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公開番号
2024156855
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-06
出願番号
2024126200,2022539948
出願日
2024-08-01,2020-07-31
発明の名称
位置推定システムおよびそれに用いる情報端末、位置推定方法
出願人
マクセル株式会社
代理人
青稜弁理士法人
主分類
G01S
11/06 20060101AFI20241029BHJP(測定;試験)
要約
【課題】情報端末を用いた位置精度を向上させた位置推定システムを提供することを目的とする。
【解決手段】位置推定システムであって、識別情報を伴った無線信号を送信する機能を有する第1情報端末と無線信号の受信強度を測定する機能を有する第2情報端末を備え、第1情報端末が送信する無線信号の受信強度を第2情報端末が測定し、第1情報端末と第2情報端末の少なくとも一方が移動距離を測定し、第1情報端末と第2情報端末の少なくとも一方が、移動距離に対する無線信号の受信強度の変化から第1情報端末と第2情報端末の相対的位置関係を推定するように構成する。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
識別情報を伴った無線信号を送信する機能を有する第1情報端末と前記無線信号の受信強度を測定する機能を有する第2情報端末を備え、
前記第1情報端末が送信する前記無線信号の受信強度を前記第2情報端末が測定し、
前記第1情報端末と前記第2情報端末の少なくとも一方が移動距離を測定し、
前記第1情報端末と前記第2情報端末の少なくとも一方が、前記移動距離に対する前記無線信号の受信強度の変化から、前記第1情報端末と前記第2情報端末の相対的位置関係を推定することを特徴とする位置推定システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の位置推定システムであって、
前記第1情報端末または前記第2情報端末の一つが車であることを特徴とする位置推定システム。
【請求項3】
請求項1に記載の位置推定システムであって、
前記受信強度が前記移動距離の関数に比例するとして、前記移動距離に対する前記受信強度の測定値を用いて、パラメータフィッティングにより前記相対的位置関係の推定を行うことを特徴とする位置推定システム。
【請求項4】
請求項3に記載の位置推定システムであって、
前記関数が、前記移動距離の2次多項式の逆数であることを特徴とする位置推定システム。
【請求項5】
請求項3に記載の位置推定システムであって、
前記関数が、周囲の建造物の状況により切替えられることを特徴とする位置推定システム。
【請求項6】
請求項1記載の位置推定システムであって、
前記第1情報端末または前記第2情報端末の一つが車であるか車に搭載されており、
前記相対的位置関係の推定値に基づき、前記車の制御装置が該車の速度制御を行うことを特徴とする位置推定システム。
【請求項7】
請求項1記載の位置推定システムであって、
前記第1情報端末と前記第2情報端末の一方が撮影機能を有し、推定された前記相対的位置関係に基づき、他方の情報端末もしくは該情報端末を所持するユーザもしくは該情報端末を搭載した車の画像上の位置を推定することを特徴とする位置推定システム。
【請求項8】
請求項7に記載の位置推定システムであって、
サーバより取得した前記ユーザもしくは前記車の外観上の特徴情報を前記画像上の位置推定において併用することを特徴とする位置推定システム。
【請求項9】
請求項1記載の位置推定システムであって、
前記第1情報端末と前記第2情報端末の一方が撮影機能を有し、
他方の情報端末の角度方向から前記相対的位置関係を推定し、電波の受信強度からの前記相対的位置関係の推定値と併用することを特徴とする位置推定システム。
【請求項10】
請求項1記載の位置推定システムであって、
前記受信強度の最大の時点で、前記第1情報端末と前記第2情報端末の一方の情報端末の正面に位置する他方の情報端末を相手情報端末と推定することを特徴とする位置推定システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報端末を用いた位置推定システムに関する。
続きを表示(約 3,600 文字)
【背景技術】
【0002】
位置情報の取得に関する技術分野の背景技術として特許文献1がある。特許文献1では、ユーザの位置をGPS(Global Positioning System)による測位あるいは、近傍に設置された無線LAN(Local Area Network)のアクセスポイントの位置から位置を推定していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-351859号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の位置推定方法では位置推定に十分な精度が得られない場合がある。例えば、建物での反射でGPS電波が乱される場合や建物内で受信できない場合や、無線LANのアクセスポイントから遠く離れてしまった場合、あるいは、無線LANのアクセスポイントの電波を受信できない場合等である。高い位置推定精度が望ましいケースとしては、例えば、人や車の交通の多い場所でタクシーを呼んだ際など、相手の外観が分からず、また可能性のある人や車が複数あるケースなどがある。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑み、情報端末を用いた位置精度を向上させた位置推定システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、その一例を挙げるならば、位置推定システムであって、識別情報を伴った無線信号を送信する機能を有する第1情報端末と無線信号の受信強度を測定する機能を有する第2情報端末を備え、第1情報端末が送信する無線信号の受信強度を第2情報端末が測定し、第1情報端末と第2情報端末の少なくとも一方が移動距離を測定し、第1情報端末と第2情報端末の少なくとも一方が、移動距離に対する無線信号の受信強度の変化から第1情報端末と第2情報端末の相対的位置関係を推定するように構成する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、情報端末を用いた位置精度を向上させた位置推定システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1における位置推定システムの概略構成図である。
