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公開番号
2024155175
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023069639
出願日
2023-04-20
発明の名称
撮像装置及び情報処理方法
出願人
京セラ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01C
3/06 20060101AFI20241024BHJP(測定;試験)
要約
【課題】広角でありながら長焦点光学系の解像度を有する画像を得ることが可能な撮像装置及び情報処理方法が提供される。
【解決手段】撮像装置(1)は、被写体(40)から到来する光を第1受光領域に結像させる第1光学素子(11)と、被写体から到来する光を第2受光領域に結像させる第2光学素子(21)と、第1光学素子から第1受光領域の外に向かって進行する光の少なくとも一部を反射して第1受光領域の中に向かって進行させる第3光学素子(12)と、第2光学素子から第2受光領域の外に向かって進行する光の少なくとも一部を反射して第2受光領域の中に向かって進行させる第4光学素子(22)と、第1受光領域の重畳画像と第2受光領域の重畳画像に少なくとも反転及び結合を含む変換処理を実行し、変換処理が実行された重畳画像の比較によって被写体の視差を算出するコントローラ(14)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被写体から到来する光を第1像として撮像素子の第1受光領域に結像させる第1光学素子と、
前記被写体から到来する光を第2像として前記撮像素子の前記第1受光領域に隣接する第2受光領域に結像させる第2光学素子と、
前記第1光学素子から前記第1受光領域の外に向かって進行する光の少なくとも一部を反射して前記第1受光領域の中に向かって進行させる第3光学素子と、
前記第2光学素子から前記第2受光領域の外に向かって進行する光の少なくとも一部を反射して前記第2受光領域の中に向かって進行させる第4光学素子と、
前記第1受光領域の重畳画像と前記第2受光領域の重畳画像に少なくとも反転及び結合を含む変換処理を実行し、前記変換処理が実行された重畳画像の比較によって被写体の視差を算出するコントローラと、を備える、撮像装置。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
第5光学素子及び第6光学素子の少なくとも1つを備え、
前記第5光学素子は、前記第3光学素子に対向するように配置され、前記第1光学素子から前記第1受光領域の外に向かって進行する光の少なくとも一部を遮光し、又は、反射して前記第1受光領域の中に向かって進行させ、
前記第6光学素子は、前記第4光学素子に対向するように配置され、前記第2光学素子から前記第2受光領域の外に向かって進行する光の少なくとも一部を遮光し、又は、反射して前記第2受光領域の中に向かって進行させる、請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記コントローラは、算出した視差の方向に基づいて、前記第1光学素子又は前記第2光学素子のみを介して撮像された被写体像と、前記第1光学素子と前記第2光学素子を除く光学素子を介して撮像された被写体像と、を分離する、請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項4】
被写体から到来する光を第1像として撮像素子の第1受光領域に結像させる第1光学素子と、前記被写体から到来する光を第2像として前記撮像素子の前記第1受光領域に隣接する第2受光領域に結像させる第2光学素子と、前記第1光学素子から前記第1受光領域の外に向かって進行する光の少なくとも一部を反射して前記第1受光領域の中に向かって進行させる第3光学素子と、前記第2光学素子から前記第2受光領域の外に向かって進行する光の少なくとも一部を反射して前記第2受光領域の中に向かって進行させる第4光学素子と、コントローラと、を備える撮像装置が実行する情報処理方法であって、
前記コントローラが、
前記第1受光領域の重畳画像と前記第2受光領域の重畳画像に少なくとも反転及び結合を含む変換処理を実行し、
前記変換処理が実行された重畳画像の比較によって被写体の視差を算出する、情報処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、撮像装置及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、1台の撮像装置で距離算出用の画像及び表示用の画像の両方を撮像可能にするシステムが知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-289305号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
1つの撮像素子の中に距離算出用の2枚の画像をそれぞれ撮像する領域が設けられる場合、各領域で撮像される画像の画素数が少なくなる。また、各領域で撮像される画像の広角化が難しくなる。その結果、撮像画像に基づく距離の算出精度が低くなる。そのため、特許文献1の技術は、遠方の撮影画像と広角画像とを高い解像度で同時に得ることができない。
【0005】
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、広角でありながら長焦点光学系の解像度を有する画像を得ることが可能な撮像装置及び情報処理方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本開示の一実施形態に係る撮像装置は、
被写体から到来する光を第1像として撮像素子の第1受光領域に結像させる第1光学素子と、
前記被写体から到来する光を第2像として前記撮像素子の前記第1受光領域に隣接する第2受光領域に結像させる第2光学素子と、
前記第1光学素子から前記第1受光領域の外に向かって進行する光の少なくとも一部を反射して前記第1受光領域の中に向かって進行させる第3光学素子と、
前記第2光学素子から前記第2受光領域の外に向かって進行する光の少なくとも一部を反射して前記第2受光領域の中に向かって進行させる第4光学素子と、
前記第1受光領域の重畳画像と前記第2受光領域の重畳画像に少なくとも反転及び結合を含む変換処理を実行し、前記変換処理が実行された重畳画像の比較によって被写体の視差を算出するコントローラと、を備える。
【0007】
(2)本開示の一実施形態として、(1)において、
第5光学素子及び第6光学素子の少なくとも1つを備え、
前記第5光学素子は、前記第3光学素子に対向するように配置され、前記第1光学素子から前記第1受光領域の外に向かって進行する光の少なくとも一部を遮光し、又は、反射して前記第1受光領域の中に向かって進行させ、
前記第6光学素子は、前記第4光学素子に対向するように配置され、前記第2光学素子から前記第2受光領域の外に向かって進行する光の少なくとも一部を遮光し、又は、反射して前記第2受光領域の中に向かって進行させる。
【0008】
(3)本開示の一実施形態として、(1)又は(2)において、
前記コントローラは、算出した視差の方向に基づいて、前記第1光学素子又は前記第2光学素子のみを介して撮像された被写体像と、前記第1光学素子と前記第2光学素子を除く光学素子を介して撮像された被写体像と、を分離する。
【0009】
(4)本開示の一実施形態に係る情報処理方法は、
被写体から到来する光を第1像として撮像素子の第1受光領域に結像させる第1光学素子と、前記被写体から到来する光を第2像として前記撮像素子の前記第1受光領域に隣接する第2受光領域に結像させる第2光学素子と、前記第1光学素子から前記第1受光領域の外に向かって進行する光の少なくとも一部を反射して前記第1受光領域の中に向かって進行させる第3光学素子と、前記第2光学素子から前記第2受光領域の外に向かって進行する光の少なくとも一部を反射して前記第2受光領域の中に向かって進行させる第4光学素子と、コントローラと、を備える撮像装置が実行する情報処理方法であって、
前記コントローラが、
前記第1受光領域の重畳画像と前記第2受光領域の重畳画像に少なくとも反転及び結合を含む変換処理を実行し、
前記変換処理が実行された重畳画像の比較によって被写体の視差を算出する。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、広角でありながら長焦点光学系の解像度を有する画像を得ることが可能な撮像装置及び情報処理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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