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公開番号
2024156304
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-06
出願番号
2023070660
出願日
2023-04-24
発明の名称
反射型マスクブランク、反射型マスクブランクの製造方法、及び反射型マスクの製造方法
出願人
AGC株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G03F
1/24 20120101AFI20241029BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】吸収膜の開口パターンの加工精度を向上する、技術を提供すること。
【解決手段】反射型マスクブランクは、基板と、多層反射膜と、保護膜と、吸収膜と、ハードマスク膜と、をこの順番で有する。前記ハードマスク膜は、Y、Al、Hf及びPdから選択される少なくとも1つの元素X1を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基板と、多層反射膜と、保護膜と、吸収膜と、ハードマスク膜と、をこの順番で有する、反射型マスクブランクであって、
前記ハードマスク膜は、Y、Al、Hf及びPdから選択される少なくとも1つの元素X1を含む、反射型マスクブランク。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記ハードマスク膜の膜厚は10nm以下である、請求項1に記載の反射型マスクブランク。
【請求項3】
前記ハードマスク膜は前記元素X1の化合物を含み、前記元素X1の化合物はO、N、B、H及びCから選択される少なくとも1つの元素を含む、請求項1又は2に記載の反射型マスクブランク。
【請求項4】
前記ハードマスク膜は前記元素X1の化合物を含み、前記元素X1の化合物はRu及びCrから選択される少なくとも1つの元素を含む、請求項1又は2に記載の反射型マスクブランク。
【請求項5】
前記吸収膜は、Ir、Pt、Pd、Co、Ni、Os及びRuから選択される少なくとも1つの元素を含む、請求項1又は2に記載の反射型マスクブランク。
【請求項6】
前記保護膜は、Ru、Rh及びSiから選択される少なくとも1つの元素を含有する、請求項1又は2に記載の反射型マスクブランク。
【請求項7】
前記保護膜は、Rhを含有する、請求項1又は2に記載の反射型マスクブランク。
【請求項8】
前記保護膜は下層及び上層を有する多層膜であって、上層はRhを含む、請求項1又は2に記載の反射型マスクブランク。
【請求項9】
基板の上に多層反射膜と保護膜と吸収膜とハードマスク膜とをこの順番で成膜することを有し、
前記ハードマスク膜は、Y、Al、Hf及びPdから選択される少なくとも1つの元素X1を含む、反射型マスクブランクの製造方法。
【請求項10】
請求項1又は2に記載の反射型マスクブランクを準備することと、
前記ハードマスク膜に開口パターンを形成することと、
前記吸収膜に開口パターンを形成することと、
をこの順番で有する、反射型マスクの製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、反射型マスクブランク、反射型マスクブランクの製造方法、及び反射型マスクの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、半導体デバイスの微細化に伴い、極端紫外線(EUV:Extreme Ultra-Violet)を用いた露光技術であるEUVリソグラフィー(EUVL)が開発されている。EUVとは、軟X線及び真空紫外線を含み、具体的には波長が0.2nm~100nm程度の光のことである。現時点では、13.5nm程度の波長のEUVが主に検討されている。
【0003】
EUVLでは、反射型マスクが用いられる。反射型マスクは、ガラス基板などの基板と、EUV光を反射する多層反射膜と、多層反射膜を保護する保護膜と、EUV光を吸収する吸収膜と、をこの順で有する。吸収膜は、EUV光を吸収するだけではなく、EUV光の位相をシフトしてもよい。つまり、吸収膜は、位相シフト膜であってもよい。吸収膜には、開口パターンが形成される。EUVLでは、吸収膜の開口パターンを半導体基板などの対象基板に転写する。転写することは、縮小して転写することを含む。
【0004】
特許文献1に記載の反射型マスクブランクは、基板と多層反射膜と保護膜と吸収膜とハードマスク膜に相当するエッチングマスク膜とレジスト膜をこの順番で備える。吸収膜は、イリジウム(Ir)と添加元素とを含む。エッチングマスク膜は、クロム(Cr)と添加元素とを含む。Crに対する添加元素は、O、N、C、B及びHから選択される少なくとも1つである。エッチングマスク膜の材料として、CrN、CrO、CrC、CrON、CrOC、CrCN、及びCrOCNが例示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2022/138360号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
反射型マスクの製造方法は、レジスト膜の開口パターンをハードマスク膜に転写することと、ハードマスク膜の開口パターンを吸収膜に転写することと、を有する。ハードマスク膜の加工には第1エッチングガスが用いられ、吸収膜の加工には第2エッチングガスが用いられる。
【0007】
従来、ハードマスク膜と吸収膜は、その材料の組み合わせによっては、第2エッチングガスに対する選択比が不十分であった。そこで、吸収膜の加工時にその加工時間を確保すべく、ハードマスク膜を厚くすることが考えられる。
【0008】
ハードマスク膜を厚くすると、ハードマスク膜の加工時にその加工時間が延びる。従来、時間の経過とともにレジスト膜の線幅が細くなることがあった。これは、ハードマスク膜の加工時に、酸素ラジカルがレジスト膜の開口の側面をエッチングするからである。
【0009】
ハードマスク膜の加工時に時間の経過とともにレジスト膜の線幅が細くなると、ハードマスク膜の開口の側面が傾斜してしまう。そのような開口を有するハードマスク膜を用いて吸収膜を加工すると、吸収膜の開口の側面も傾斜してしまう。
【0010】
本開示の一態様は、吸収膜の開口パターンの加工精度を向上する、技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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