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公開番号
2024157188
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-07
出願番号
2023071367
出願日
2023-04-25
発明の名称
車両
出願人
株式会社SUBARU
代理人
弁理士法人つばさ国際特許事務所
主分類
B60K
28/06 20060101AFI20241030BHJP(車両一般)
要約
【課題】乗員がアルコールセンサを使用しやすくすることができる車両を得る。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る車両は、車両の外部に面する外面パネル51と、車両の車室に面する内面パネル52と、外面パネルおよび前記内面パネルにより挟まれた空間9の内部において、前記外面パネルと離間して設けられ、車両の乗員の呼気に含まれるアルコール成分を検出可能なアルコールセンサ10と、内面パネルにおいて、アルコールセンサに対応する位置に設けられ、車室と空間とをつなぐ開口部32とを備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の外部に面する外面パネルと、
前記車両の車室に面する内面パネルと、
前記外面パネルおよび前記内面パネルにより挟まれた空間の内部において、前記外面パネルと離間して設けられ、前記車両の乗員の呼気に含まれるアルコール成分を検出可能なアルコールセンサと、
前記内面パネルにおいて、前記アルコールセンサに対応する位置に設けられ、前記車室と前記空間とをつなぐ開口部と
を備えた車両。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記空間に設けられ、前記アルコールセンサの温度を検出可能な温度センサと、
前記空間に設けられ、前記温度センサの検出結果に基づいて、前記アルコールセンサの温度を調節可能な温度調節部と
をさらに備えた
請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記外面パネルは、前記車両のドアの外面のパネルであり、
前記内面パネルは、前記車両の前記ドアの内面のパネルである
請求項1に記載の車両。
【請求項4】
前記内面パネルは、前記車両のダッシュボードのパネルである
請求項1に記載の車両。
【請求項5】
前記車両を制御可能な制御部を備え、
前記制御部は、前記アルコール成分の量が所定量以下である場合に、前記車両を走行させ、前記アルコール成分の量が所定量より多い場合に、前記車両を走行させないようにすることが可能である
請求項1に記載の車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、乗員の呼気に含まれるアルコール成分を検出可能な車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
車両には、しばしば、乗員が飲酒しているかどうかを判定するアルコールセンサが設けられる。アルコールセンサには、乗員の呼気に含まれるアルコール成分を検出するものがある。例えば、特許文献1には、ヒータを設け、アルコールセンサが所定の動作温度範囲内で動作するようアルコールセンサの温度を調節する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-118177号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両では、乗員がアルコールセンサを使用しやすいことが望まれており、アルコールセンサをより使用しやすくすることが期待されている。
【0005】
乗員がアルコールセンサを使用しやすくすることができる車両を提供することが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施の形態に係る車両は、外面パネルと、内面パネルと、アルコールセンサと、開口部とを備えている。外面パネルは、車両の外部に面するものである。内面パネルは、車両の車室に面するものである。アルコールセンサは、外面パネルおよび内面パネルにより挟まれた空間の内部において、外面パネルと離間して設けられ、車両の乗員の呼気に含まれるアルコール成分を検出可能なものである。開口部は、内面パネルにおいて、アルコールセンサに対応する位置に設けられ、車室と空間とをつなぐものである。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一実施の形態に係る車両によれば、乗員がアルコールセンサを使用しやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の一実施の形態に係る車両の一構成例を表す説明図である。
図2は、図1に示した車両の一構成例を表すブロック図である。
図3は、図1に示した車両における車室の一構成例を表す説明図である。
図4は、図3に示したドアの一構成例を表す断面図である。
図5は、変形例に係る車両における車室の一構成例を表す説明図である。
図6は、他の変形例に係る車両における車室の一構成例を表す説明図である。
図7は、他の変形例に係る車両の一構成例を表すブロック図である。
図8は、図7に示した車両における車室の一構成例を表す説明図である。
図9は、図8に示したドアの一構成例を表す断面図である。
図10は、他の変形例に係るドアの一構成例を表す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0010】
<実施の形態>
[構成例]
図1は、一実施の形態に係る車両1の一構成例を表すものである。車両1は、アルコールセンサ10を備えている。アルコールセンサ10は、ドライバの呼気に含まれるアルコール成分を検出するように構成される。アルコールセンサ10では、例えば、ドライバが、アルコールセンサ10の吹込口10A(後述)に向かって息を吹きかけることにより、ドライバの呼気に含まれるアルコール成分を検出するようになっている。
(【0011】以降は省略されています)
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