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公開番号2024157298
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-07
出願番号2023071581
出願日2023-04-25
発明の名称発光鋲及びレンズ部材
出願人トヨタ自動車株式会社,積水樹脂株式会社,株式会社光波
代理人弁理士法人平田国際特許事務所
主分類F21S 2/00 20160101AFI20241030BHJP(照明)
要約【課題】近くにいる歩行者からの視認性の向上を図った発光鋲及びレンズ部材を提供する。
【解決手段】発光鋲1は、所定の位置に配置された光源6と、光源6から出射された光に所定の配光特性を付与して外部に出射するカバーレンズ3であって、裏側に断面逆台形状に突出する裏側突部30、及び表側に断面台形状に突出する表側突部31を有し、裏側突部30の断面逆台形状の側面を、光が入射する斜面による入射面30ya、30ybとし、表側突部31の断面台形状の側面を、入射面30ya、30ybに入射した光を外部に出射する斜面による出射面31ya、31ybとするカバーレンズ3と、光源6からカバーレンズ3の出射面31ya、31ybに至る光路に設けられ、光路を通る光を垂直面内で拡散させる拡散手段と、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
所定の位置に配置された光源と、
前記光源から出射された光に所定の配光特性を付与して外部に出射するレンズ部材であって、裏側の中央領域に断面逆台形状に突出する裏側突部、及び表側の中央領域に断面台形状に突出する表側突部を有し、前記表側突部が表側に露出するように設置面に埋設され、前記裏側突部の前記光源が配置された側の前記断面逆台形状の側面を、前記光源からの光が入射する斜面による入射面とし、前記表側突部の前記光源が配置された側と反対側の前記断面台形状の側面を、前記入射面に入射した光を前記外部に出射する斜面による出射面とするレンズ部材と、
前記光源から前記レンズ部材の前記出射面に至る光路に設けられ、前記光路を通る光を垂直面内で拡散させる拡散手段と、
を備えた発光鋲。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記拡散手段は、前記レンズ部材の前記出射面の垂直断面の形状を出射側に凸状の曲線とすることにより構成された、
請求項1に記載の発光鋲。
【請求項3】
前記凸状の曲線は、前記曲線の外側に前記入射面に入射した光の光線が交差する点を有する、
請求項2に記載の発光鋲。
【請求項4】
前記拡散手段は、前記レンズ部材の前記出射面の垂直断面の形状を出射側に凹状の曲線とすることにより構成された、
請求項1に記載の発光鋲。
【請求項5】
前記拡散手段は、前記光源と前記レンズ部材との間の前記光路に設けられ、前記光源から出射された光を反射して垂直面内で拡散させるリフレクタである、
請求項1に記載の発光鋲。
【請求項6】
前記所定の位置に配置された前記光源とは別に設けられた上方出射用の光源と、
前記上方出射用の光源から出射された光が入射する入射端面、及び前記入射端面に入射した光を前記レンズ部材を介して上方に出射する出射端面を有するロッドレンズと、をさらに備えた、
請求項1から5のいずれか1項に記載の発光鋲。
【請求項7】
裏側の中央領域に断面逆台形状に突出する裏側突部、及び表側の中央領域に断面台形状に突出する表側突部を有し、前記裏側突部の前記断面逆台形状の側面を、光が入射する斜面による入射面とし、前記表側突部の前記断面台形状の前記入射面に対向する側面を、前記入射面に入射した光を出射する斜面による出射面とするレンズ部材であって、
前記入射面から前記出射面に至る光路に設けられ、前記光路を通る光を垂直面内で拡散させる拡散手段、
を備えたレンズ部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、発光鋲及びレンズ部材に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、傾斜面の高さを低くでき、傾斜面から発光ダイオードの光を効率良く出射することができる自発光式道路鋲が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