実施例1における乗客が道路脇でタクシー等の車を待っている状況での待ち合わせサポート動作を説明する図である。
実施例1における情報端末1Bが移動しない場合での情報端末1Aと情報端末1Bの位置関係を示す図である。
実施例1における情報端末1Bも移動する場合での情報端末1Aと情報端末1Bの位置関係を示す図である。
図3A、図3Bにおける移動線110Aに直交する垂直面に各要素を移動線110A方向に射影した投影図である。
実施例1における相対移動距離xに対する反射が無い場合の受信強度P
0
のプロファイルである。
実施例1における相対移動距離xに対する反射波も含めた受信強度Pのプロファイルである。
実施例1における最近接移動距離の推定値x
0E
の変化の様子を示す図である。
実施例1における相対移動距離xに対する反射波も含めた受信強度Pの測定値を示す図である。
実施例1における位置情報に対する加速度変化の制御例を示す図である。
実施例1における位置情報に対する速度変化の制御例を示す図である。
実施例1における情報端末の一例としてのHMDの外観構成例である。
図7の情報端末(HMD)の機能ブロック構成例である。
実施例1における待ち合わせサポートの制御フロー図である。
実施例1における測定時刻に対する受信強度を記録した内部データを説明する図である。
実施例1における測定時刻に対する移動距離を記録した内部データを説明する図である。
実施例1における相対移動距離に対する受信強度を記録した内部データを説明する図である。
実施例1における相対移動距離に対する最近接移動距離の推定値を記録した内部データを説明する図である。
実施例2における情報端末の表示画面上に相手情報端末の推定距離を表示する説明図である。
実施例2における情報端末の表示画面上に相手情報端末の推定位置にARオブジェクトのマークを表示する説明図である。
実施例2における情報端末の表示画面上に相手情報端末そのものを示すARオブジェクトのマークを表示する説明図である。
実施例2における情報端末1Bを含み移動線110Aに直交する垂直面で各要素の位置関係を示した図である。
図12Aにおける各要素を大地面111に鉛直方向に射影した位置関係を示す図である。
実施例3における車側のハードウェアの構成の説明図である。
実施例3における車側のハードウェアの他の構成の説明図である。
実施例3における情報端末の表示画面上に乗客の推定距離を表示する説明図である。
実施例3における情報端末の表示画面上に乗客の推定位置にARオブジェクトのマークを表示する説明図である。
実施例3における情報端末の表示画面上に乗客を示すARオブジェクトのマークを表示する説明図である。
実施例3における情報端末1Aを含み移動線110Bに直交する垂直面で各要素の位置関係を示した図である。
図15Aにおける各要素を大地面111に鉛直方向に射影した位置関係を示す図である。
実施例4における電波の反射に寄与する建造物の影響を評価する方法を説明するための説明図である。
実施例4における建造物の壁面の量に応じてフィッティング関数を切り替える説明図である。
実施例4における待ち合わせ場所までの距離に応じてフィッティング関数を切り替える説明図である。
実施例4における建造物の壁面の量によりフィッティング関数を切替える所定距離T
P
を切り替える説明図である。
実施例6における受信強度が最大となった時点で正面にきている車を待ち合わせている車として撮影することを説明する図である。
実施例6における正面位置で撮影した画像を情報端末の画面に表示し対象車の映像にマークを重畳表示することを説明する図である。
実施例7における相手情報端末1Aの位置が待ち合わせ場所からまだ遠く、情報端末1Cが無線信号を受信していない状態での情報端末1Cの表示画面である。
実施例7における手情報端末1Aが待ち合わせ場所に近づいてきて、情報端末1Cが無線信号を受信している状態での情報端末1Cの表示画面である。
実施例7における受信強度に従って表示を変える説明図である。
実施例7における位置不明であることを示す説明メッセージを表示する表示画面である。
実施例7におけるサービス切替え入力ボックスを表示する表示画面である。
実施例7における無線信号の受信強度に対応した音声通知の説明図である。
実施例7における無線信号の受信強度に対応した振動通知の説明図である。
実施例7における情報端末1Aでの表示画面である。
実施例8における情報端末1Cの相手情報端末画像の表示例である。
実施例8における情報端末1Cの地図表示画面に相手情報端末画像を重畳表示した表示例である。
実施例8における人物特定方法の変形例を説明する図である。
実施例8における情報端末1Cの相手情報端末1Aによる認識結果の表示例である。
実施例8における待ち合わせ対象人物の修正を行うための人物画像を列挙する表示形式である。
実施例8における情報端末1Aでの表示画面である。
実施例8における待ち合わせサポートの制御フロー図である。
実施例9における情報端末1Bの表示画面である。
実施例9における発光デバイスの光信号の送信情報の説明図である。
実施例9における待ち合わせサポートの制御フロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本発明の実施例について説明する。
【実施例】
【0010】
本実施例では、位置推定システムとして、乗客がタクシーを呼ぶ場合を想定し、それぞれの相手を確認するための待ち合わせサポートを行う場合の例について説明する。なお、以下の記述では、情報端末を単に端末と記述する場合がある。また、待ち合わせサポートを、単にサポートと記述する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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