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公開番号2024155535
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2023070327
出願日2023-04-21
発明の名称測距装置及びプログラム
出願人日本信号株式会社
代理人弁理士法人朝日特許事務所
主分類G01S 7/4865 20200101AFI20241024BHJP(測定;試験)
要約【課題】光を走査して測距を行う測距装置において、従来よりも測距距離を長くする。
【解決手段】波長域ごとに異なる周期で強度変調させた光を物体に照射し、当該光が物体で反射したときの反射光の位相差を用いて当該物体までの距離を測定する。処理部14は、変調部12を制御して、R,G,Bの波長域ごとに異なる周期で強度変調したR,G,Bの各照射光を光源11から照射させる。次に、処理部14は、受光部13において光電変換されて蓄積された電荷量に基づいて、R,G,Bの位相差を用いてR,G,Bごとに距離を算出し、これらの距離の組を用いて現実の距離を求める。処理部14は、これらの処理を受光部13の撮像素子ごとに行うことにより、距離画像を生成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
波長域ごとに異なる周期で強度変調させた光を物体に照射し、当該光が物体で反射したときの反射光の位相差を用いて当該物体までの距離を測定する測距装置。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記光は拡散光である請求項1に記載の測距装置。
【請求項3】
前記周期は人の目の時間分解能よりも短い請求項1に記載の測距装置。
【請求項4】
前記波長域はR,G,Bに相当する波長域である請求項1に記載の測距装置。
【請求項5】
前記周期を変更可能とした請求項1に記載の測距装置。
【請求項6】
コンピュータに、
波長域ごとに異なる周期で強度変調させた光を物体に照射させ、当該光が物体で反射したときの反射光の位相差を用いて当該物体までの距離を測定させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、物体までの距離を測定する技術に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
物体に光を照射してその反射光を受光するまでの時間差を用いて、その物体までの距離を測定する技術が知られている。例えば特許文献1には、測距機能を搭載したレーザープロジェクタにおいて、タイムオブフライト方式で物体を光で走査して距離画像を生成する技術が開示されている。また、特許文献2には、光を変調させて通信を行う技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-62982号公報
特開2018-157390号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術は、長距離に存在する物体に対する測距の用途には適さない。また、特許文献2に記載の技術は、変調光を用いた通信に関するものであり、物体までの測距を目的とした技術ではない。
【0005】
本発明は、光を走査して測距を行う測距装置において、従来よりも測距距離を長くすることを目的の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、波長域ごとに異なる周期で強度変調させた光を物体に照射し、当該光が物体で反射したときの反射光の位相差を用いて当該物体までの距離を測定する測距装置を第1の態様として提供する。第1の態様の測距装置によれば、単一波長の光を用いた測距に比べて、測距距離を長くすることが可能となる。
【0007】
本発明は、前記光は拡散光である測距装置を第2の態様として提供する。第2の態様の測距装置によれば、広域な空間に対して短期間での測距が可能となる。
【0008】
本発明は、前記周期は人の目の時間分解能よりも短い測距装置を第3の態様として提供する。第3の態様の測距装置によれば、人の目に対するちらつきを抑制する。
【0009】
本発明は、前記波長域はR,G,Bに相当する波長域である測距装置を第4の態様として提供する。第4の態様の測距装置によれば、人の目には白色光に見えるようになるので、例えば車両のヘッドライトとして利用可能となる。
【0010】
本発明は、前記周期を変更可能とした測距装置を第5の態様として提供する。第5の態様の測距装置によれば、測距精度又は測距距離を調整することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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