特許文献1に記載された自発光式道路鋲は、路面に埋設された鋲本体の開口上部に透光体が取り付けられるとともに、透光体の下部に発光ダイオードが取り付けられ、透光体は路面と面一となるように埋設される平面状上面に、断面台形状の突部が形成されてその突部を形成する傾斜側面が発光ダイオードの光を外部に放出する傾斜面とされ、かつ、透光体の下部に発光ダイオードの発光面と対向して入射面が形成され、入射面から透光体内に入射された発光ダイオードの光が傾斜面より下方に屈折されて外部に放出されるようにしたものであり、発光ダイオードとして、発光面が横長形状とされ、かつ、取付面に対して平行な方向に発光するサイドビュー型の発光ダイオードを用いている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-303141号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来の自発光式道路鋲によると、発光ダイオードから出射される光は広い配光角度を有しており、その光を直接透光体の入射面に入射させていることから、発光ダイオードから出射された光を効率良く入射面に入射させることができない。また、外部に放射される光の仰角が小さいため、近く(例えば、10m以内)にいる歩行者に視認させる用途には適していない。
【0006】
したがって、本発明の課題は、近くにいる歩行者からの視認性の向上を図った発光鋲及びレンズ部材を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記課題を解決するため、所定の位置に配置された光源と、前記光源から出射された光に所定の配光特性を付与して外部に出射するレンズ部材であって、裏側の中央領域に断面逆台形状に突出する裏側突部、及び表側の中央領域に断面台形状に突出する表側突部を有し、前記表側突部が表側に露出するように設置面に埋設され、前記裏側突部の前記光源が配置された側の前記断面逆台形状の側面を、前記光源からの光が入射する斜面による入射面とし、前記表側突部の前記光源が配置された側と反対側の前記断面台形状の側面を、前記入射面に入射した光を前記外部に出射する斜面による出射面とするレンズ部材と、前記光源から前記レンズ部材の前記出射面に至る光路に設けられ、前記光路を通る光を垂直面内で拡散させる拡散手段と、を備えた発光鋲を提出する。
【0008】
また、本発明は、上記課題を達成するため、裏側の中央領域に断面逆台形状に突出する裏側突部、及び表側の中央領域に断面台形状に突出する表側突部を有し、前記裏側突部の前記断面逆台形状の側面を、光が入射する斜面による入射面とし、前記表側突部の前記断面台形状の前記入射面に対向する側面を、前記入射面に入射した光を出射する斜面による出射面とするレンズ部材であって、前記入射面から前記出射面に至る光路に設けられ、前記光路を通る光を垂直面内で拡散させる拡散手段、を備えたレンズ部材を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、近くにいる歩行者からの視認性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の実施の形態に係る発光鋲の外観の一例を示す斜視図である。
図2は、図1に示す発光鋲の平面図である。
図3は、カバーレンズの一例を示し、(a)は裏側から見た斜視図、(b)は表側から見た斜視図である。
図4は、図1に示す発光鋲からカバーレンズを外したときの内部構造の一例を示す斜視図である。
図5は、光源が実装された基板の一例を示す平面図である。
図6は、車両用光学系の一例を示す図2のA-A線断面図である。
図7は、歩行者用光学系の一例を示す図2のB-B線断面図である。
図8は、平面視における配光特性のシミュレーション結果を示す図である。
図9は、X方向の垂直面における配光特性のシミュレーション結果を示す図である。
図10(a)は、Y方向の垂直面における配光特性のシミュレーション結果を示す図、図10(b)は、変形例に係るY方向の垂直面における配光特性のシミュレーション結果を示す図である。
図11は、X方向の光強度分布を示す図である。
図12は、Y方向の光強度分布を示す図である。
図13は、変形例1に係る図2のB-B線断面図に対応する断面図である。
図14は、変形例1に係るY方向の光強度分布を示す図である。
図15は、本実施の形態に係る発光鋲の設置例1を模式的に示す図である。
図16は、本実施の形態に係る発光鋲の設置例2を模式的に示す図である。
図17は、本実施の形態に係る発光鋲の設置例3を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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