TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024155286
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023069891
出願日
2023-04-21
発明の名称
包装用容器
出願人
株式会社エフピコ
代理人
個人
主分類
B65D
43/08 20060101AFI20241024BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】発泡樹脂製シートからなる容器本体に蓋を外嵌合する構成において、嵌合力を向上させて蓋の不用意な外れを防止する。
【解決手段】発泡樹脂製シートからなる容器本体1と、透明の樹脂製シートからなり、容器本体1に外嵌合される蓋2と、を備えた包装用容器であって、容器本体1は、底面部10と、底面部10から立ち上がる本体側面部11と、本体側面部11から外側に延びる頂面部12と、頂面部12から底面部10の高さより低い位置に延び、その下端部が容器を載置した際の接地部となるスカート部13と、を備え、スカート部13には内面側に向けて凹んだ本体嵌合部23が設けられ、蓋2は、本体嵌合部23に外嵌合する蓋嵌合部43を備え、頂面部12とスカート部13における本体嵌合部23よりも上側の部分とのうち少なくとも一方であって且つ本体嵌合部23に対応した位置に、外面側に向けて突出する嵌合補助凸部26が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
発泡樹脂製シートからなる容器本体と、透明の樹脂製シートからなり、容器本体に外嵌合される蓋と、を備えた包装用容器であって、
容器本体は、底面部と、底面部から立ち上がる本体側面部と、本体側面部から外側に延びる頂面部と、頂面部から底面部の高さより低い位置に延び、その下端部が容器を載置した際の接地部となるスカート部と、を備え、スカート部には内面側に向けて凹んだ本体嵌合部が設けられ、
蓋は、本体嵌合部に外嵌合する蓋嵌合部を備え、
頂面部とスカート部における本体嵌合部よりも上側の部分とのうち少なくとも一方であって且つ本体嵌合部に対応した位置に、外面側に向けて突出する嵌合補助凸部が設けられている、包装用容器。
続きを表示(約 120 文字)
【請求項2】
嵌合補助凸部は、頂面部における外側部分に設けられている、請求項1記載の包装用容器。
【請求項3】
嵌合補助凸部は、閉蓋途中に蓋嵌合部が当接する位置に設けられている、請求項1又は2記載の包装用容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、食品の収容に適した包装用容器に関し、特に、容器本体に蓋が外嵌合するものに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、発泡シートを熱成形することにより容器本体を形成し、その容器本体の外周側壁の上端側に本体側嵌合部を設け、この本体側嵌合部に蓋体側嵌合部が嵌合する構成が記載されている。
【0003】
しかしながら、外周側壁を下側に向けて長く形成する容器では、成形時において発泡シートが下側に大きく引き伸ばされることとなる。そのため、嵌合部の近傍における容器本体の強度が低下しやすく、嵌合力の不足が原因となって蓋体が外れやすいという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-74628号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
それゆえに本発明は、発泡樹脂製シートからなる容器本体に蓋を外嵌合する構成において、嵌合力を向上させて蓋の不用意な外れを防止することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る包装用容器は、発泡樹脂製シートからなる容器本体と、透明の樹脂製シートからなり、容器本体に外嵌合される蓋と、を備えた包装用容器であって、容器本体は、底面部と、底面部から立ち上がる本体側面部と、本体側面部から外側に延びる頂面部と、頂面部から底面部の高さより低い位置に延び、その下端部が容器を載置した際の接地部となるスカート部と、を備え、スカート部には内面側に向けて凹んだ本体嵌合部が設けられ、蓋は、本体嵌合部に外嵌合する蓋嵌合部を備え、頂面部とスカート部における本体嵌合部よりも上側の部分とのうち少なくとも一方であって且つ本体嵌合部に対応した位置に、外面側に向けて突出する嵌合補助凸部が設けられている。
【0007】
この構成によれば、容器本体を容器載置面に載置したとき、底面部ではなく、スカート部の下端部が容器載置面に接地することになる。即ち、底面部は容器載置面から上方に浮いた状態となり、スカート部が容器本体の脚として機能し、スカート部の下端部が容器を載置した際の接地部となる。そのため、容器本体が、あたかも膳のように見え、高級感を演出することができる。一方、頂面部あるいはスカート部の上部に、嵌合補助凸部が設けられている。そして、この嵌合補助凸部は、本体嵌合部に対応した位置に設けられている。そのため、発泡樹脂製シートからなる容器本体においてスカート部が下側に向けて長く延びた形状であっても、本体嵌合部の上側に対応した頂面部の部分やスカート部の上部の部分において強度不足が生じにくくなる。その結果、蓋嵌合部が本体嵌合部に確実に外嵌合し、十分な嵌合力を確保することができる。
【0008】
特に、嵌合補助凸部は、頂面部における外側部分に設けられていることが好ましい。この構成によれば、本体嵌合部に蓋嵌合部がより一層しっかりと外嵌合することになる。
【0009】
更に、嵌合補助凸部は、閉蓋途中に蓋嵌合部が当接する位置に設けられていることが好ましい。この構成によれば、容器本体に蓋を外嵌合させる際に、図12のように、蓋嵌合部が嵌合補助凸部に上から当接する。そのため、嵌合補助凸部に押されるようにして蓋嵌合部がスムーズに外側に開き、閉蓋作業がスムーズとなると共に、本体嵌合部に蓋嵌合部を確実に外嵌合させることができる。
【発明の効果】
【0010】
以上のように、頂面部とスカート部における本体嵌合部よりも上側の部分とのうち少なくとも一方であって且つ本体嵌合部に対応した位置に嵌合補助凸部が設けられているので、容器本体が発泡樹脂製シートから構成され且つスカート部が下側に長く延びた構成であっても、本体嵌合部に蓋嵌合部を確実に外嵌合させることができ、蓋の不用意な外れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社エフピコ
包装用容器
13日前
株式会社エフピコ
包装用容器
2か月前
個人
箱
4か月前
個人
ゴミ箱
4か月前
個人
包装体
5か月前
個人
収納用具
8か月前
個人
物品収納具
8か月前
個人
容器
1か月前
個人
土嚢運搬器具
17日前
個人
パウチ補助具
4か月前
個人
折り畳み水槽
5か月前
個人
掃除楽々ゴミ箱
9か月前
個人
開封用カッター
10か月前
個人
閉塞装置
2か月前
個人
コード類収納具
9日前
個人
ダンボール宝箱
5か月前
個人
チャック付き袋体
11か月前
個人
圧縮収納袋
5か月前
株式会社和気
包装用箱
1か月前
個人
ゴミ処理機
1か月前
個人
折りたたみコップ
11か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
9か月前
個人
チャック付き保存袋
10か月前
個人
粘着テープ剥がし具
9か月前
三甲株式会社
容器
7か月前
株式会社イシダ
箱詰装置
7か月前
個人
粘着テープ剥がし具
6か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
4か月前
個人
塗料容器用蓋
5か月前
三甲株式会社
蓋体
1か月前
株式会社イシダ
包装装置
4か月前
株式会社新弘
容器
4か月前
個人
粘着テープ切断装置
7か月前
三甲株式会社
容器
7か月前
株式会社新弘
容器
4か月前
個人
包装箱
2か月前
続きを見る
他の特許を見る