを付設する請求項１に記載の玄関等のドアの防犯用ドア装置
【請求項３】
ドアの戸先に突起物の突き出し、引っ込め自在のラッチ状等器具を付設する請求項１に記載の玄関等のドアの防犯用ドア装置
【請求項４】
フェンスを格子戸状等に形成する請求項１に記載の玄関等のドアの防犯用ドア装置
【請求項５】
フェンスに宅配便等の受け渡し口を付設する請求項１に記載の玄関等のドアの防犯用ドア装置

発明の詳細な説明【発明の詳細な説明】
【】
【技術分野】
【】
本発明は、建物分野におけるマンションや一戸建て等の玄関ドア等のドアとドアの外側、或いは内側に設置する戸当りを付設するフェンスとを連関させる防犯用ドア装置である。
【背景技術】
【】
近年、マンションや一戸建て等の家において、宅配や訪問販売等を装った者の訪問を受け、一旦ドアを開けると不要な訪問者を追い返すことが困難となったり、ときとして犯罪の危険にあうこともある。そのため、玄関ドアのドアスコープやテレビカメラ等で来訪者を確認することも実施されているが、来訪者の全体像の確認が容易かつ十分にできず、またドアチェーン等を使用してのドアの開きでは、ドアとドアの開口枠との開口部が僅かなので、訪問者の視認等が十分にできずに、ドアを開けてしまうことなどから、防犯上の対策が困難となることの原因となっていた。そのため、特開２００４－３１６２２８号公報では、ドアの開閉側の内側に所定の狭幅の補助ドアを連結し、ドアを開くときに補助ドアが仕切りとなるリンク状態でドアが開くようにし、室内側から室外を視認できるように補助ドアを格子戸状等に形成する防犯用ドア装置を提案している。
【発明が解決しようとする課題】
【】
不意の訪問者等との応対における防犯上の安全の確保において、前記、特開２００４－３１６２２８号公報の提案をしているが、既存の玄関ドアへの実施においてドアの把手等が障碍になるという困難があり、また使用上の操作での複雑さがあった。本発明は、これらの困難や難点等の解決を課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【】
本発明は、玄関ドアの外側、或いは内側において、戸当りを付設するフェンスの一方の側端部をドアの開閉側の縦枠に近接する位置、或いはドアの開口部に隣接するドアの開閉軌道に沿う所定の位置に固定、或いは回動自在に固定、或いは着脱自在に固定するとともに、当該位置より連続するドアの開閉軌道に沿う所定の位置にフェンスの他方の側端部を固定、或いは回動自在に固定、或いは着脱自在に固定し、開けた玄関ドアをフェンスの戸当りに係止させて、玄関ドアを所定の位置に停止させることによって、室内と外部とを仕切るものであり、これにより、不意の訪問者等との応対における防犯上の安全を確保するものである。また、室内から外部を視認できるようにフェンスを格子戸状等に形成している。
【発明の効果】
【】
本発明においては、玄関ドアの外側、或いは内側において、戸当りを付設するフェンスの一方の側端部をドアの開閉側の縦枠に近接する位置、或いはドアの開口部に隣接するドアの開閉軌道に沿う所定の位置に固定、或いは回動自在に固定、或いは着脱自在に固定するとともに、当該位置より連続するドアの開閉軌道に沿う所定の位置にフェンスの他方の側端部を固定、或いは回動自在に固定、或いは着脱自在に固定し、開けた玄関ドアをフェンスの戸当りに係止させて、玄関ドアを所定の位置に停止させることによって、室内と外部とを仕切ることから、不意の訪問者等との応対における防犯上の安全が確保できることになる。また、本発明においては、来訪者の姿や声等も容易かつ正確に確認することができる。また、本発明は既存の玄関ドアにも容易に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【】
本発明の一実施例の防犯用ドア装置の斜視図
同上の開閉の平断面図
本発明の一実施例の防犯用ドア装置の斜視図
同上の開閉の平断面図
【符号の説明】
【】
１・・・玄関ドア
２・・・フェンス
３・・・戸当り
４・・・ラッチ状等器具の突起物
５・・・宅配便等受け渡し口
【発明を実施するための形態】
【】
図１は、本発明の玄関ドアと玄関ドアの外側に設置する戸当りを付設するフェンスとを連関させる防犯用ドア装置の一実施例である。玄関ドアの外側において、戸当りを付設する横幅が５０ｃｍ程度、高さが１５０ｃｍ程度等のフェンス（２）の一方の側端部をドアの開閉側の縦枠に近接する位置に回動自在に固定するとともに、当該位置より連続するドアの開閉軌道に沿う所定の位置にフェンスの他方の側端部を着脱自在に固定し、開けた玄関ドア（１）をフェンスの戸当り（３）に係止させて、玄関ドアを所定の位置に停止させることにより、室内と外部とを仕切るものであり、これにより、不意の訪問者等との応対における防犯上の安全を確保するものである。また、室内から外部を視認できるようにフェンスを格子戸状等に形成している。また、フェンスには宅配便等の受け渡し口（５）を付設している。図２は、本発明の玄関ドアと玄関ドアの外側に設置する戸当りを付設するフェンスとを連関させる防犯用ドア装置の一実施例である。玄関ドアの外側において、戸当りを付設する横幅が５０ｃｍ程度、高さが１５０ｃｍ程度等のフェンス（２）の一方の側端部をドアの開閉側の縦枠に近接する位置に回動自在に固定するとともに、当該位置に連続する開閉軌道に沿う所定の位置に他方の側端部を着脱自在に固定し、開けた玄関ドア（１）の戸先に付設する突き出し、引っ込め自在のラッチ状等器具の突起物（４）を、フェンスの戸当りに係止させて、玄関ドアを所定の位置に停止させることにより、室内と外部とを仕切るものであり、これにより、不意の訪問者等との応対における防犯上の安全を確保するものである。また、室内から外部を視認できるようにフェンスを格子戸状等に形成している。また、フェンスには宅配便等の受け渡し口（５）を付設している。

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