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公開番号2024157574
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023071916
出願日2023-04-26
発明の名称車両の制御方法及び車両の制御装置
出願人日産自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類B60K 23/08 20060101AFI20241031BHJP(車両一般)
要約【課題】運転者の意図しない車両の挙動を抑制する。
【解決手段】コントロールユニット15は、ブレーキペダル踏み込まれておらず(フットブレーキオフ)、自動変速機3の変速レンジがPレンジもしくは車速がゼロの場合に、モータ9の作動のうち副変速機5がニュートラル領域に入る可能性がある逆転方向の回転(作動)を禁止する。また、コントロールユニット15は、モータ9の逆転方向の回転を禁止する条件が成立したタイミングから所定時間Aが経過するまでモータ9の逆転方向の回転(作動)を許可する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
駆動力が前輪及び後輪へ伝達されないニュートラル領域が存在するとともに、主変速機を経て入力された駆動源からの駆動力を変速して出力可能な副変速機と、上記副変速機の変速比を変更するモータと、を備え、上記主変速機で変速された駆動源からの駆動力を前輪と後輪とに配分することが可能なトランスファを有する車両の制御方法において、
上記主変速機の変速レンジがPレンジ、もしくは車速がゼロの場合、上記モータの作動を禁止することを特徴とする車両の制御方法。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
上記モータの作動は、フットブレーキがオフの状態で、上記主変速機の変速レンジがPレンジ、もしくは車速がゼロの場合に禁止されることを特徴とする請求項1に記載の車両の制御方法。
【請求項3】
上記トランスファは、変速比が低い4輪駆動の高速段モードと、変速比が高い4輪駆動の低速段モードと、前後輪への駆動力の配分を自動で選択する4輪駆動の自動モードと、のうちの少なくとも2つの動作モードを備え、これらの動作モードを運転者が選択可能であり、運転者が動作モードの切り替えを行った場合には、切り替えてから所定時間が経過するまでの間は、上記モータの作動が禁止されないことを特徴とする請求項1または2に記載の車両の制御方法。
【請求項4】
フットブレーキがオフで、上記主変速機の変速レンジがPレンジに切り替わる、もしくは車速がゼロに遷移すると、所定時間が経過するまでの間は、上記モータの作動が禁止されないことを特徴とする請求項1または2に記載の車両の制御方法。
【請求項5】
駆動力が前輪及び後輪へ伝達されないニュートラル領域が存在するとともに、主変速機を経て入力された駆動源からの駆動力を変速して出力可能な副変速機と、上記副変速機の変速比を変更するモータと、を備え、上記主変速機で変速された駆動源からの駆動力を前輪と後輪とに配分することが可能なトランスファと、
上記主変速機の変速レンジがPレンジ、もしくは車速がゼロの場合には、上記モータの作動を禁止する制御部と、を有することを特徴とする車両の制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の制御方法及び車両の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、ニュートラル位置を含み、2輪駆動ハイモード位置と4輪駆動ハイモード位置と4輪駆動ローモード位置とを切り替えるハイギヤ-ローギヤ切替機構と2WD-4WD切替機構とを有するトランスファが開示されている。このトランスファには、自動変速機を介してエンジンからの駆動力が伝達(入力)されている。
【0003】
また、特許文献1において、トランスファのハイギヤ-ローギヤ切替機構は、4輪駆動ハイモード位置と4輪駆動ローモード位置との間に駆動力が変速機から車輪へ伝達されないニュートラル位置が存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-324676号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このような特許文献1においては、例えば、自動変速機の変速レンジがPレンジのときに何らからの不具合によりトランスファがニュートラル位置の状態なった場合、傾斜した場所では車両が運転者の意図に反して動いてしまう虞がある。
【0006】
すなわち、駆動力が前輪及び後輪へ伝達されないニュートラル領域が存在するトランスファが搭載された車両においては、運転者の意図しない車両の挙動を抑制するために更なる改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の車両は、主変速機の変速レンジがPレンジ、もしくは車速がゼロの場合、トランスファの副変速機の変速比を変更するモータの作動を禁止することを特徴としている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、車両が無人の可能性がある場合には、副変速機を駆動するモータの作動を禁止することで、モータが作動してトランスファがニュートラル領域に入ってしまうこと抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明が適用された車両のシステム構成の概略を模式的に示した説明図。
本発明が適用された車両におけるトランスファが具備するモータの制御の流れを模式的に示した説明図。
本発明が適用された車両においてトランスファが4HモードからAUTOモードに切り替わった際の状況を示すタイミングチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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